薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

月刊仙人life 9月号 2023

 

 

柿酢を濾す9

 

 

皆様こんにちは、ぺんたんです

 

6月の高知旅

おじさんのお陰で全部すっ飛んじゃった!

そう思っていたけれど

ぼつぼつとブログにアップする事で

楽しかった日々を取り返せた気がした・・・

 

 

 

 

柿酢11ヶ月

 

 

昨年10月に仕込んだ柿酢を濾してみました

2021年度産は2ヶ月ぐらいで濾してしまったので

2022年度産は11ヶ月寝かせましたよ

もう1ヵ月置けば1年じゃん!と思うんですが

そろそろ柿も出始めたので容器を空けて今年の柿酢作りに備えないとね

 

11ヶ月ものはこんな感じです↓

 

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柿酢11ヶ月後

 

まっ茶っ茶

上部は分厚い酢酸菌膜で覆われてますね

気温の高い日などは

そばを通ると

ぷ〜〜ん

と 酢の匂いが漂ってきます

柿酢がね「ここにいるよ」とアピールしてきているみたいで

よしよし

と 覗き込んでみたり

 

キッチンペーパーを外してみると

 

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上から見たところ


不思議な世界

 

ザルに濾し袋をセットして

ドバドバっ

 

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濾す


ドロドロですが

直ぐにも

ポタポタ

と落ち始めます

 

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柿酢

 

2ヶ月で濾した時より茶色いです

味もこちらのが酸味が強い気がします

 

瓶に詰めて

蓋はしないで

またキッチンペーパーで覆っておきましょう

 

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濾して寝かせる


酢酸菌がイキイキできるよう今回も絞りまくって

瓶には濾した後のカスも少量入れておきました

 

残りのカスは

糠床へ

堆肥作りへ

 

2022年度産の

美味しい「にごり柿酢」が出来ました♪

 


*2022年の柿酢作り

www.senninlife.com

 

 

*2021年の柿酢作り

www.senninlife.com

 

 

 

 

 

らんまん

 

朝ドラ「らんまん」

遂に完結です!

 

思えば5年前

沈下橋を渡りたくて高知に行った時

「朝ドラに牧野富太郎を!」という会のポスターか何かがあって

私はそこに署名をしてきたのです‼︎

 

多くの署名が集まってこの4月に放送スタート

そして私は6月に念願の牧野植物園へ

 

朝ドラをこんなに一生懸命見たのは初めてで

でも、始まる前は

大丈夫かなぁ

お茶の間が不愉快にならないかなぁ

いくら立派な植物博士とはいえ

重婚だし

借金まみれだし

家賃払えなくて夜逃げの回数も半端ないし

 

でも お見事ですね、作家の長田育恵さん

牧野富太郎という人物の人生の根幹をしっかり取り入れ

余分な枝はばっさり切り落とし

「牧野万太郎物語」という素晴らしいフィクションに創り上げている

 

さまざまな史実、発見、研究、発表

牧野富太郎を取り巻く人たちは

どの人にスポットを当てても主役になりうる様なドラマチックな人達ばかり

専門的な植物学の世界も

視聴者にとって難しくなり過ぎないよう

貧乏生活さえもコミカルに

植物と登場人物を結びつけながら

優しく朗らかな物語が作られている

 

長屋の文学青年が坪内逍遥がモデルだとは最終週まで気が付かなかったけれど

(「早稲田に演劇の博物館を」というセリフで初めて気づいた)

スエコ、畑野、藤丸を始めとして全ての登場人物がとても愛おしい存在だ

長田育恵さん(早稲田大学出身)は脚本だけでなく、劇作家でもあるそうなので、彼女の舞台作品も是非観てみたい!

 

 

そして

神木隆之介さんが

文句なくすんばらしい!!!

牧野万太郎役が神木くんでよかった

緻密で繊細な演技

笑わせて頂きました

泣かせて頂きました

長田育恵さんとのコンビは最高でした♡

 

惜しむらくは

主題歌がこの作品、作家、主役の力量と釣り合っていない事

理解できていない事かな、、(などと偉そうに、、)

 

 

幕末から明治、大正、昭和と

日本の国の変貌も興味深く

その変貌していく時代にも揺るがず

ひたすら自身の植物研究を貫いた人

 

「フィールドの人」と言われている牧野博士

日本中で植物採集会を開き

多くの人に植物の知識を惜しげもなく与えた

 

博士は人々の心にもたくさんの種を蒔いたんですね

 

私も誰かの心に残るような種を撒けたら

次の世代へと受け継がれていくように種を撒けたら

そんな仕事が出来たらいいな

と思いながら

牧野植物園で買った博士の植物絵図カレンダーを見つめている

 

 

 

www.senninlife.com

 

 

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自然界便り

 

 

 

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タマスダレ

 

垣根に植えたタマスダレが満開♡

 

 

 

 

田んぼのシラサギくん

 

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あっち向いて

 

 

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こっち向いて



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ヒューン〜〜〜




 

 

編集後記

 

 

旅の記事を書いている間も

まだまだおじさんの後始末に振り回されていて

ブログの中でるんるんと高知を楽しんでいる私と

現実の私とのギャップが

何か奇妙で

 

8月、9月と2ヶ月かけてアップした高知旅の記事

お付き合いくださった皆様 ありがとうございました♪

 

やっと

秋の気配が〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徳島 かずら橋へ〜

 

かずら橋、二重かずら橋を渡る

 

 

高知の旅を終え、徳島へ

今回、もう1ヶ所どうしても訪れたい場所がありました

 

実は私ぺんたんは「吊り橋」が大好き!

このブログのタイトルバックに使っている写真も吊り橋から撮ったものなんです

天竜川にかかる「峰之澤橋」

この日は雨で霧がかかり、なんとも言えぬ不思議な世界に紛れ込んだような気分でした

 

寸又峡「夢の吊り橋」も、奈良十津川村の「谷瀬の吊り橋」も

それから5年前に四万十に行った時にはたくさんの沈下橋を渡り

有名な吊り橋じゃなくても、山道の途中に小さな吊り橋があったりするとめちゃくちゃテンションが上がります

 

11年前、初めて四国に足を踏み入れた時も

「祖谷(いや)のかずら橋」にどうしても行きたくて

でね、その時行ったんですよ「祖谷のかずら橋」

でも、奥祖谷「二重かずら橋」には行けなかったんです、かずら橋のかずらの架け替え中で、、

リベンジ!

 

11年ぶりの祖谷渓の景色です

小便小僧も相変わらずで

緑が 青が 美しいです

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祖谷渓 小便小僧

 

 

この小便小僧は地元の子供たちが岩端で度胸試しをしたことにちなんで立てられたとか

小便小僧の遥か下には祖谷渓の景色が広がります

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祖谷渓



 

小便小僧までの道沿いに

マルバマンネングサを見つけました

牧野公園で見た時よりも何故か親近感を感じます

「あのね、朝ドラに登場してしまったから、君はすっかり有名草だよ」

 

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マルバマンネングサ

 

 

 

 

かずら橋

 

変わらない祖谷渓の美しさとは裏腹に

11年ぶりに訪れた祖谷は随分と変わってしまっていました

泊まった宿も外国からのお客様で溢れ、スタッフにも大勢の外国人

英語や中国語が飛び交いまるで海外旅行に来たような気分です

前回訪れた時に感激したあの一品一品に手が込んだ日本料理は消え失せ

肉料理やチーズを使ったトマト鍋等に・・・

 

残念な想いは拭えませんが

決して手抜きをしている訳ではなく

何かを捨てて

何かを取り込んで

必死にこの地で、この温泉を守っていこう!

