薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

秋のカゼに良い薬膳ジュース

 

桑・梨・百合根

 

 

トコトコ

  タッタ タッタ

 

トコトコトコトコ

   タッタ タッタ

 

そよそよ

  そよそよ

 

 

ぺ「犬よ、風が気持ちの良い季節になったわねー、」

ワン

 

 

 

ぎぃ〜 

 

ぺ「マスター、こんにちは。」

マスター「いらっしゃいませ、ぺんたんさん。」

 

ガヤガヤ

   ざわざわ

 

ぺ「今日は混んでますね。」

マスター「はい、天気が良いので、皆さんお散歩がてら来てくださって、。」

 

トントン

   トントン

 

ぐつぐつ

   ぐつぐつ

 

 

客1「あら、ぺんたんちゃん、お久しぶり。」

ぺ「あ、はい、こんにちは。」

 

コホッ

  コホン コホン

 

ぺ「カゼですか?」

客1「うん、ちょっとね、ほら急に空気が乾燥してきたでしょ、それで、。」

ぺ「秋は、六淫邪気の燥邪がやってきますからね、。」

客2「私もよ、なんか口や鼻が乾燥してる感じ、喉もちょっと痛いし、。」

ぺ「えーっと、では燥邪対策で、。」

 

マスター「はい、ただ今、秋のカゼに良い薬膳ジュース、お作りしてますよ。」

ぺ「わ、マスター、さすが、。」

 

ウィーン

   ウィン ウィン

        ウィーン ウィーン

 

 

マスター「お待たせ致しました。秋のカゼに良い 『桑梨百合ジュース 』です、どうぞ。」

 

ポン

 

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肺を潤し熱をとる「桑梨百合ジュース」

 

 

 

客1「あら、美味しそう、。」

客2「ほんと、喉の渇きを潤してくれそう。いただきます。」

ぺ「私も、、」

 

ごく

  ゴクッ 

  

ゴクン

   ゴクン

 

客1「マスター、これ、面白い味ですね。」

客2「お茶の味がしっかりするわ、。」

ぺ「マスター、これって、、何が入ってるんですか?」

 

マスター「はい、桑の葉を煎じた薬湯に、百合根と梨、蜂蜜を入れてジュースにしてあるのです。今日は生の百合根が手に入りましたからね、。」

客2「桑の葉を煎じて、、百合根も、へぇ、、じゃあこのお茶の味は、桑の葉茶の味なんですね。」

マスター「はい、。」

客1「甘みは百合根と梨と蜂蜜、、。百合根や梨の味、あんまりわからないけど、とろっとして美味しいわ。」

ぺ「梨の味も百合根の味もうま〜く桑の葉茶に混ざってる感じです、、美味しい。」

 

マスター「カゼに良い解表類、秋分の日も過ぎたので、そろそろ生姜やネギなど『辛温解表類』の出番なんですが、日中は気温が高いですからね、『辛涼』の桑の葉を使ってみました。」

 

客1「咳にも効きそう、喉の熱にも良い感じね。」

客2「潤う感じが良いわ〜。」

マスター「はい、カゼの初期の熱を取り、肺を潤して、喉の渇きや痛み、咳、口鼻の乾燥に良いですから、、どうぞゆっくりお召し上がりください。」

 

客1・2「ありがとう、、。」

 

ぺ「桑の葉で熱を取り、梨と百合根と蜂蜜で肺を潤す、、。そっか、マスター、梨と百合根は『相須』の関係でしたね。」

マスター「はい、ぺんたんさん、一緒に使えば肺を潤す効果がググッとアップです。」

ぺ「うふっ、、乾燥する秋のカゼにバッチリ!」

 

ゴックン

 

 

 

 

 【 桑梨百合ジュース 】

 

《 立法: 清熱滋陰潤肺 》

 

材料

  • 桑の葉 10g
  • 水 500cc
  • 梨 1/2個
  • 百合根 1/2個
  • 蜂蜜 少々

 

   

作り方

  1. 土鍋に分量の水と桑の葉を入れ、沸騰させ、弱火で15分煎じる。
  2. 火を止め5分ほど蒸らし、濾して冷ましておく。
  3. 百合根は洗って1枚ずつはがし、耐熱容器に入れ、ぴったりラップをしてレンジにかける(600Wで1分)。レンジから取り出し、ラップをかけたまま置いておく。
  4. 梨は洗って半分にきり、芯をとって、皮ごと1㎝幅に切る。
  5. 2が冷めたら、2、3、4と蜂蜜をミキサーに入れてかける。

 

 

 

桑葉(そうよう)  辛涼解表類

[性味/帰経 ]  涼、辛/ 肝、肺

[働き]⑴疎風清熱 外感風熱の発熱、頭痛、軽咳、咽痛

         ⑵清肝明目 風熱・肝火上炎の目赤、涙、肝陰不足による目のかすみ、痒み

 

  止咳平喘類(しがいへいぜんるい)

[性味/帰経 ] 涼、甘、微酸/肺、胃

[働き]⑴清熱化痰・生津潤燥 煩熱口渇、消渇、痰熱の咳、喀血

 

 

百合  滋陰類

[性味/帰経 ]  微寒、甘、微苦/心、肺

[働き]⑴潤肺止咳  肺陰虚の空咳、少痰、喀血

         ⑵清心安神  動悸、不眠、夢多、精神不安、イライラ

 

 

蜂蜜  補気

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、肺、大腸

[働き]⑴補中緩急 脾胃虚弱の疲労、食少、胃痛、腹痛

    ⑵潤肺止咳 肺気虚の咳、空咳、息切れ、皮膚の乾燥

    ⑶潤腸通便 虚弱者、腸燥便秘

         ⑷解毒      トリカブトの中毒


 

*薬膳素材辞典より

 

 

 

 

 

小川生薬の徳島の桑の葉 40g ×2袋 リーフ

小川生薬の徳島の桑の葉 40g ×2袋 リーフ

 

 

 

 

 

 

*熱を取り、肺を潤す「梨と銀耳のスープ」はこちら

www.senninlife.com

 


  

*『辛温・辛涼解表類の食薬』はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

*『咳・痰に良い食薬』はこちら    

www.senninlife.com

 

 

 

 

*『六淫邪気のお話』はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

 

*「食薬の配伍、相使・相須、、」のお話はこちら

www.senninlife.com

 

プチ収穫体験付きで薬膳酒ワークショップ♪

 

爽やかな秋晴れの日に

 

 

天気予報は雨、、

うーん残念、折角、決明子ローゼルを収穫して頂けるのに、、、と思っていたら、

当日は素敵な秋晴れ、

本日のゲスト、ルナル様はきっと晴れ女なのねーと思いながら、

待ち合わせの無人駅まで、歩いてお迎えに。

ぺんたんの家から徒歩7、8分のこの駅、

お天気が悪ければ車で行くんですけど、こんな良い天気じゃね。

電車が来るまでの数分、、乗客が降りて来る時のドキドキ、、

どの方がルナルさん?