という意気込みを感じました

 

 

小便小僧までの早朝散歩を終え

さぁ!まずは「かずら橋」へ

 

こちらも随分と様変わりしています

広ーい駐車場が完備され、お土産ショップも

 

あ、、見えて来ましたよ

「かずら橋」

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かずら橋

 

かずら橋はその名の通り「かずら」を採集して作られています

今は観光用になってしまっていますが、昔は普段の生活に使われていた様です

3年に1度、かずらを取り外して新しいかずらで架け替えられます

架け替えには1ヶ月ほどかかるとか、、

 

足元のさな木の幅が広くて下に流れる川がよく見えます

落ちない!とわかっていても結構迫力がある吊り橋です

11年前の記憶をたどると

確か、チケット売り場には「返金できません」と書かれています

つまり、チケットを買って渡ろうとした人が怖くて渡れなくて「やーめた!」と言っても返金しませんよ、と言う意味です

 

階段を降りてびっくり!

すっごい人だかりで、チケット売り場に到達できません

人混みをかき分けかき分けチケット売り場へ

「あー日本人のお客さんですか、、今日は中国人の団体さんが4組も入っていてね〜」と売り場のおじさん

 

橋の上は大賑わい

中国人の添乗員が写真を撮ったりして叫んでます

中国人の団体グループに続いて私も渡ります

 

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かずら橋

 

幅も結構広いので、皆、右か左かどちらかのかずらの欄干に捕まって渡ってます

かずらの欄干はガサガサチクチクして捕まりにくいので安定感もありません

そしてかずら橋は一方通行、戻ってきてはいけません

人が多いと結構揺れます

11年前もいざかずら橋を目の前にしたら「怖い〜」と思いましたが

今回もやっぱり「怖い〜」と思いながら渡りました(笑)

スマホを落とすといけないので、橋の上での写真は自粛

 

渡り終え、振り返って撮影

パシャリ

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かずら橋

 

 

 

橋の近くには涼しげな

びわの滝

 

びわの滝

 

 

 

 

 

 

二重かずら橋

 

そして、11年前のリベンジ!

奥祖谷の「二重かずら橋」です

 

これが、、遠かった

かずら橋から1時間以上

ひたすら山道

 

その甲斐あって

こちらは静か〜〜

チケット売り場のおじさんはテレビ見ながら昼寝してました(笑)

 

「男橋と女橋があるから、男橋から渡ると良いよ」と教えてくれました

 

階段を降りて男橋が見えてきました

 

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二重かずら橋 男橋

 

 

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男橋

 

 

のんびりと男橋を渡り

橋の下から写真をパシャリ

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男橋の下から

 

 

 

続いて女橋です

こちらは橋幅も狭く、両手を横に広げると左右の欄干に手が届きます

川からの高さも低めです

 

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二重かずら橋 女橋

 

 


足元のさな木の幅はどのかずら橋も同じです

ぺんたんの足と一緒に写真撮影

足のサイズは23㎝

 

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橋の隙間

ね、結構隙間が空いてるでしょ

間近で見ると、下が見え過ぎて怖いのよ

 

余裕が出来てきたので

女橋からの景色(かずらの欄干も)、男橋を撮ってみました

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女橋からの景色

 

 

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女橋から男橋を撮る

 

 

 

念願の二重かずら橋を渡り帰路へ

しっかし、奥祖谷は本当に奥深く

ここから山道を抜けるのにめちゃくちゃ走りました

途中、休憩する所もないし

どこまで行っても山道でカーブの連続

疲れた〜〜

 

 

旅の最後に

「阿波和三盆 岡田製糖所」で阿波和三盆を買いました!

 

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阿波和三盆 岡田製糖所

 



ひたすら歩いた高知と徳島の旅

映えるスィーツが登場する事もなく

エステの話が出る事もなく

オシャレなカフェの紹介もなく

女子力の低い

これがいつもの私の旅です(笑)

 

高知①〜⑥、そして徳島編と長々とお付き合いいただきありがとうございました

 

6月の旅の記事をやっと書き終え

さて9月22日からはF1日本グランプリに行って参りまーーす❗️

高知⑥ お酒編

 

スエコザサを使ったマキノジン

 

 

高知を出る前に絶対に買っておきたいもの

それは・・・

 

ダバダ!

四万十、無手無冠(むてむか)の栗焼酎です

 

5年前、四万十に行った時に飲んで美味しかったので、今回も絶対買って帰ろう!と決めていたのですが、

牧野植物園や牧野公園をウロウロしていた私は、一切お目にかかれず

牧野植物園近くでダバダを買えるところ、、を検索した結果

ありました!

 

近藤酒店

kondosaketen.com

 

即座にナビに入れてGOーーー

 

 

 

栗焼酎 

 

近藤酒店は立派な酒店で、中に入ると凄い量の酒類、品揃え抜群です♪

愛想の良い女将さんが

「何をお探しですか?」と仰るので

「ダバダを」と答えると

「自分用?お土産用?」

「両方、、」

「お土産用には定番のダバダね、自分用にはぜひこれを飲んで欲しいわ」と勧められたのがこちら↓

 

《 しまんと地栗とかおり米 》

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しまんと地栗とかおり米

 

女将さん曰く「ダバダと同じ『無手無冠』が作っていてね、お米と栗の焼酎なの、美味しいって評判だから是非飲んでみて」

ぺ「試飲はできませんか?」

女将「あーごめんね、試飲はなくて、、」

 

試飲は出来なかったけれど、ここはひとつ女将の言葉を信じて買ってみた

 

そして8月の盆休みについに封を開け

 

ほわんほわん

 と優しい香り〜

 

どくどく 

 どくどく

 

氷を入れたグラスに注ぎロックで

 ゴクリ

 

う〜ん、お米と栗の甘味がほんのりして

確かに焼酎なんだけど、焼酎と日本酒をミックスしたような風味で

さっぱりして

 飲みやすい

  恐ろしく飲みやすい

 

 

そしてもう1本、一緒に購入した

《 ダバダロゼ 》

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ダバダロゼ

 

これも、前回四万十に行った時に美味しかったので買ってきた

これは「ダバダ火振」に無農薬栽培の紫芋を浸漬して作ってある

紫芋の色が映えて美しい焼酎

一見甘そうに見えるけれど

いやいやしっかり焼酎の味わい

ワイングラスに注いで頂けばパーティ気分でピザやパスタにもバッチリ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本酒 

 

近藤酒店では栗焼酎ダバダを買ってきたけれど

高知の日本酒は高知①、高知②の記事で紹介した

「自由は土佐の山間より」

船中八策

どちらも司牡丹酒造のお酒

 

そしてどちらも同じ「純米 超辛口」

 

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自由は土佐の山間より

 

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船中八策

 

ぺんたんは、どこかへ出かけたら必ず地酒を頂きます

ふふふ♪

その時「何かオススメの地酒はありますか?」と尋ねるのですが

大体こんな返事が

「○○酒がフルーティで甘く女性向けのお酒です」

思わず心の中で叫びます

(全ての女性がフルーティな甘口を好むと思うなよ!!!)と

そして

「いえ、純米の辛口でオススメがあれば、、」と問い直す

ま、最近では、最初からこれを言うようにしてますけどね、、

 

上記の2酒はどちらもぺんたんの希望を叶えてくれた日本酒です

2酒同時に飲んだ訳ではないので、微妙な違いが今ひとつわかっていませんが

最初の日に「自由は土佐の山間より」を飲んだので、インパクトが強いです

口に含むとお米の甘味をしっかりと感じるのですが、あと味がスッキリ、サッと引いて行く感じで全く後に残りません

なので

もういっぱい

 もういっぱい

と、どれだけでもいけてしまいます

食事の邪魔をしないお酒ですね

 

ぺんたん的には、もう少し余韻が残るほうが好みですが、、

 

 

上述のダバダも

この日本酒も

飲み過ぎ注意!です

 

 

*自由は土佐の山間より

www.senninlife.com

 

 

船中八策

www.senninlife.com

 

 

 

 

クラフトジン 

 

さて、高知に行く前に予習をしていったのは牧野公園や植物園だけではありません!

こちらもちゃんと予習していきましたよ

 

マキノジン

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マキノジン

 

これは牧野博士が愛妻スエコさん亡き後に、その名前をつけた「スエコザサ」が入ったクラフトジンです

牧野富太郎氏のご実家は造り酒屋「岸屋」

その岸屋の跡地を司牡丹酒造が譲り受けたそうですが

その旧岸屋の跡地で発見された蒸留機を使って作られたジン

この蒸留機は10年ほど使っていなかったもので、1983年製だそうですよ

 

スエコザサをジンに使うにあたり

牧野公園のスエコザサを譲ってもらい、育て

司牡丹酒造の焼酎「大土佐」で作ったジン

こんなボタニカルが入っているそうです

 

  • スエコザサ
  • グァバ葉
  • カヤの木
  • イエルバブエナ(キューバミント)
  • レモングラス
  • ブシュカン果皮
  • ジュニパーベリー

 

「作っても直ぐに売り切れてしまう」と書かれていたので

高知で買えるかどうかドキドキでした

 

でも

佐川町を訪れたあの日、酒蔵の道に司牡丹酒造のお店があり

店内には「入荷しました!」と書かれたマキノジンが!

 

「試飲できますか?」

「いえ、できません」

「マキノジン、どんなお味でしょう?」

「さぁ、私は飲んだ事がないので、」

と、この時の女性店員さんは随分テンションが低くて、、

それでも、予習してきた「マキノジン」が買えて大満足のぺんたんです♪

 

そして、こちらも

8月の盆休みに〜〜

 

シュパッ!

 

まずは、氷を入れてロックで

香は〜?

口に運ぶと・・・

「うわッ!何これっ!アルコール臭が、、」

飲み終えた後に僅かに甘みは感じるのですが、、

 

 

私は多くの薬膳酒を作って来ました〜

そして、薬膳酒のワークショップも開いてきました〜

ワークショップにいらしてくださったお客様に必ず言うのです

「薬酒は3ヶ月ぐらい置いてから飲んでくださいね。でも1ヶ月後、2ヶ月後に必ず味見をしてみてください。そうすると味の変化がわかり、薬酒が熟成されて行く過程がよくわかりますから」と

お客様からのお返事は

「1ヶ月経ったので、飲んでみました。ぺんたんさんのところで飲んだのと全然違います、まだ辛いし、アルコールの匂いもキツいです」

 

そうです、このマキノジンのアルコール臭は、熟成されていない未熟な薬酒を飲んだ時の、あの匂いと同じです!

 

楽しみにしていたマキノジン

大変残念な結果となってしまいました

 

なんとかならんのか、、これは、と思いながら

「ジン」とは何ぞや?と今一度調べてみました

 

 

《 ジン 》

 

  • 蒸留酒にジュニパーベリーを主とするボタニカルで香りづけして再蒸留したもの
  • ジュニパーベリーとは「セイヨウネズ」という針葉樹の果実を乾燥させたもの
  • ジュニパーベリーは元々は「生薬」として、水で煮出して薬用飲料としてヨーロッパ等で使われていた。コレラチフス、外傷など
  • 蒸留技術の発展、伝来により、蒸留する事で効果が上がり薬用蒸留酒として飲まれるようになった

 

ジュニパーベリーは和名を杜松子(としょうし)、杜松実(としょうじつ)と言って和漢薬にも使われているらしい

その効能は:解毒作用、利尿作用、発汗作用、抗菌殺菌作用など

 

ジュニパーベリーを水で煮出す、というのは薬湯と同じ、つまり薬膳茶や漢方薬と同様の使い方

そして、蒸留酒にジュニパーベリーを加えて再蒸留して効能を高める、というのは薬膳酒と同じ

ただ、薬膳酒は蒸留酒に中薬を浸漬して熟成させるけれど、ジンは違う

ジンは、ジュニパーベリーを含めた様々なボタニカルを混ぜ合わせ再蒸留させる

けれど、再蒸留の方法は作り手によってそれぞれで

 

  • ボタニカルを蒸留酒に浸漬してから再蒸留する(浸漬する時間の長さはそれぞれ違う)
  • 浸漬せずに、蒸気の通り道にボタニカルを吊るし再蒸留する
  • 再蒸留した後、しばらく熟成させてから完成させる場合も

 

など、様々

もちろん、混ぜ合わせるボタニカルも様々

つまり、再蒸留の方法や、ボタニカルの組み合わせ方で色々なジンが生まれる

作り手の腕の見せどころだ!

 

なんだか面白いじゃないですか♡

 

ここで重要だと思うのは

「ジンはジュニパーベリーを主とするボタニカルで香りづけしたもの」ですよ

 

「香り」

つまり中医学で言うならばこれは『芳香化湿薬』と言って良いでしょう!

「芳香化湿薬」は、香りによって湿を取り、体内の巡りをよくし、鬱も改善する

「湿」とは、体内に溜まる痰飲、つまり汚い水、ドロドロになった液体の事

そして

「化湿」とは、このドロドロの汚染水を浄化し、クリーンで良質な液体に戻し再利用する事

 

 

ムフフフフ

妄想が膨らんできましたよ

だって「牧野植物園の薬用植物区」には

「化湿」に役立つ植物がいっぱいあったじゃないですか❗️

そしてここは高知ですよ!

 

もしも、私がジンを作るなら「マキノジン」にこんなものをプラスしてみたい

 

  • 高知産の生姜
  • 常山(薬用植物区)
  • 厚朴(薬用植物区)
  • 甘草(薬用植物区)

 

ジュニパーベリーやブシュカンの効能にこれらを加えて更に効能アップ⤴️

マラリア対策に良さげな薬用ジンが出来そうです〜(笑)

 

でも、これじゃ香り豊かなジンにはなりそうにない⁈

長野の養命酒工場で飲んだあのクラフトジン「香の森」「香の雫」にはとてもとても及びそうにないな

 

さて、残りの「マキノジン」

どうしようか?

 

うん、大丈夫!

我が家には50種類以上の薬酒があるじゃない

これで、ジンのオリジナルカクテル薬酒を作って楽しみましょう〜♪♪♪

 

 

 

 

*マキノジン

 

 

 

 

養命酒「香の森」「香の雫」のお話はこちら

www.senninlife.com

 

 

*「薬用植物区」(この写真が常山)

www.senninlife.com

高知⑤ 牧野植物園③温室編

 

見たことない植物たちがいっぱい

 

 

 

牧野植物園③温室編

 

 

こちらは南の果て「温室」です

 

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牧野植物園 温室

 

 

入ってすぐ、上を見上げると

こんな感じ

 

温室「みどりの塔」

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温室の入り口からみどりの塔を見上げる

牧野植物園さんのインスタによれば、このみどりの塔に「オオイタビ」が生えているそうです

朝ドラ「らんまん」に登場した「愛玉子(オーギョーチ)」は、この「オオイタビ」の変種なんだそうですよ

 

 

さぁ!

 

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Let's go!

 

 

あっちにも

  こっちにも

珍しい植物ばかり

 

背の高いものも多いので

 ひたすら見上げ

 

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シマオオタニワタリ




「咲いてます」とあるので

必死に見上げて探します

 

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アンスリウム・ウィッタリイフォリウム

「咲いてます」ってかいてなかったら絶対!気が付かない‼︎

 

 

同じく見上げて花探し

さっきのと似てるので今度は直ぐに見つけました♪

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アンスリウム・ウェンドリンゲリ

 

 

 

でかい‼︎

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ナツメヤシ

このナツメヤシの実が「デーツ」

薬膳素材の「なつめ(大棗)」のそっくりさん

でも木は全然似てないのね!