 

にっこりと微笑んでルナルさんと初顔合わせ、。

家までの7、8分にもうお話が弾みます ♪

「どちらからお越しくださったのですか?」とか

「他の調べごとしてたんですけど、たまたまその方がTABICA のホストをして見えて、それでTABICA を知って、、」とか

おうちに着くまでに、もうすっかり打ち解けてしまいます。

 

そして、家に着くやいなや、

「あの、宜しければ、、今日はローゼル決明子の収穫をして頂けるのですが、、」と聞いてみると

「はい、やります!」と気持ちよくお返事頂き、早速、プチ収穫のスタートです。

 

軍手をはめて、まずは茶色くなった決明子の種から収穫スタートです。

 

そしてローゼルのガクの収穫も、。

ローゼルは花が終わった後のぷっくり膨らんだガクを収穫するのですが、あまり早く収穫してしまうと中のタネが育たず、来年へと命を繋いで行けません。ですから花が終わってから1ヶ月後ぐらい、10月半ば過ぎに収穫するのがベストです。

なので、今日、全部収穫してしまう訳にはいきません。ローゼルティとプチローゼル酒用にいくつか収穫して頂きました。

 

決明子はお持ち帰り頂き、中のタネを2、3日天日干しして頂くようお願い致しました。

 

 

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決明子ローゼル収穫中

 

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ローゼル



 




 

さて、収穫したローゼルを洗っておいて、、

いよいよティスティングのスタートです。

 

「何から始めましょうか?」とお聞きすると

 

「薬膳酒に興味を持ちました。何もわからないので初めから色々教えてください。」などとおっしゃって頂き、それではと

『気』『血』『陰』『陽』のお話を、、。

そしてお話を交えながら『なつめ酒』『枸杞酒』『黒豆酒』『玫瑰花酒』など、ティスティングをして頂いたのです、。

ルナルさんは1酒1酒、香り、味、と全てストレートで、とても丁寧にティスティングしてくださり、「好き」とか「嫌い」とか、「美味しい」とか「まずい」とかだけではなく、ひとつひとつの薬膳酒の個性を楽しんでくださり、とても素敵な時間が流れました。

 

 

 

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ティスティング中

 

 

 

 

 

「はと麦酒」と「陳皮はと麦酒」の飲み比べをして頂いた時は

「あ、みかん、、ほんと、みかんの味、、。おばあちゃんがみかんを作っていましてね、すっごく美味しかったんです。でもスーパーで買うと皮が洗ってあって、、美味しくないんですよ、。」と。

青シソ酒を飲んで頂いた時は「これ、すっごく良いですね、やっぱり日本人はシソですね〜〜。」と気に入って頂いたり。

私がティスティンググラスを20個用意しておいたので、「このグラスの数だけは飲みます。」と色々楽しんで頂きました。

そして最後の1酒、

「最後の1酒は薬膳酒らしいもの、、。」とリクエストを頂き、「五味子酒」「山ウド酒」「茯苓酒」など並べた中から選んで頂いたのは「酸棗仁酒」、先日ブログで薬膳茶としてご紹介したあの精神安定に良い酸棗仁で作った薬膳酒です、今まで、誰からもご指名のなかった酸棗仁酒、、きっと喜んでいるだろうと思います。

「なんだろう?なんて言ったら良いんだろう?」と酸棗仁酒の感想に悩んでみえました。

ほんのり甘くて優しい味で、ほわっと眠りを誘います、おやすみ前におススメの薬酒zzz 

 

 

 

 

そして、収穫したローゼルでプチローゼル酒作りとローゼルティ作り

ガクの付け根を切って、そこに割り箸を入れて押し、ぽん!と中のタネを抜きます。これ、楽しいですよ♪

 

 

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ローゼル酒作り

 

 

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楽しい種取り♪





 

 

さてここからはレギュラーの薬膳酒作り、

私の中医学の話から「やはりベースとなる『気』を補う薬膳酒を、」という事でなつめ酒を作って頂く事になりました。少しだけ枸杞子も加えて陰も補う『なつめ枸杞酒』です。

 

 

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なつめ枸杞酒





 

薬膳酒作りを終えて、今日の薬膳茶は収穫して頂いたローゼルティと私が前もって収穫しておいたはぶ草のはぶ茶

 

 

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ローゼルティとはぶ茶

 



 

 

「和と洋と両方のお茶、、どちらも美味しいです。はぶ茶を飲んだら今まで頂いた薬膳酒のアルコール分がサーッと抜けた気がします。」

 

 

 

最後にお土産用のプチ薬膳酒、

「気血を補う薬膳酒を作ったので、では気の巡りを良くする薬膳酒を。」という事で金柑酒を選んで頂きました。

 

 

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気の巡りを良くする金柑酒



 

 

 

ルナルさんもお仕事がら色々な経験をされており、多方面から健康を考えたい、とおっしゃっていました。けれど先輩やら恩師の方から『東洋医学にだけは手を出すな、あれは深すぎる。』と言われた、、という事で(笑笑)

 

 

 

今回、ティスティングをして頂きながら、中医学のお話をさせて頂きながら、、ルナルさんが様々な経験や知識を持ってみえるにも関わらず、全てをニュートラルな状態で受け入れてくださった事に深く感動し、その姿勢を学ばせて頂いたぺんたんであります。

だから、このワークショップの記事を書きたくなりましたね。(もちろん、毎回、ゲストの方の承諾を得て、書かせて頂いてます。)

 

そして『手を出すな!』と言われた東洋医学中医学、薬膳の世界にとっても興味を持っていただき、「薬膳酒、全部美味しかったです。考え方が変わりました。とっても楽しかったです、また来ます、色々教えてください。」と嬉しいお言葉も頂きました。

 

 

こうしてルナル様より開催リクエストを頂いた薬膳酒ワークショップ、9月29日(日)に大変楽しく終了致しました♡

あんまり楽しかったので、いつもなら最後に、作った薬膳酒を持って写真を撮らせて頂くのですが、それもすっかり忘れてしまいました。

なんと言っても、ルナルさんが体験中、一切スマホを手にする事がない、、という、本当に雑念のない方でしたので、。

 

 

 

プチ収穫体験付きで、プチローゼル酒と薬膳茶も2種類、という、おまけ付きのワークショップ、ルナルさんも「良いタイミングで来ましたね。」と喜んでくださりました。

 

tabica.jp

 

 

 

 

 

春ウコン、秋ウコンの収穫は12月になってからでしょうか?