 

 

上ばかり見上げていてはいけません

足元にも

美しい植物たちがいっぱい

ほら

  ほら

 

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スパティフィラム属の1種

 

 

 

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アロカシア・クプレア

 

 

 

うわー

初めて見る「バナナの花」です♪

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バナナの花



鉢物もあちこちに

これはもう芸術品ですね!

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パフィオペディルム・モーディエ

 

 

 

相当上を見上げてます

首が痛い

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パパイヤの実

 

 

 

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ツルラン






これが、バニラ

美味しそうな香りが~~

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バニラ・プラニフォリア

 

 

 

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リンコレリア・ディグビアナ

 

 

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エピデンドルム・ファルカツム

 

 

これはめちゃくちゃ可憐!

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エリデス・クラッシフォリア

 

 

 

上すぎて、、写真撮るのも必死

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ムサ・ウェルティナ





美味しそう♡

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カカオ



めっちゃデカい!

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パラミツ




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アカキナノキ

 

 


 祇園精舎の鐘の声

 諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色

 盛者必衰の理をあらはす

残念!花は咲いてなくて、、

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サラソウジュ

 

 

可愛い♡

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マレーフトモモ

 

 

透き通ってる

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ミズレンブ





無憂樹 こちらも沙羅双樹と同様「仏教三大聖樹」

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ムユウジュ





 

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ランバイ

 

 

 

イランイラン

ほんとにいい香り!

癒される〜〜♪

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イランイランノキ

 

 

 

鮮やか!

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ヘリコニア属の1種




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ジャボチカバ

 

 



上から見たオオオニバス

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オオオニバス

手前の小さい唇みたいなのがグングン広がって大きいオオオニバスになる

インスタ見たら

夏休みにはベイビーたちがこのオオオニバスに乗ってました

 

 

下から見たオオオニバス

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オオオニバスを下から見ると

 

オオオニバスの説明はこちら

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オオオニバスの説明写真

 

 

見惚れてしまう♡

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ホザキアヤメ属の一種

 

 

先っぽに咲いてる!

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リプサリス属の1種

 

 

横に長すぎて写真が撮れない

2枚目の写真のずっと先に1枚目の花が咲いてるんです

(パノラマで撮るべきだった⁈)

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デンドロビウム・ストラティオテス

 

妖艶~~

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アリストロキア・トリカウダタ



 

 

かなり毒毒しい色合いで

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ツンベルギア・ミソレンシス

 

 

温室内はこんな感じです

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温室内



上にも下にも

右にも左にも

ぎっしりと

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温室内



はぁーーーーッ
温室をたっぷり楽しんで

1日中歩き回った牧野植物園ともお別れです

 

今回、高知に来る前に予習として「われらの牧野富太郎!」を読んだり

牧野植物園さんのインスタをフォローしたり・・・

でも、やはりここに来る前に見ていたインスタは今ひとつピンと来なかったんです

けれど、帰ってから見るインスタはひと味もふた味も違います

牧野植物園さんのインスタはとても丁寧で

ムジナモの開花の様子が見れたり

オオオニバスが大きくなって行く様子が見れたり

「らんまん」で取り上げられた植物たちの、ドラマとは違った本当の「経緯」とかも詳しく書かれていて

見ても読んでも面白いです♪

植物好きな方はぜひフォローしてお楽しみください!



長年の念願だった牧野植物園を後に
高知にも別れを告げて徳島へ

 

高知で食べた「田舎ずし」美味しかったなぁ〜〜〜

茗荷やこんにゃく、カブのお寿司

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高知 田舎ずし

 

 

いや、ちょっと待って

まだ高知でするべき事が残ってる

重要なミッション!

 

いざ!

 

高知⑥に続く・・・

 

 

 

牧野植物園①はこちら

www.senninlife.com

 

 

牧野植物園②はこちら

www.senninlife.com

高知④ 牧野植物園②薬草編

 

中薬の宝庫へ

 

 

 

②牧野植物園 薬草編

 

 

ついに辿りつきました!

牧野植物園の北の果て「薬用植物区」です

 

ウィーン ウィーン

 ウィーン  ウィーン

 

雑草を刈ってお手入れ中です

お手入れをされている数名の作業員の方以外は

誰一人見当たりません、、(笑笑)

 

どうやら「薬用植物区」は、私ぺんたんの貸切となっているようです

 

早速、目に入ってくる薬草たちに大興奮のぺんたん

 

登って降りて

 右へ 左へ

   駆け回り 

     駆け回り

 

撮りまくった写真をここにアップ致しますが

この記事には

全58種類の中薬の写真が載っています

 

その中薬達に辞典で調べた効能を書き込みました

(辞典に載っていなかったものに関しては何も書き込んでいません)

細かい説明等は、気が向いた時に書き加えていこうと思っています

 

そしてこの記事は、ただただ私の中医学の方剤の勉強のためにだけ書いております

お忙しい方はどうぞスルーして頂き

ご興味がおありの方はちらっと覗いて行ってください

 

 

 

 

トウゴマ/ヒマシ

 

蓖麻子(ひまし)  外用薬

トウダイグサ科トウゴマの成熟種子

性味: 甘・辛、平。小毒

帰経: 肝・脾

効能:

①抜毒排膿・祛腐止痛

②通絡除痺

 

 

 

 

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荊芥(ケイガイ)

 

荊芥(けいがい) 辛温解表薬

シソ科のケイガイの花穂をつけた茎枝或いは花穂。

黒く炒ったものを黒荊芥或いは荊芥炭という。

性味: 辛、温

帰経: 肺・肝

効能:

①祛風解

②宣毒透疹

③散瘀止血

④祛風止痙

 

 

 

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アマチャ

 

アマチャ

ユキノシタ科のアマチャの葉

蜀漆(しょくしつ)

ジョウザンアジサイの若い枝葉、甜茶ともいう。

性味:  苦・辛、寒。小毒

帰経: 肺・心・肝

効能: 

①吐痰行水

②截瘧(せつぎゃく)

 

 

 

 

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サンザシ

 

山楂子(さんざし)  消導薬

バラ科のミサンザやサンザシの成熟果実

性味: 酸・甘、微温

帰経: 脾・胃・肝

効能:

①消食化積

②止痢

③破気化瘀

④消脹散結

⑤活血疏肌・透疹

 



 

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ジョウザン

 

常山(じょうざん)  催吐薬

ユキノシタ科のジョウザンアジサイの根

性味: 苦・辛、寒。小毒

帰経: 肺・心・肝

効能:

①吐痰行水

②截瘧(せつぎゃく)

 

 

 

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ゴシュユ

 

茱萸(ごしゅゆ)  散寒薬

ミカン科のニセゴシュユ、ホンゴシュユの未成熟な果実

性味: 辛・苦、熱。小毒

帰経: 肝・腎・脾・胃

効能:

①暖肝・散寒止痛

②下気止嘔

 

 

 

 

 

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リンドウ

 

竜胆草(りゅうたんそう)  清熱燥湿薬

リンドウ科のリンドウ又は同属植物の地下部

性味: 苦、寒

帰経: 肝・胆・膀胱

効能:

①清熱燥湿

②瀉肝降火

 

秦艽(じんぎょう)  祛風湿薬

リンドウ科のリンドウ属植物の根。同属植物の地下部に由来する「竜胆」とは異なり、根が太い

性味: 苦・辛、微寒

帰経: 胃・大腸・肝・胆

効能:

①祛風除湿・通絡舒筋

②化湿退黄

③退虚熱・除蒸

 

 

 

 

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ソニンジン

 

青蒿(せいこう)  清退虚熱薬

キク科のカワラニンジン、クソニンジンの全草

性味: 苦、寒

帰経: 肝・胆

効能:

①清退虚熱

②清熱解暑

③清胆退瘧

④清熱涼血

 

 



 

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カワラヨモギ

 

茵蔯蒿(いんちんこう)  利水滲湿薬

キク科のカワラヨモギの幼苗

性味: 苦、微寒

帰経: 脾・胃・肝・胆

効能:

①清熱除湿・退黄

 

 

 

 

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ハナトリカブト

 

附子(ぶし)  散寒薬

キンポウゲ科のカラトリカブト、その他同属植物の子根。加工寺炮製して利用することが多い

性味: 大辛、大熱。有毒

帰経: 十二経

効能:

①回陽救逆

②補陽益火

③温陽利水

④散寒止痛

 

烏頭(うず)

トリカブト属植物の母根

 

 




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トチュウ

 

杜仲(とちゅう)  助陽薬

トチュウ科のトチュウの樹皮

性味: 甘、温

帰経: 肝・腎

効能:

①補肝腎・強筋骨

②固経安胎

 



 

 

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オタネニンジン

 

オタネ人参  補気

ウコギ科オタネニンジンの根。加工調製法の違いにより異なった生薬名を有する。

性味: 甘・微苦、微温

帰経: 肺・脾

効能:

補気固脱

②補脾気

③益肺気

④生津止渇

⑤安神益智

 




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ガジュツ

 

莪朮(がじゅつ)  活血化瘀薬

ショウガ科のガジュツの根茎を蒸して乾燥したもの

性味: 苦・辛、温

帰経: 肝・脾

効能:

①行気破血

②消積止痛

 

 

 

 

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ウコン

 

鬱金(うこん)  活血化瘀薬

ショウガ科のウコン、ハルウコンの塊根

性味: 辛・苦、寒

帰経: 心・肺・肝・胆

効能:

①行気破瘀

②清心解鬱

③涼血止血

④利胆退黄

*丁香を畏れる

 

 

 

 

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姜黄

 

姜黄(きょうおう)  活血化瘀薬

ショウガ科のウコン、ハルウコンの根茎を湯通しして乾燥したもの

性味: 苦・辛、温

帰経: 脾・肝

効能:

①破血行気・通経止痛

②祛風勝湿

 




 

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ウスバサイシン

 

細辛(さいしん)  辛温解表薬

ウマノスズクサ科のケイリンサイシン、又はウスバサイシンの根をつけた全草(中国)。日本薬局では根及び根茎。

性味: 辛、温

帰経: 肺・腎

効能:

①散寒解表

②温肺化飲

③祛風止痛

 





 

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ウド

 

独活(どっかつ)  祛風湿薬

セリ科のシシウド、その他同属植物の地下部

性味: 辛・苦、微温

帰経: 肝・腎・膀胱

効能:

①祛風勝湿・止痛

 



 

 

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ウマノスズクサ

 

天仙藤(てんせんとう)  祛風湿薬

ウマノスズクサ科のウマノスズクサ、マルバウマノスズクサの葉をつけた茎

性味: 苦、温

帰経: 心・肺・脾・腎

効能:

①祛風化湿・活血通絡

②利気行水

 

馬兜鈴(ばとうれい)  止咳平喘薬

ウマノスズクサ科のウマノスズクサ、マルバウマノスズクサの成熟果実

性味: 苦・微辛、寒

帰経: 肺・大腸

効能:

①清肺降気・止咳平喘

②清腸消腫

 

青木香(せいもっこう)  

ウマノスズクサ科のウマノスズクサ、マルバウマノスズクサの根

性味: 苦・辛、寒

効能:

①行気止痛・解毒祛湿(夏期の腹痛と発疹)

 



 

 

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クララ

 

苦参(くじん)  清熱燥湿薬

マメ科のクララの根

性味: 苦、寒

帰経: 心・脾・大腸・小腸・肝・腎

効能:

①清熱燥湿

②殺虫止痒

 

 

 

 

 

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シマカンギク

 

野菊花(のぎくか)  清熱解毒

キク科のキク属植物の頭花で、シマカンギク、アブラギク、ホソバアブラギク。

性味: 苦・辛、微寒

帰経: 肺・肝

効能:

清熱解毒・消腫

 

 

 

 

 

 

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シナマオウ

 

麻黄(まおう)  辛温解表薬

マオウ科のシナマオウをはじめとする同属植物の木質化していない地上茎

性味: 辛・微苦、温

帰経: 肺・膀胱

効能:

①発汗解表

②宣肺平喘・止咳

③利水消腫

 

 

 

 

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クサスギカズラ

 

天門冬(てんもんどう)  滋陰薬

ユリ科のクサスギカズラの塊根を湯通しして外皮を去って乾燥したもの

性味: 甘・苦、大寒

帰経: 肺・腎

効能:

①潤肺滋腎・清熱化痰

 

 

 

 

 

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ケヤマウコギ

 

五加皮(ごかひ)  祛風湿薬

ウコギ科のウコギ、マンシュウウコギ、エゾウコギなどの根皮

性味: 辛・苦、温

帰経: 肝・腎

効能:

①祛風湿

②補肝腎・強筋骨

③利水消腫

 




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ウツボグサ

 

夏枯草(かごそう)  清熱明目薬

シソ科のウツボグサの花穂。清代までは全草を利用していた。

性味: 辛・苦、寒

帰経: 肝・胆

効能:

①清泄肝火

②清熱散結

 

 

 

 

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ステビア

 

甜菊(てんぎく)  

キク科

性味: 

帰経: 

効能: 

 

 

 

 

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イブキジャコウソウ

 

百里草(ひゃくりそう)  

シソ科

性味: 

帰経: 

効能: 

 

 

 

 

 

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コウボク

 

厚朴(こうぼく)  行気薬

モクレン科のカラホウ及びその変種の樹皮

性味: 苦・辛、温

帰経: 脾・胃・肺・大腸

効能:

①行気化湿

②下気除満

③燥湿化痰・下気降逆

 

 

 

 

 

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オトギリソウ

 

小連翹(しょうれんぎょう)  

オトギリソウ科

性味: 

帰経: 

効能: 

 



 

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ウスベニタチアオイ

 

ウスベニタチアオイ(マシュマロウ)

アオイ科のウスベニタチアオイの根(マシュマロの原料)

性味: 

帰経: 

効能: 

 

 

 

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マグワ

 

桑葉(そうよう)  辛涼解表薬

クワ科のカラグワの葉

性味: 苦・甘、寒

帰経: 肺・肝

効能:

①疏散風熱

②清肺潤燥

③平肝陽

④明目

*晩秋に採取した霜桑葉・冬桑葉の効果が優れている

*蒸す、蜜炙すると明目に働く

 

桑白皮(そうはくひ)  止咳平喘薬

クワ科のカラグワのコルク層を除去した根皮

性味: 甘、寒

帰経: 肺

効能:

①瀉肺平喘

②利水消腫

 

 

 

 

 

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ウラルカンゾウ

 

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スペインカンゾウ

 

甘草(かんぞう)  補気

マメ科のウラルカンゾウ又は同属植物の根及びストロン

性味: 甘、平

帰経: 十二経

効能:

①補中益気

②潤肺・祛痰止咳

③緩急止痛

清熱解毒

⑤調和薬

⑥甘草梢は清熱解毒・通淋の効能を持つので、熱淋の排尿痛・排尿困難に使用(導赤散)

 






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ハトムギ

 