今度はもう少し収穫量も有ると思うので、プチじゃなくてしっかり漬けて頂けるのでは、と思っています。

参加したい!という方は是非、下記のTABICA のページからメッセージを送ってください。お待ちしております。

 

 

tabica.jp

 

月刊仙人life 9月号 2019


 

 

 

  咲いて咲いて 9月

 

 

皆さま、こんにちは、ぺんたんです。

 

時間調整のため、ふらっと立ち寄ったフラワーパーク

咲いている咲いてる

睡蓮も、、クルクマも、、エキナセアにスモークツリー、

あら? 私、いつの間にか知り合いのお花が増えてるみたい、

『花より団子』の私、

お花の名前など、ほとんど知らなかったのに

 

 

 

 

 

 

 

 

方剤学

 

 

国際中医薬膳師の資格取得後、しばらくしてから中医学の研究科に進み、そして、2年が経ちました。

中医臨床基礎学から始まって、内科学、外科学、婦人科学、小児科学、なんとかここまで修了し、

残すところ方剤学、なんですが、国際中医師を受験する場合は更にここから中医師研究科に進んで弁証論治など6教科、、ゲンナリ

 

そしてこの方剤学、、予定では1年がかりでの勉強となります。

方剤学、、もちろん、薬膳師の資格試験の時にもあった教科なんですが、これが苦手で、、。

その時はまだ主要な方剤だけ、、それでも25種類以上はあったでしょうか、。

方剤の名前もややこしい、その上その方剤の成分の中薬の名前はさらにややこしい、、しかも漢字が難しすぎる!

覚えられない、、無理、でも覚えねば、、もちろん漢字の練習も欠かせない、、。

という事で、必死に『方剤ラップ♪ 』を作りまして、掃除をしながら、料理を作りながら、大声で歌っておりました(笑)

 

例えばこんなカンジ、、

 

宜しければ皆さんご一緒に ♪

 

♪  

ジュクチサンサンタクブクタン

   ジュクチサンサンタクブクタン  (六味)地黄丸

 

ニンビャクブッカーン

  ニンビャクブッカーン  四君子

 

ジュクチットーシロシャクセン

    ジュクチットーシロシャクセン  四物湯

 

タクブクチョハッケー

    タクブクチョハッケー  五苓散  ♪

 

 

 

そしてこんなに頑張ったのに、試験では覚えてきれてないのが出た!という、黒歴史(涙)

試験8教科のうちで、方剤学の点数が1番悪かったんです ⤵️

 

 

あーー、ついにその方剤学かぁ、、とテキストを見てるだけで凹み気味、。

薬膳師の時は、まぁあまり意味も分からず、とりあえず丸暗記、、と言う事で、ラップで済んだ訳だけれど、流石に今はそんな訳にはいかない。

 

それでも、内科学やら外科学やらと勉強を積みかさてきた訳だし、その都度「証」に合わせた方剤も一応目を通して来たので、顔なじみの中薬も増え、見覚えのある方剤も増え、。

でも、正直、あんまり方剤に目を向けていると勉強も中々進まないので、「一体これは何?植物?鉱物?」と思いながらも、目をつぶり、「ま、いっか、どうせ後で方剤学勉強するんだから、その時わかるでしょ。」と相変わらずの良い加減ぶりで、、。

実際、中医学研究科に進んでからは、もう食薬を取り扱う事はなく、書かれているのは全て中薬のみ。今まで愛用してきた食薬辞典や素材辞典には掲載されていないものも多く、中薬の名前だけでは、何の根っこなのか、葉っぱなのか、実なのか、さっぱりわからない状態だったので、、方剤学のテキストが届くのを心待ちにしていたのですが、、大変残念なことに、届いたテキストには、中薬名一覧が巻末に掲載されてはいるものの、どうにかルビはふってはあるものの、、効能や帰経等のみで、その中薬の出どころ、植物名、鉱物名等は載っていない、、

ガッカリ

もちろん、この時代ですから、ネットでピュッと調べることは出来るのですが、こういうのって、やっぱり「本」で手元に置きたいんですよね、暇な時パラパラ眺めれるし、。

 

 

方剤、組み合わせ、配伍

例えば熱血漢のリーダータイプの人がいて、グイグイみんなを引っ張ってくれそうなんだけど、ちょっと暑苦しいところもあるから、側に冷静沈着なサポートを置いて、そんでもって、そのリーダーの若干アクの強い部分をさらっと打ち消してくれる人もいれておく、その上で、みんなをまとめ、目的地へと誘導してくれる道案内人も忘れずに、、。

こんな風にして出来上がったひとつのグループが「方剤」で、グループ名「腎気丸」なんて名前で呼ばれる訳です。

このグループを作るのには、まぁそれはそれは様々な『術』があって、これが、面白くも難解で、とても日本語を読んでいるとは思えなくて、、(泣)

 

いつの日か、仙人が話してくださるか、、と期待しましょう。

 

この『術』を学びながら、薬膳料理に、薬膳茶に、そしてもちろん薬膳酒に、と応用していくんです。(薬膳茶は茶剤、薬膳酒は酒剤と言って方剤の一種です)

 

 

 

ふう、、

ひと息ついて、はてなブログをウロウロすれば、

 

あ、、アコ( id:akokura)さん がワレモコウのお花を活けている

   ワレモコウの根っこは確か、、地楡(ちゆ)と言う中薬

 

あ、mikipan( id:mikipan) さんがハマスゲが増えすぎて、、生薬になるらしいけど、、なんて書いている。

    そうだ、ハマスゲの根っこは、香附子という中薬、それにちょうど今、香蘇散(こうそさん)の勉強をしていたところ。

 

テキスト以外のところで出会う中薬たちは、なんだかとっても愛らしい、。

  それに、こうやって出会うと、単なる丸暗記の中薬名ではなく、

アコさんの素晴らしい生け花とともに、

mikipan さんの美しいお庭と共に、

私の記憶にしっかりと定着してくれる。

アコさん、mikipan さん、、ありがとう~、おかげでお花の名前も沢山覚えました😊

 

 

方剤はまだまだ私にとっては未知の世界、

 

だから、少しでも、、色々なものを植えてみたり、、薬草園に足を運んだり、、

そんな秋の日々  なんです。

 

 

 

 

 

自然界便り 

 

 

 

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枸杞の花

 

 

枸杞の花が咲きました。

花が咲いたんだから、実がつくだろうと、あちこちキョロキョロ探してみるけれど、

何処にも見当たらない、、枸杞子、、ゴジベリー

 

枸杞の葉っぱは枸杞葉、実は枸杞子、根っこは地骨皮、ぜ〜んぶ中薬 、なんです♪

 

 

 

 

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菊芋の花

 

 

菊芋の花も咲きました。

菊に似た花が咲くから、菊芋と名付けられたとか。

昨年は台風でやられてしまいましたが、今年は多少の被害は出ているものの、なんとか持ちこたえて大空に向かって伸びています。

 

 

 

 

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ローゼルの花



ローゼルの花も咲いてます。

 

 

 

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ローゼル塩麹漬け

 

 

花の終わった後のガクを ちょっとだけ収穫して塩麹漬けにしてみました。

美味しい ☆

 

 

 

 

 

 

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ヤマガラ

 

 

我が家のエゴノキにやって来る鳥さん、、

キィーキィー鳴いて、コツコツ突いて、

網戸越しではありますが、木の実をゲットしたところをパシャッ!

鳥の名前に詳しくないので調べてみたのですが、

この鳥さん、ヤマガラ、、であってますか?

 

 

 

 

ところで、この5枚の写真のうち、「ローゼル塩麹漬け弁当」のみiPhone11Pro で撮りました。ポートレートの自然光モードで。

他の4枚はiPhone 7で撮ったもの、加工はしていません。

どうでしょう、7からの買い替えですから、進歩が激しいかしら⁉︎

 

 

 

 

  編集後記

 

 

残暑厳しかった9月が終わり

消費税アップの10月がやって来ます。

10月から10%、、、ところどころ8%、、カードで払えばポイント還元がなんとやら、

これもまたややこしい。

 

10月が10%なら11月は11%、12月は12%、、なんてどうでしょう?

え⁈どんどん増えるのかって?

いえいえ、1月は1%、2月は2%、、となる訳ですよ。

そうしたらもう、年明け、みんな爆買いですよ、、消費者の消費が止まらない~~~。

客がれの季節なんて言わせない、2月も観光客ばんばんで、、

経済効果上がる上がる、、。

 

こうなった場合、、皆さん何月ぐらいから財布の紐を締め始めるのでしょうね⁉︎

あーー、でも、カード払いだと財布の紐を引き締める『収斂益気』の術が使えなくなるので、ご用心を^_−☆

ちなみに、『オクレオクレサギ』のお話は、私のバッちゃん1もバッちゃん2も被害にあった『本当にあった怖い話』なんです。かんぽ生命不正販売の問題が紙面を賑わせていたので、思い出して書いてみました。近所の郵貯の職員が、常連さんのお年寄りをカモにするとはね、。

 

 

今月もお越し下さった皆様、新しく読者になってくださった皆様、スター、ブクマをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

爽やかな秋の訪れと共に

   鈴鹿の季節がやってくるんです 🏁 🏎

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

精神を安定させる「酸棗仁と百合根の薬膳茶」

 

大丈夫、安神してください!

 

 

そよそよ〜

  そよそよ〜

 

 

ケア「マスター、もうすっかり秋、、ですね。」

マスター「ええ、涼しくなってきました。」

ケア「ふう、、。」

マスター「大変なお仕事ですね、、次から次へと、、。」

ケア「はい、池向こうのデイサービスセンターの問題もうやむやなまま、、今度はこんな、、。」

 

マスター「まだ、詳しいことはわかっていないのですね。」

ケア「ええ、でもどこのお宅へ伺っても同じような問題が起こっていて、、もう、、何がなんだか、。」

マスター「今、心が安定する薬膳茶、、お淹れします。」

ケア「ありがとうございます。以前もマスターに決明茶を淹れていただいて、、。」

 

 

ぎぃ〜

 

ぺ「こんにちは〜」

マスター「ぺんたんさん、、いらっしゃいませ。」

ぺ「マスター、、外は気持ちの良い風が吹いてますよ〜。」

ケア「あの、、。」

ぺ「あ、ケアマネージャーさん、、お久しぶりです。」

ケア「ぺんたんさん、、相変わらずお元気そうで、。」

ぺ「アハハ、、それだけが取り柄で、、。」

 

チラッ

ぺ「マスター、、何を作って見えるのですか?」

マスター「はい、これです、。」

 

 

ぽん

 

 

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酸棗仁と乾燥百合(びゃくごう)

 

 


ぺ「酸棗仁と、、百合、、。これで薬膳茶を?」

マスター「はい、ケアマネージャーさんが色々と心労が絶えないようなので、。」

ぺ「そうなんですか、、。」

 

ケア「ぺんたんさん、何かご存知ないかしら、。このところ訪問介護に伺うとどこの家でも同じような問題が起こっているんですが、。」

ぺ「同じような問題?」

 

ケア「はい、。ご家族が仰るには、『ジジやババが、孫や、親戚や、そのほか知り合いにやたらと物を送っている。』と、。」

ぺ「物を送る?」

ケア「はい、初めのうちは皆、美味しいお菓子が届いたとか、旬のフルーツを送ってくれた、とか、喜んでいたのですが、あまりにも頻繁なので、だんだん心配になってきて、問い正してみると、どうもポストオフィスから送っているらしい、、という事なんです。」

 

ぺ「ポストオフィス、、、あ!

マスター「ぺんたんさん、何か心当たりが?」

ぺ「はい、、丁度その話、、田んぼのババから聞いたところなんです。」

ケア「田んぼのババも?ババもやはり皆に何か送っているのですか?」

ぺ「いえ、ババは大丈夫です。」

ケア「ぺんたんさん、是非詳しく教えてください。」

ぺ「はい。では、私がババから聞いた事、お話しますね。」

 

ぺ「このところ、ババが『頻尿だ、腎ウォーターが弱っている、』と言うので、私は腎気を高め引き締める薬膳を作ってババの家に何度か通っていたのです。するとババがこんな面白い話をしてくれました。」

 

 

ーーー ♪  ーーー ♪ ーー〜

 

 

ババ「ぺんたんよ、里外れのポストオフィスを知っておるじゃろ。この里の老人たちは皆あのポストオフィスへ年金をおろしに行っておる、あの、あのポストオフィスじゃ。」

ぺ「うん、私はあまり行かないけど、、。」

ババ「最近、あのポストオフィスの周りの田んぼに、妙なサギが舞い降りてな。」

ぺ「サギ、白サギ?」

 

ババ「いやいや、、変わった鳴き声でなくサギじゃ。」

ぺ「変わった鳴き声?」

 

ババ「老人たちがポストオフィスに入るとな、サギたちは一斉に鳴き出すのじゃ。」

ぺ「一斉に?」

 

ババ「送れ〜送れ〜送れ〜♪  

                送れ〜〜〜っ♪ 

            孫に送れ〜

               孫に送れ〜(コーラス)

             息子に送れ〜

                息子に送れ〜(コーラス)

            親戚にも送れーーー っ♪   

               送れっ 送れっ送れ〜〜〜っ(コーラス)

           とな。」

 

ぺ「なに、、それ、、サギが歌うの?」

ババ「歌ってハモる。」

ぺ「歌ってハモる、アハハ、、アレクサみたい、。」

 

ババ「そしてその歌声を聞いた老人たちは皆、無性に何か送りたくなって、思わずそこにおいてあるパンフレットを手に取り、果物やら、菓子やら、海の幸、山の幸やらを送ってしまうのじゃ。」

ぺ「えーーーっ、なんなのそのサギ、、。」

 

ババ「オクレオクレサギ、じゃ。」

ぺ「オクレオクレサギ? オレオレサギじゃなくて、オクレオクレサギ、、ポストオフィスで、、。」

ババ「偶数月の15日、、つまり、年金支給日にやって来るサギじゃ。」

ぺ「年金支給日に!なんて事!! で、ババはババは大丈夫だった?」

 

ババ「もちろん、わしにもあのサギ達の声は聞こえた。」

ぺ「えッ、、ババも送りたくなったの?」

 

ババ「サギの声が届いたふりをして、、パンフレットを手に取った、そしてゆっくり、ゆっくり、1歩1歩、、ポストオフィスの窓口に近づき、。」

ぺ「近づき、、。」

 