薏苡仁(よくいにん)  利水滲湿薬

イネ科のハトムギの種皮を除いた成熟種子

性味: 甘・淡、微寒

帰経: 脾・胃・肺

効能:

①清利湿熱

②祛湿除痺

③排膿消腫

④健脾止瀉

 




 

 

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タバコ

 

タバコ

ナス科

性味: 

帰経: 

効能:

①農業用殺虫剤

 



 

 

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ボウフウ

 

防風(ぼうふう)  辛温解表薬

セリ科のボウフウの根及び根茎

性味: 辛・甘、微温

帰経: 膀胱・肝・脾

効能:

①散寒解表

②勝湿止痙

③祛風止痙

 



 

 

 

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カラスビシャク

 

半夏(はんげ)  温化寒痰薬

サトイモ科のカラスビシャクの塊茎の外皮を除去して乾燥したもの

性味: 辛、温。有毒

帰経: 脾・胃

効能:

①燥湿化痰

②降逆止嘔

③消痞散結

④老人の虚秘に硫黄と使用(行湿通腸)

 

 

 

 

 

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マイヅルテンナンショウ

 

天南星(てんなんしょう)  温化寒痰薬

サトイモ科のテンナンショウ属植物、その他同属植物の塊茎

性味: 苦・辛、温。有毒

帰経: 肺・肝・脾

効能:

①燥湿化痰

②祛風解痙

③解毒消腫

 

 

 

 

 

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トモエソウ

 

紅旱蓮(こうかんれん)  

オトギリソウ科

性味: 

帰経: 

効能: 

 

 

 

 

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イトヒメハギ

 

遠志(おんじ)  養心安神薬

ヒメハギ科のイトヒメハギの根又は根皮

性味: 苦・辛、温

帰経: 心・腎・肺

効能:

①安神益智・豁痰開竅

②散鬱化痰

*炒して使用する。全草を用いる事もあり「小草」と称する。

 

 

 

 

ヘントウ

 

扁桃(へんとう) 

バラ科

性味: 

帰経: 

効能: 

 

 

 

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オケラ

 

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オオバナオケラ

 

白朮(びゃくじゅつ)  補気

キク科のオオバナオケラの根茎。日本薬局方ではオケラの周皮を除いた根茎を規定して流通している。

性味: 甘・苦、温

帰経: 脾・胃

効能:

①健脾益気

②燥湿利水

③固表止汗

④安胎

⑤風湿痺の関節痛

*冬に採取したものを「冬朮」といい品質が優れる。

 




 

 

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ホソバオケラ

 

蒼朮(そうじゅつ)  祛風湿薬

キク科のホソバオケラ、シナオケラの根茎

性味: 辛・苦、温

帰経: 脾・胃

効能:

①祛風除湿

②燥湿健脾

③散寒解表

④除障明目

 

 

 

 

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ビャクブ

 

百部(びゃくぶ)  止咳平喘薬

ビャクブ科のツルビャクブ、タチビャクブ、タマビャクブなどの肥大根

性味: 甘・苦、微温

帰経: 肺

効能:

①潤肺止咳

②殺虫滅虱

 





 

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カノコソウ

 

吉草根(きっそうこん)  

オミナエシ

性味: 

帰経: 

効能: 

 

 

 

 

 

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コガネバナ

 

黄芩(おうごん)  清熱燥湿薬

シソ科のコガネバナの周皮を除いた根

性味: 苦、寒

帰経: 肺・大腸・小腸・脾・胆

効能:

①清熱燥湿

②清熱瀉火・解毒・涼血

③清熱安胎

 

 

 

 

 

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キキョウ

 

桔梗(ききょう)  止咳平喘薬

キキョウ科のキキョウの根

性味: 苦・辛、平

帰経: 肺

効能:

①宣肺祛痰

②排膿消腫

 





 

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ミシマサイコ

 

柴胡(さいこ)  辛温解表薬

セリ科のミシマサイコ、又はその変種の根

性味: 苦・微辛、微寒

帰経: 肝・胆・心包・三焦

効能:

①透表泄熱

②疏肝解鬱

③昇挙陽気

 



 

 

 

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ヒトツバ

 

石葦(せきい)  利水滲湿薬

ウラボシ科のヒトツバなどの葉

性味: 甘・苦、微寒

帰経: 肺・膀胱

効能:

①利水通淋

②清熱止血

 




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カワミドリ

 

藿香(かっこう)  祛暑薬

シソ科のパチョリの全草又は葉、四川省産はカワミドリの全草又は葉で「土藿香」「川藿香」という。茎枝を乾燥したものを藿香梗という。

性味: 辛、微温

帰経: 肺・脾・腎

効能:

①発表解暑

②化湿止嘔

③行気止痛

副鼻腔炎に猪胆と用いる

 

 

 

 

 

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トウキ

 

当帰(とうき)  養血薬

セリ科のUmbelliferae のAngelica sinensis Dielsの根。日本産は日本野生の同属植物ニホントウキを栽培化したもの。

性味: 甘・辛・苦、温

帰経: 心・肝・脾

効能:

補血調経

②活血行気・止痛

③潤腸通便

 




 

 

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ダイダイ

 

枳実(きじつ)  行気薬

ミカン科のダイダイ、イチャンレモン、カラタチなどの幼果

性味: 苦、微寒

帰経: 脾・胃・大腸

効能:

①破気消積

化痰消痞

 

枳穀(きこく) 行気薬

ミカン科のダイダイ、イチャンレモンの成熟果実

性味: 苦、微寒

帰経: 脾・胃・大腸

効能:

理気寬胸

②消脹除痞

 

 

 

 

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ベニバナ

 

紅花(こうか)  活血化瘀薬

キク科のベニバナの管状花

性味: 辛、温

帰経: 心・肝

効能:

①活血通経

②祛瘀止痛

 





 

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チョウセンゴミシ

 

五味子(ごみし)  収渋薬

マツブサ科のチョウセンゴミシの成熟果実

性味: 酸、温

帰経: 肺・心・腎

効能:

①斂肺止咳・平喘

②固表斂汗

③益腎固精

④渋腸止瀉

⑤益気生津・止渇

 

 

 

 

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テンダイウヤク

 

烏薬(うやく)  行気薬

クスノキ科のテンダイウヤクの肥大根

性味: 辛、温

帰経: 脾・肺・腎・膀胱

効能:

①行気散寒止痛

②温腎縮尿

 





 

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ニガキ

 

苦木(にがき)

ニガキ科

性味: 

帰経: 

効能:    




 

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セリバオウレン

 

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キクバオウレン

 

黄連(おうれん)  清熱燥湿薬

キンポウゲ科のオウレン及びその他同属植物の根を殆ど除いた根茎

性味: 苦、寒

帰経: 心・脾・胃・肝・胆・大腸

効能:

①清熱燥湿

②清熱瀉火

清熱解毒

 

 

 

 

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牧野博士♪

 

会えました!ついに‼︎

ここで、この薬用植物区で牧野博士と♡

 

高知に行く前に予習した本「われらの牧野富太郎!」

 

《牧野博士はチョウになって現れる》

 

と書いてあったんです

牧野博士、薬草をいっぱい、、ありがとう!