ババ「窓口の向こうでニッコリ笑う人の顔をみながら、パンフレットと財布を置いたのじゃ。」

ぺ「えーーーッ。」

 

ババ「そして、そこで、ぺんたんが作ってくれた白豆と蓮子を取り出して、ぽんぽんと口へ放り込んだ。」

ぺ「え?ババ、持ち歩いてたの?」

 

ババ「食べ終わって、わしは財布に手を伸ばした。」

ぺ「もうっ、、ババ、。」

 

ババ「五行レンジャー達の声が聞こえた、腎ウォーターの声が届いた。」

ぺ「聞こえにくくなってた腎ウォーターの声が⁈」

 

ババ「『収斂益気の術。』腎ウォーターが低く厳かな声でささやいた。」

ぺ「腎ウォーター、、。」

 

ババ「わしの体に気が満ち溢れた、、そしてそれから、、右の手と、左の手で、財布の紐の両端を握り、、」

ぺ「握り、、。」

 

ババ「一気に財布の紐を、ギューーーッ、と引き締めた。」

ぺ「おぉぉぉ、、ババ、、。」

 

ババ「わしが思いっきり財布の紐を引き締めた時、、オクレオクレサギの断末魔の叫びが聞こえた。」

 

ぺ「すごい、すごい、さすがババ、、。」

 

ババ「いやしかし、まだまだあのポストオフィスの周りの田んぼには無数のオクレオクレサギが舞い降りて来る。用心せねばな。」

 

 

ーーー ♪  ーーー  ♪ーー〜

 

 

ぺ「と、こんなお話だったんです。」

ケア「そうですか、、そう言う事でしたか、、ポストオフィスに、オクレオクレサギが、。」

マスター「まさか、ご老人の皆さんが安心して通うポストオフィスの周りにそんなサギが舞い降りて来るとは、。」

ケア「ぺんたんさん、ありがとう。これで納得できました。」

 

 

マスター「では、酸棗仁百合茶、ゆっくりお召し上がり下さい。」

 

ぽん

 

 

 

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精神不安・不眠・イライラに良い「酸棗仁百合茶」

 

 

 

ごくっ


ケア「あぁ、優しいお味です。」

ぺ「ほんと、くせがない、、。酸棗仁、ナツメのお仲間ですね。酸棗仁入りなんて贅沢な薬膳茶です、、百合は食べちゃおうッと。」

 

パクッ

 

 

ケア「これを飲んで、私、、早速、訪問介護先を回ってみます。皆さんに注意を促さないと、。」

マスター「はい、まだまだ心労が絶えませんね。このお茶お持ちになって、就寝前にも忘れずにお召し上がり下さい。」

ケア「マスター、ありがとうございます。ぺんたんさんも、ありがとう。田んぼのババの家にも寄ってみます。」

 

 

 

 

【 酸棗仁百合茶 】

 

《 立法 : 養心安神 》

 

材料

1人1日分

  • 酸棗仁 20g
  • 乾燥百合(びゃくごう) 20g (生の百合根の場合は倍量)
  • 水600ml

 

作り方

  1. 土鍋に分量の水と、酸棗仁、百合を入れて30分おく。
  2. 1を火にかけ、沸騰したら弱火にし30分煎じる。(蓋をする)
  3. 5分程蒸らし、濾す。(百合は食べられる)
  4. 食間と就寝前に温めて飲む。

 

 

 

酸棗仁(さんそうにん)  安神類

[性味/帰経 ]  平、酸、甘/心、肝、胆、脾

[働き]⑴補肝丁神  焦燥、熱感、動悸、不眠

         ⑵収斂止汗  体虚の多汗

 

 

百合  滋陰類

[性味/帰経 ]  微寒、甘、微苦/心、肺

[働き]⑴潤肺止咳  肺陰虚の空咳、少痰、喀血

         ⑵清心安神  動悸、不眠、夢多、精神不安、イライラ

 

 

*薬膳素材辞典より

 

 

 

中薬はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*「秋の食薬」はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

*「秋分の日」のお話はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

 

 

 

 *9月の『薬膳酒ワークショップ』開催のお知らせ

 

9月29日(日)11:00〜13:00 「薬膳でセルフケア!体質に合わせて薬膳酒を漬けよう!」

 

「勝手に薬草園」の薬草も収穫して薬酒に漬け込める時期になってきました。

tabica.jp

 

 

 

お申し込み、お問い合わせは下記のページからお願い致します。

皆様のお越しをお待ちしております。

tabica.jp

 

頻尿に良い薬膳②、白豆を使った薬膳2種と『固摂作用』のお話

 

 

常備菜にして毎日食べよう

 

 

 

ごそごそ

  がさごそ

     シャバシャバ

 

 

ぺ「よし、これで準備オッケー!」

 

グツグツ

   グツグツ

 

 

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白豆を茹でる、一緒に蓮の実も茹でる。

 

 

 

ギュッギュッ

  ギュッギュッ

 

 

 

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白豆を潰して、梅干しと和える。




ぺ「出来た、、頻尿に良い薬膳、。」

 

キョロキョロ

 キョロキョロ

 

ぺ「仙人、仙に~~ん。」

 

ヒュヒューーン

 

仙「なんじゃ、ぺんたん。」

ぺ「出来ました。私も頻尿に良い薬膳、作ってみました。」

仙「ほぉ。」

 

ぺ「これです、頻尿に良い薬膳 2種、白豆と蓮子の煮物、白豆と梅干しのマッシュ 。」

 

ぽん

 

 


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仙「2種類も作ったのか。」

ぺ「はい、仙人が頻尿に良いと仰った白豆を使って、ひとつは蓮子との煮物、もう一つは梅干しとのマッシュです。」

仙「ふむ、どちらも腎気を補う白豆に、漏れを引き締める収渋類を組み合わせたのじゃな。」

ぺ「はい。味も、煮物はほんのり甘く、マッシュは程よい酸味となってます。」

仙「どれどれ、、」

 

パク

  パクパク

 

仙「うんうん、美味い、。煮物は食べ易い甘さじゃ、蓮子の歯ごたえも良いし、陳皮も効いておる。」

ぺ「これは腎気への効能を高める為に『山芋酒』を使って煮てあります。それにほんの少しの蜂蜜と醤油で味付けしました。」

仙「何、山芋酒をな、、それは良いアイデアじゃ、山芋のエキスがしっかりと抽出されておるからのう、。薬膳酒というものは中薬の効能を無駄なく抽出する為にアルコールを使っている、。酒を頂くのではない、中薬のエキスを頂くのじゃ。」

ぺ「へへ、、」

 

 

仙「こっちはどうじゃ、。」

 

パク  

  パクパク

 

仙「おぉ、これは面白い味じゃ。豆の甘みと梅干しの酸味と鹹味、、。」

ぺ「はい、こちらはパンにも合いますよ。」

仙「そうじゃな、パンにのせて食べても美味そうじゃ。」

 

ぺ「仙人、これ、どちらも常備菜となるでしょ。」

仙「そうよのう。」

ぺ「ふふ、これでもちょっと考えたんですよ。ババのところにいっつも行ける訳じゃないので、常備菜になるものを作って持って行こうって。」

仙「それは良いぞ。味も全く違うので、飽きずに楽しめる。」

ぺ「よかった。じゃ、早速、、ババのところへ、、。」

 

ブッブーーーー

 

 

 

 

【 白豆を使った薬膳2種 】

 

 《 証: 腎気虚

《 立法: 補腎固気 》

 

①【 白豆と蓮子の煮物 】

 

材料

  • 白豆100g
  • 蓮子20g
  • 陳皮1g
  • 山芋酒50cc
  • 蜂蜜大さじ1/2、醤油大さじ1/2

 

作り方

  1. 白豆を洗ってたっぷりの水に一晩浸けておく。
  2. 1を火にかけ、沸騰したら蓮子も入れて茹で、弱火にし、蓋をして柔らかくなるまで煮る。蓮子は柔らかくなったら取り出しておく。
  3. 茹で上がったらざるにあげて水を切る。
  4. 鍋に山芋酒、蜂蜜、醤油を入れて煮立たせ、白豆、蓮子、陳皮を入れて弱火で蓋をして煮汁がなくなるまで煮る。

 

 

*山芋酒の作り方はこちら

www.senninlife.com

 

 

*陳皮の作り方はこちら 

www.senninlife.com

 

 

 

 

 ②【 白豆と梅干しのマッシュ 】

 

材料

  • 白豆100g
  • 梅干し中サイズ(減塩)2個
  • オリーブオイル小さじ1

 

 

作り方

  1. 白豆を洗ってたっぷりの水に一晩浸けておく。
  2. 1を火にかけ、沸騰したら弱火にし柔らかくなるまで煮る。
  3. 茹で上がったら、ざるにあげ、水気を切ってボウルに移す。
  4. 梅干しは種を取り、たたいておく。
  5. 3をマッシュしてオリーブオイルを入れて、4を入れて混ぜ合わせる。

 

 

白豆    補気

[性味/帰経 ]  平、甘/脾、腎

[働き]⑴益気健脾 食欲不振、腹脹、むくみ、下痢

         ⑵補気益腎 腰膝痠軟、喘息、頻尿 

 

山薬(山芋、長芋、自然薯)  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/脾、肺、腎

[働き]⑴健脾止瀉 脾気弱の食少、腹脹、泥状便

         ⑵養肺止咳 肺陰虚の慢性咳、喘息

         ⑶補腎縮尿 腎気虚遺精、頻尿、帯下

 

蓮実(はすのみ)   収渋類

[性味/帰経 ] 平、甘、渋/ 脾、腎、心

[働き]⑴補脾止瀉 脾虚の慢性下痢、食欲不振

         ⑵益腎固精 腎虚遺精、滑精、不正出血、帯下

         ⑶養心安神 虚煩、動悸、不眠

 

蜂蜜  補気

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、肺、大腸

[働き]⑴補中緩急 脾胃虚弱の疲労、食少、胃痛、腹痛

    ⑵潤肺止咳 肺気虚の咳、空咳、息切れ、皮膚の乾燥

    ⑶潤腸通便 虚弱者、腸燥便秘

         ⑷解毒      トリカブトの中毒

 

 

橘皮(きっぴ)陳皮、橘紅(きっこう) 理気

[性味/帰経 ]  温、辛、苦/脾、肺

[働き]⑴理気和中 脾胃気滞の腹脹満、嘔吐、食欲不振、下痢

⑵燥湿化痰 胸苦しい、咳、多痰、喘息

 

 

烏梅(梅)  収渋類

[性味/帰経 ] 平、酸/肝、脾、肺、大腸

[働き]⑴斂肺止咳 肺虚の慢性咳、喘息

    ⑵渋腸止瀉 慢性の下痢

    ⑶生津止渇 虚熱の消渇

    ⑶安蛔止痛 回虫による腹痛、嘔吐

 

 

*薬膳素材辞典より

 

 

 

蓮子はこちらのものを使っています。

『古樹軒』さん、ぺんたんが東京に行った時にとても親切にして頂いたお店です♪

 

古樹軒 蓮の実 100g

古樹軒 蓮の実 100g

 

 

 

 

 

 

 

 

仙人問答

 

 

ぺ「ただいま~」

仙「ババはどうじゃった?」

ぺ「はい、ババ、元気でしたよ、白豆の薬膳、喜んでくれました。」

 

仙「元気、、ぺんたんよ、気兄弟の『元気』を覚えておるか?」

ぺ「あ、はい、、。4気兄弟、『元気』『宗気』『営気』『衛気(えき)』の元気ですね。」

仙「そうじゃ、その元気じゃ。」

 

ぺ「えーっと、元気は『原気』とか『真気』とも呼ばれていて、」

仙「その元気が、体を温め体温を保つ働き、それに身体の発育や成長を促進する、そんな役割を果たしたおるのじゃ。」

ぺ「は、、い。」

仙「これを『気』の温煦(おんく)作用、促進作用と言うのじゃ。」

ぺ「温煦作用、促進作用、、。」

 

仙「そしてもう一つ、この元気は内臓の位置を固定したり、津液や血液が漏れないようにコントロールしたり、汗、尿、唾の管理もしておるんじゃぞ。」

ぺ「元気が、、。」

仙「これを『気』の固摂作用と言うのじゃ。」

ぺ「なるほど、、元気は尿や汗の管理も、。」

 

仙「そうじゃ。で、ぺんたんよ、この『元気』はどこから生まれてくる?」

ぺ「元気は、、腎、、だったかなぁ~?」

 

仙「元気は腎の精気から生まれてくる。」

ぺ「あ、はい、。先天の精、、。」

仙「もちろん、生まれてからは後天の精の力も借りてな。」

ぺ「はい、脾胃の働きによって生まれてくる後天の精、、ですね。」

 

仙「五行レンジャー達も皆それぞれの気をしっかりと働かせておる。」

ぺ「肝気、心気、脾気、肺気、腎気、、。」

 

仙「肝気が弱れば肝気の固摂作用が弱り、涙がダラダラ。」

 

ぺ「心気が弱れば、、えーっと汗は心の液体だから、、。」

仙「汗をコントロール出来なくなり、やたらとダラダラ汗をかくようになる。」

 

ぺ「そっか、じゃ涎(よだれ)は脾の液体だから、脾気が弱れば涎がダラダラ、、老人で良く涎を出して見える方を見かけますが、、あれは脾気が弱っている、、と言う事なんですね。」

仙「そうじゃ。そして脾気は涎だけでなく、血液が血管外に漏れ出る事を防ぐ仕事もしておるな。」

ぺ「おぉぉ、さすが脾アース、、重要な役どころ、。」

仙「『脾の統血作用』じゃ。」

 

ぺ「そして肺気、、肺気は逆走すると咳が出て、、。」

仙「肺気が弱れば鼻水がダラダラ、、。」

 