 

 

 

 

 

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エンジュ

 

槐花(かいか)  止血薬

マメ科のエンジュの花もしくは花蕾

性味: 苦、微寒

帰経: 肝・大腸

効能:

①涼血止血

②清肝降火

 

槐角(かいかく)  止血薬

マメ科のエンジュの成熟果実

性味: 苦、微寒

帰経: 肝・大腸

効能:

①涼血止血

②清肝瀉火・明目

 




 

 

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トチバニンジン

 

竹節人参(ちくせつにんじん)  

ウコギ科

性味: 

帰経: 

効能: 

 




 

 

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イカリソウ

 

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トキワイカリソウ

 

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ホザキイカリソウ

 

淫羊藿(いんようかく)  助陽薬

メギ科のシロバナイカリソウ、ホザキイカリソウなどの葉。市販には全草もあり同様に利用される

性味:辛・ 甘、温

帰経: 肝・腎

効能:

補腎壮陽・強筋骨

②祛風除湿

③止咳平喘・祛痰(陽虚の咳嗽・呼吸困難に)

 

 

 

 

中薬には、小毒、有毒等、毒性のあるものも多いです

 

毒は薬となり

薬は毒となり

 

薬に頼らない生活を‼︎



*中薬の記載は「中医臨床のための中薬学」より引用しました


 

*「牧野植物園①一般編」はこちら

www.senninlife.com

夏の疲れに「ゴーヤとタコのちらし寿司」

 

熱をとって、体を元気に!

 

 

バタバタ

 バタバターーッ

 

がらがら〜

 

ぺ「遅くなってごめんなさ~い」

 

道子「あ、来たきた。ぺんたんさん、お久しぶり」

もこ「ほんと、ぺんたんさん、高知から帰ってきてお土産だけ配って、、それっきりで」

ぺ「アハハ、、すみません、写真まとめるのに時間かかっちゃって。」

 

ミスシュガー「お土産の薬膳茶、飲みやすくて美味しかったわ」

ぺ「あ、よかった、、私、まだ飲んでなくて」

 

道子「ぺんたんさん、久しぶりに里の女子会よ、何か美味しい薬膳お願いね。」

ぺ「はい、もちろん!」

 

もこ「今年の夏は異常な暑さでしょ、寒がりの私でさえこの暑さには耐えられなくて、、」

ミスシュガー「そうなのよ、食欲も今ひとつだし、、」

 

ぺ「はい、ではさっぱりして食べやすい薬膳を、」

道子「嬉しいわ」

 

ぺ「夏バテ気味の皆さんに、熱をとって気血を補う薬膳です!」

 

ぽん

 ぽん

 

もこ「ゴーヤとタコ⁉︎」

ぺ「はい、ゴーヤとタコでさっぱりちらし寿司です」

ミスシュガー「ちらし寿司!美味しそう~」

 

トントン

 トントン

 

コトコト

 コトコト

 

パッパ

 パッパ

 

ササッ

 ササッ

 

ぺ「はいお待たせしました。ゴーヤとタコのちらし寿司です」

 

ぽん

 

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ゴーヤとタコのちらし寿司

 

 

道子「まぁ、、綺麗」

もこ「ほんと、美味しそう」

ミスシュガー「ふふふ、食欲が出てきたわ」

 

パク

 パクパクっ

 

皆「美味し〜〜い!」

 

ぺ「このお寿司、赤酢を使ってるんです。」

ミスシュガー「赤酢?」

 

ぺ「はい、酒粕をじっくり熟成させたお酢なので、ツンとした香りや酸っぱさがないんです。」

もこ「そうなの、それでほんのり赤いのね」

 

ぺ「はい、酸味が優しいので、お砂糖やお塩を入れずにこの赤酢だけで作っても充分美味しい寿司飯になるんです。」

道子「お砂糖も塩も入ってなくて、赤酢だけ⁈」

ぺ「はい!」

 

皆「私も赤酢で作ってみよう〜っ」

 

パクパク

 パクパク

 

 

 

 

 

ゴーヤとタコのちらし寿司

 

《立法: 清暑益気止渇》

 

材料(2人分)

  • 粳米1合、昆布3㎝角1枚、赤酢30ml、
  • ゴーヤ80g
  • 茹で(蒸し)タコ60g
  • にんじん20g
  • 卵1個、塩麹
  • 生姜(適宜)
  • 海苔(適宜)
  • 干し椎茸1枚(*戻し汁カップ1/2、醤油、砂糖各大さじ1/2)
  • 赤酢がない場合は、合わせ酢(酢大さじ1、5、砂糖大さじ1/2、塩小さじ1/2)

 

 

作り方

  1. 米に昆布、水を入れて炊く。
  2.  ゴーヤは縦半分に切ってタネをとり、塩麹をまぶして暫くおく。
  3. 2の水気を切って薄切りにする。
  4. にんじんはせん切りにし、熱湯でサッと茹でる。
  5. 椎茸は水で戻し、せん切りにして*で煮る。
  6. タコは薄くスライスする。
  7.  ボウルに卵を入れて溶き、塩麹を少々入れフライパンで薄焼き卵を焼く。細切りにして錦糸卵を作る。
  8. 炊き上がったご飯に赤酢を入れ、切るように混ぜ合わせ、椎茸も入れて混ぜる。
  9. ご飯を器に盛り、錦糸卵、ゴーヤ、にんじん、タコ、生姜、海苔をのせる。

 

 

 

  養血類

[性味/帰経 ]  寒、甘、鹹/脾、肝

[働き]⑴養血益気 気血虚弱の疲れ、息切れ、汗、めまい、産後血虚、母乳欠乏

    ⑵収斂生肌 慢性瘡瘍

    ⑶生津止渇 消渇、口渇

 

苦瓜  清熱瀉火類

[性味/帰経 ]  寒、苦/ 心、脾、胃

[働き]⑴清暑止渇 熱病の発熱、口渇、発汗

    ⑵清肝明目 口苦、目赤、熱毒腫瘍

*注意:冷え症・低血糖の場合は多食しない

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

         ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

 

椎茸  補気

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補気益胃 脾胃気虚の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐

    ⑵托痘止血 風疹の発疹不暢、不正出血、血便、ガンの出血

 

 玉子   滋陰類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 肺、心、脾、肝、腎

[働き]⑴滋陰潤燥 空咳、口渇

⑵清咽開音 目赤、声嗄れ、発声困難、のどの痛み

⑶養血安胎 不眠、多夢、めまい、精神不安、胎動不安

 

うるち米  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢

    ⑵除煩止渇 精神不安、イライラ、口渇

 

 

 

 

赤酢(酒粕のみを原料にした粕酢)

 

 

 

 

仙人問答

 

キョロキョロ

 キョロキョロ

 

仙「ぺんたんよ、わしが今朝収穫しておいたゴーヤじゃが、、見当たらんのう」

ぺ「あ、、あれ、あれは、里の女子会に持って行って、薬膳ちらし寿司を作ってきました」

 

仙「ゴーヤでちらし寿司か、」

ぺ「はい、好評でした、仙人の分もとってありますよ、どうぞ」

 

 

仙「ほぉ、タコと組み合わせたのか」

ぺ「はい、皆さん夏バテ気味だったので」

 

仙「ふむ、タコは血を補って気を増やすからのう、。汗をかいて疲れた体には良く効くじゃろう」

ぺ「はい、ゴーヤは熱をとって渇きを潤してくれるし、苦味も程よくて」

 

パクリ

仙「ん、これは美味い!」

 

パクパク

  パクリ

 

仙「ウホホ、美味い美味い、」

 

パクリ

 パクリ

 

仙「パワーチャージ完了!よし、里山のパトロールじゃ~~ッ」

 

ヒューーーーーン

 

 

 

【ゴーヤを使った夏の薬膳】

 

*ゴーヤと豚肉の梅香風味

www.senninlife.com

 

 

*ドライゴーヤとゴーヤ茶

www.senninlife.com

 

 

*ゴーヤとホタテの赤紫蘇マリネ

www.senninlife.com

高知③ 牧野植物園① 一般編

竹林寺〜牧野植物園

 咲いてます!実ってます!