ぺ「で、腎気が弱れば、、唾がダラダラ、。」

仙「腎気が弱れば膀胱の開閉機能が低下し、尿に様々な変化が現れる。」

ぺ「様々な?」

仙「ふむ、つまり、頻尿、夜尿、尿漏れ、尿のあとスッキリしない、帯下が多い、滑精(性交に関係なく精液が流出)、流産しやすい、などじゃな。」

ぺ「うわっ、、そんなに。」

仙「腎気虚による固摂作用の低下じゃ。これを『腎気不固証』というのじゃ。」

ぺ「『腎気不固証』、、、」

仙「そうじゃ、故に腎を補い、緩んだ腎気を収める『補腎固気』の術。」

ぺ「仙人、『補腎固気』の術、、大事な術ですね、。ぺんたんも気を引き締めて修行致します‼️」

 

 

 

【 『補腎固気』に良い食薬・中薬 (補気類・収渋類) 】

 

《 食薬 》

  • もち米
  • 山芋
  • 蓮の実(蓮子)
  • 鶏肉
  • 牛肉
  • 豚のまめ
  • うなぎ
  • キャベツ
  • カリフラワー
  • 白豆

 

《中薬 》

 

 

 

【 『補腎固気』に良い薬膳(リンクが貼ってあります) 】

 

 

 

 

 

 

 

*「4気兄弟のお話」はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

五臓の液体のお話はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

*肺気の逆走のお話はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

 


        

 

 

 

 

 

 *9月の『薬膳酒ワークショップ』開催のお知らせ

 

9月29日(日)11:00〜13:00 「薬膳でセルフケア!体質に合わせて薬膳酒を漬けよう!」

 

お申し込み、お問い合わせは下記のページからお願い致します。

皆様のお越しをお待ちしております。

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頻尿に良い十六ささげと長芋のご飯

 

腎気を高めて引き締める

 

 

ぱら

  ぱらぱら

 

ぺ「えーーーっと。腎、、腎ウォーター、。」

 

 

ヒュヒューーン

 

仙「なんじゃぺんたん、何を調べておるのじゃ。」

ぺ「仙人、、実は、、久しぶりにババの所へ行って来たんです。」

仙「田んぼのババか、、。」

ぺ「はい、。そしたら、、ババが言うには『このところ腎ウォーターの元気がないようでな。』と。」

仙「ババの腎ウォーターが、。」

ぺ「はい、腎ウォーターの声があまり聞こえない、、と。」

仙「ふむ、。」

ぺ「腎ウォーターが元気がないせいか、、このところババはやたらとトイレが近くなり、、何度もトイレに行きたくなるんだそうです。ま、ボットン◯◯じゃないから良いんですけどネ、。」

 

仙「そうか、。」

ぺ「その上、腎ウォーターの事が気にかかって、夜もあまり良く寝られない、、って、ババが、。」

 

仙「それは、、、腎ウォーターが、虚しておる。」

ぺ「腎ウォーターが、、。」

仙「歳をとるとな、、どうしたって腎ウォーターは衰えてくる、。」

ぺ「は、、そうでした、、が、。」

 

仙「腎ウォーターとペアを組んでおるのは膀胱じゃ。」

ぺ「あ、はい、、表裏関係の臓腑、、でしたね。」

仙「腎ウォーターが虚してくれば、膀胱にも影響が出る。」

 

ぺ「そっか、、それで、、どうしましょう?」

仙「腎気を強くして、引き締める。これじゃ!」

 

 

ぽん

 

 

[f:id:hatenablog:20170217161727j:plain:title=:alt=]

気虚による頻尿に良い十六ささげと長芋

 

 

 

ぺ「長芋、、十六ササゲ、、。」

仙「どちらも腎に帰経し、頻尿に良い食薬じゃ。」

ぺ「おぉ!」

 

仙「十六ササゲは今収穫が豊富じゃからな、。」

ぺ「グッドタイミング。」

 

仙「これでパパッと簡単、混ぜご飯じゃ。」

ぺ「はい!」

 

仙「まずは米を研いで、、。」

 

カシャカシャ

 

仙「豚肉を細かく切って紹興酒に漬ける。」

 

トントン

  ジュバ

 

仙「十六ササゲと長芋も切って、生姜はみじん切りじゃ。」

 

トントン

   トトトン

      トトントン

 

仙「これをパパッと炒めて、中火で煮込んで、、」

 

シャッシャッ

   グツグツ

 

仙「炊きたてご飯に混ぜれば、、。」

 

サッサッ

  混ぜ混ぜ

 

 

仙「完成、十六ささげと長芋の混ぜご飯 。」

 

 

[f:id:hatenablog:20170217161727j:plain:title=:alt=]

頻尿に良い「十六ささげと長芋の混ぜご飯」

 

 


ぺ「わ、美味しそう。」

仙「漏れをギュッと引き締めるレモンをかけて召し上がれ。」

ぺ「はーい。」

 

仙「ぺんたんよ、食べるでない。ババに持っていくのじゃ。」

ぺ「あ、そっか、、。では、行って来まーす。」

 

ブッブー

 



 

 

 

【 十六ささげと長芋の混ぜご飯  】

 

《 立法: 補腎益気 》

 

材料(2人分)

  • うるち米1合
  • 十六ささげ4本
  • 長芋50g
  • 豚こま切れ80g
  • 紹興酒小さじ1
  • 生姜5g
  • カツオ出汁150cc
  • 醤油大さじ1、みりん大さじ1
  • レモンスライス2枚

 

作り方

  1. お米を研いで、分量の水に浸けておき、炊く。
  2. 豚こま切れ肉を更に細かく切り、紹興酒に浸けておく。
  3. 長芋は皮をむき、5㎜の角切りにする。十六ささげは洗って2㎝に切る。生姜はみじん切りにする。
  4. フライパンを火にかけ、豚こま肉を入れて炒める。
  5. 豚肉に火が通ったら、ささげ、長芋、生姜を入れて炒める。
  6. 5に出汁を入れて、みりん、醤油を入れ、中火で煮汁がなくなるまで煮詰める。火を止め、あら熱が取れるまでおいておく。(冷める間に味が染み込みます。)
  7. 6をご飯に混ぜ、器に盛り、レモンをかける。

 

 

 

十六ささげ(ながささげ)  補気

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、腎

[働き]⑴補気健脾 脾胃虚弱の食欲不振、吐き気、むくみ、下痢

    ⑵補腎止帯 腎気虚の帯下、遺精、血尿、頻尿

 

山薬(山芋、長芋、自然薯)  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/脾、肺、腎

[働き]⑴健脾止瀉 脾気弱の食少、腹脹、泥状便

         ⑵養肺止咳 肺陰虚の慢性咳、喘息

         ⑶補腎縮尿 腎気虚遺精、頻尿、帯下

 

うるち米  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢

    ⑵除煩止渇      精神不安、イライラ、口渇

 