 

 

五台山という山の上に「牧野植物園」はあります

牧野博士が生前に「植物園を造るなら五台山がええ」と言ってみえた場所です

そしてその直ぐ隣に「竹林寺」があります

牧野植物園に入る前に、竹林寺に行ってみました♪

 

 

竹林寺

 

 

立派な梵鐘があります

登って下を覗き込むと

梵鐘の真下に大きな大きな

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竹林寺 梵鐘

 

梵鐘をつくとこの穴に響いて

それはそれは良い響きです♪

 

 

山門をくぐって

参道をどこまでも

 

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山門を抜けて〜

 

 

五重の塔が見えて来ました

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五重塔

 

五重の塔をぐるりと1周し

 

 

あ、面白いおみくじ発見!

12体の縁起物のどれかが入っているそうで

 

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おみくじ

 

何が出るかな?

 

じゃん!

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達磨


なんと『 第一番 大吉 』
達磨さんでした〜

『忍耐、人望、福徳』を授かりました

 

 

 

 

牧野植物園

 

 

牧野植物園は、とーーーッても広くて見どころいっぱい!

なので

①一般編

②薬草編

③温室編

の 3つに分けてアップする事にしました

 

①一般編よりスタート〜〜♪

 

 

牧野植物園は「正門」「中門」の入り口があり、私は竹林寺から近い「中門」から入りました

 

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今回の旅の目的はこの植物園の「薬用植物区」を訪れることです

中医学の勉強をしていても

訳のわからない名前の中薬ばっかり

姿形を見たこともない中薬を相手に勉強していてもさっぱり頭に入りません

ですから、その中薬たちの正体を探るべく

いざ!

なんですけど、『薬用植物区』は植物園の北の果て〜

そしてもう一つ楽しみにしている『温室』は南の果て〜

まずは、北の果てを目指しながらぶらぶら行きましょう

 

歩き始めて目にするたくさんの植物

その植物には全て丁寧な「ネームプレート」がついており

「咲いてます」とか「実ってます」

「らんまんで取り上げられました」など わかりやすいです

「咲いてます」などは書いてなくても見ればわかるだろ?と思われる方もあるかと思いますが

これがどうしてどうして、、どれが花なんだか、どこに咲いてるんだかわからないものがいっぱいあるんですよ

「温室」では首が痛くなるほど見上げて探しましたよ、花も実も(笑)

 

レストランもあるのですが、牧野公園の時と同様、この日もおにぎり持参で!

お天気もバッチリで暑かったのでネックファンも必須です!

 

園内は早朝から賑わっています

みなさん、スマホ片手にパシャパシャやってます

私も記念すべき1枚目をパシャリ

 

 

オオマツヨイグサ

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オオマツヨイグサ

 

 

道に沿って歩いていくと

人だかり

 

ざわざわ

 ざわざわ

 

大きな実が、種が、頭上に、目の前に

凄い迫力です

 

トビカズラ

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トビカズラ

 

「触ってはダメ」だそうで

あれ、でもこれどこかで?

そうそう、『勝手に薬草園』の上からぶら下がっている「葛」と似ています

葛も花を咲かせた後、これよりは小さいですが、こんな感じの種がいっぱいぶら下がってるんです

同じ「マメ科」だもんね

 

 

ここからは気分に任せて写真をパシャリ

 

ノカンゾウ

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ノカンゾウ

 

 

 

サクユリ

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サクユリ

 

このサクユリのように
牧野博士の植物画が付いているものもたくさんあって

本当、スタッフさんに感謝です

 

 

さて、とっても面白いものを見つけました

 

キバナノセッコク

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キバナノセッコク

 

この木に巻きついているモシャモシャしたものが「キバナノセッコク

木に着生している植物です

花がなんとも可愛らしく♡

 

セッコクは中薬で、腎・肺・胃に帰経する滋陰薬です

こんな風に着生している植物とは!

辞書からでは全く想像もつかない

来てよかった‼︎

 

石斛(セッコク)  滋陰薬

ラン科のセッコク属植物の茎

性味: 甘、微寒

帰経: 肺・胃・腎

効能: ①養胃生津・滋陰清熱

    ②滋腎陰・明目強腰

 

 

 

もう一つ木に巻きついているもの

 

ムカデラン

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ムカデラン

名前の通りでモゾモゾしてます

こちらは花は咲いてなくて残念!

 

 

 

続いて

可愛いらしい赤い実がついている

ヨコグラノキ

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ヨコグラノキ


茱萸みたいな実ですが
「クロウメモドキ科」とありますので「なつめ(大棗)」と同じ科ですね

 

 

そして道の途中には洒落たベンチが

牧野博士が愛したバイカオウレン」の葉の形のベンチです

側面には博士の写真も

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バイカオウレンの葉のベンチ

 


引き続き

歩いて歩いて

博士お手植えの「タイワンニンジンボク」

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タイワンニンジンボク

 

説明書きにあるように、牧野富太郎氏が自身の手で自宅のお庭に植えられたものだそうで

練馬区立牧野記念園に現存する株を接木で増やしたものだそうです

練馬にも行ってみたくなっちゃいます

 

 

可愛くて思わず写真を撮ってしまった

ツキトジ

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ツキトジ(カランコエ

 

これも可愛い

オキナワスズメウリ

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オキナワスズメウリ



こちらは「レンゲショウマ」

が風船のようにたくさんぶら下がってます

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レンゲショウマ

レンゲショウマは中薬の「升麻」と同じキンポウゲ科なんですね

白い可愛い花が咲いてなくて残念

レンゲショウマのお隣には「ジョウロウホトトギス」も写ってます

にしても、「キレンゲショウマ」を牧野公園で見ましたが

矢田部教授は(朝ドラでは田邊教授)「レンゲショウマに似ている黄色い花」という事で「キレンゲショウマ」と名付けたそうです

が、

この花とどこが似ているのかわからん!

素人にはわからないのかしら?と思っていたら

後日、牧野植物園さんのインスタにこんな記事が

 

《牧野博士もこの事が許せず誤解を招くキレンゲショウマの和名を改めるように強く求めています》

 

やっぱりねーーッ

似てないよねーッ

(キレンゲショウマについては下記の『高知②』の記事をお読みください)

 

 

 

記念館の中にもとっても興味深いものが飾ってありました

 

編鐘

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編鐘


中国古代の楽器です♪

半音まで出るみたいで

どんな音が出るのか鳴らしたい〜

鳴らしたいーーッ!!!

 

 

 

ショップにも立ち寄っていくつかお土産を買いました

お土産といっても皆さん自分の記念になるようなものを買って見えましたね

 

私は

カレンダー

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植物画のカレンダー

 

博士の植物画が12枚も付いてます

カレンダーを使い終わっても画だけ額に入れて飾れます♪

 

 

 

牧野博士の手ぬぐい

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牧野博士の手ぬぐい

タペストリーみたいにして飾ってます

 

 

 

漢方テイストのお茶3種類

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漢方のお茶

 

  • 当帰(とうき) :血を補い、血の巡りを良くする女性に嬉しい中薬です
  • 橙(だいだい):脾胃の気の巡りを良くし、胸の痞え・お腹の脹りに良い中薬です
  • 柴胡(さいこ):発熱や、イライラに良い中薬です

 

それぞれオリジナルブレンドになっているのでどんな味になっているのか楽しみ♪

(まだ飲んでません)

 

この他にも色々ありましたが

正直言って全体的に高めのお値段です

 

 

丸1日かけて歩き回った植物園でしたが、全部周ることはできませんでした~

 

一般編はここまで!

何?大した写真の数じゃないじゃない?とお思いでしょうが

ここからなんです

「薬草編」「温室編」が凄い事になってまして

でも「薬草編」が今回の旅の一番の目的なので

中薬の勉強がてらボチボチと・・・

 

お付き合い頂きありがとうございました☆

 



*高知①はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

*高知②はこちら

www.senninlife.com

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!