豚肉  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘、鹹/ 脾、胃、腎

[働き]⑴滋陰潤燥 熱病による消渇、空咳、便秘、乳汁分泌不足、病気の回復

 

檸檬(レモン)  収渋類

[性味/帰経 ] 平(涼)、酸、甘/脾、胃、肺

[働き]⑴生津止渇 口渇、消渇

    ⑵利肺潤喉 肺燥痰火、咳

    ⑶開胃消食 食欲不振、脘腹痞脹、下痢

    ⑷安胎   妊娠によるつわり、胎動不安

 

 

*薬膳素材辞典より

 

 

 

*頻尿に良い十六ささげともち米を使った薬膳はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

五臓六腑のペアのお話はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

*「収渋類の食薬」はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

 

仙人問答

 

 

ぺ「ただいま~。仙人、、ババ、とっても喜んでました。すっごく美味しいって。」

仙「ほぉほぉ、良かったのう。」

ぺ「お肉も細かくて、食べ易いって。」

 

仙「ふむ、お肉はのう、豚肉ではなく、鶏肉か牛肉でも良いのじゃ。」

ぺ「そうなんですか、。」

仙「いやむしろ、腎の気を補うのなら、鶏肉や牛肉の方が良い。」

ぺ「それなのに何故?」

 

仙「夜もあまり眠れない、、と聞いたのでな、、腎気だけでなく腎陰も不足気味かもしれんと、豚肉にしてみたのじゃ。」

ぺ「へぇ、、。」

仙「歳をとると、気も陰も両方不足してくる事が多いからのう。」

ぺ「気陰両虚、、ですね。」

 

仙「もち米や白豆も頻尿に良いな。そしてもちろん漏れを防ぐ収渋類、梅や蓮子も良いぞ。」

ぺ「はい。」

仙「加齢による頻尿は誰にでもある症状じゃ。こういった食薬で改善する事が大事じゃぞ。」

ぺ「はい、私も頻尿を改善する薬膳、考えてみます!」

仙「そうじゃのう。」

 

ぺ「ふふ、それにしても、、美味しかったです、十六ささげと長芋の混ぜご飯、。生姜が効いてて味がしみてて、、。」

仙「なんじゃ、食べたのか?」

ぺ「へへ、だってすっごく美味しそうだったから、、ジーッとみてたら、ババが分けてくれたんです、ウフッ♡」

 

仙「そろそろ重陽節句の準備じゃ、ババにも健康長寿をな。」

ぺ「はい。」

 

 

 

 

*「重陽節句」に向けてオススメの菊花酒

www.senninlife.com

 

 

 

*もち米を使った栗と舞茸のお粥

www.senninlife.com

 

 

 

 

 

 


        

月刊仙人life 8月号 2019


 

 

 

  干して干して 8月

 

 

皆さま、こんにちは、ぺんたんです。

 

雨ばかりだった7月のお返しに

お日様バンバンの8月

そんな空の気まぐれにうんざりしながら

観に行った映画「天気の子」

 

あの

雨女ですけど・・・

 

 

 

 

 

ぺんたんの夏

 

 

《 その① 》

 

岐阜県関市にある通称「モネの池」に行って来ました。

Googleさんの地図でレビューを読んだら「わざわざ行くほどの池でもない。」と書かれていたので、行ってみました(笑)

 

行こう!と決めた日はね、すっごい豪雨になりまして、関市の辺りは通行止めで、、

ほら、やっぱり私雨女☔️

 

ですが運良く次の日もお休みでしたので、1日延期して楽しんで来ました。

 

 

何もないところにぽこっとある池なんですが、家族づれやら、カップルやら、ぺんたんやら、ホント、人がわんさかわんさか、、人気スポットのようです。

 

 

 

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岐阜県関市にある通称「モネの池」

 

 

 

大雨の後だったにもかかわらず、透き通ったきれいな水

湧き水なんだそうですよ。

 

写真、モネっぽく撮れたかしら?

 

 

 

 

 

 

《 その② 》

 

 

お盆休みも終わる頃、しおん様より開催リクエストを頂き、8月22日(木)に薬膳酒ワークショップを開催致しました。

なんと、今回は6名様ものお申し込みで、今まで少人数で開催してきたぺんたんはびっくり‼️

いつものテーブルにギュギュッと6名様お座り頂き、楽しいひと時を過ごしました。

 

 

お越しいただいたのは、しおんさんのお仕事仲間⁈「犬山の愉快な仲間たち」様です。

 

 

 

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TABICA「薬膳でセルフケア!体質にあった薬膳酒を漬けよう!」ワークショップ

 

 

 

 

*詳しくはこちらをご覧ください💁‍♀️

 

tabica.jp

 

 

 

しおん様、犬山の愉快な仲間たち様、暑い中お越し頂きありがとうございました。

ドライバーの彼が、テイスティング出来ず必死に香りだけ吸い込んでいる姿がとっても印象的でした(笑)

「勝手に薬草園計画」のウコンや、ローゼル、ハブ草に決明子、菊芋、、収穫の時期になりましたら、是非、フレッシュウコン酒やフレッシュローゼル酒などなど、、漬けに来てください。

またのお越しをお待ちしております😊

 

 

 

そうそう、犬山市って愛知県の最北にある市なんだそうですよ。

犬山城とか、明治村とか、リトルワールドとか、日本モンキーパークとか、有名な観光地もいっぱい。

しおんさんから「犬山、ご案内しますよ、是非遊びに来てください。電車1本で来れますから。」と嬉しいお誘いも頂きました。

 

ワン!

 

 

 

inuyama.gr.jp

 

 

 

 

 

 

自然界便り 

 

 

 

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和薄荷の花

 

和薄荷の小さな花

その花に、白い蝶が寄り添っています♡

 

 

 

 

 

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秋ウコンの花

 

 

 

秋ウコンの花も咲きました。

初めて見る秋ウコンの花

あまりの美しさに うっとり♡

 

 

 

 

 

  編集後記

 

 

そうよね、やっぱり世の中重宝されるのは「晴れ女」よね、と思いながら

お日様ギラギラの日々に感謝して干す干す干す

バジル・セージ・青シソ・ゴーヤ・菊芋の葉・和薄荷・ペパーミント・ベルガモット

バッタの勢力が増してくると、あれもこれもかじって穴だらけにしてくれるので、急いで収穫して干す干す干す。

 

 

*「ドライハーブの作り方」はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

今月もお越し頂いた皆様、新しく読者になってくださった皆様、スター、コメント、ブクマをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

ザーザージトジト、雨フリフリ、いい加減にして!と嘆いた7月

ギラギラサンサン、陽カンカン、もうたくさん!と汗を拭った8月

「天の気」に振り回されながらも、季節は秋へと進んで行きます。

 

 

 

 

 *9月の『薬膳酒ワークショップ』開催のお知らせ

 

9月29日(日)11:00〜13:00 「薬膳でセルフケア!体質に合わせて薬膳酒を漬けよう!」

 

お申し込み、お問い合わせは下記のページからお願い致します。

皆様のお越しをお待ちしております。

tabica.jp

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!