ハーブも干さなくちゃ
チョンチョン ガサガサ チョンチョン
仙「ぺんたん。ハーブ類の手入れをしておるのか?」
ぺ「はい、バジルもそろそろ干しておこうかと、、ローズマリーのドライも作っておきたいし、でもペパーミントは殆どバッタに食べられてしまって。」
仙「ローズマリーは酢に漬けてハーブビネガーを作ると良いな。」
ぺ「ハーブビネガー、、仙人随分おしゃれなものをご存知で、。」
仙「当たり前じゃ。薬臭い名前のものばかりでは、若い女性に嫌われるからのう、、。」
ぺ「熱湯消毒した瓶に漬けておけば良いですか?」
仙「そうじゃ、ローズマリーはさっと洗い、しっかり水気を切るんじゃ。それを熱湯消毒した瓶に入れ、酢を注ぐ。ローズマリーが全て隠れるように酢を注ぐんじゃ。」
ぺ「はい、。」
仙「これで2、3日おけば良い香りのローズマリービネガーが出来上がるんじゃ。」
ぺ「何に使いましょうか?」
仙「サラダとかドレッシングとかじゃが、、。よし、今日はこれでかぼちゃのソテーを作ろう。」
ぺ「あ、ほんと、かぼちゃがゴロゴロ転がってました、あれ、採ってきますね。」
トコトコトコ チョキーン
仙「よし、ではこれとパプリカとベーコンで、。」
トン トン トン シャッシャッ
仙「はい、出来上がり。 かぼちゃのローズマリーソテー じゃ。」
ぺ「あ、ほのかにローズマリーの香りがします。かぼちゃが甘くて美味しい〜」
仙「ほんの少しの酢で、味が引きしまるじゃろ?」
ぺ「そうですね、さっぱりします。」
仙「香りのあるものは湿を解消するし、気鬱にも良い。ハーブ類を上手に料理に取り入れると良いな。」
かぼちゃのローズマリーソテー
材料(2人分)
かぼちゃ100g、パプリカ1/4個、ベーコン30g、オリーブオイル大さじ1/2、ローズマリー酢小さじ1、塩コショウ適宜
作り方
- ローズマリー酢を作る。
- かぼちゃを3mm幅に切る。
- ベーコン、パプリカは一口大に切る。
- フライパンを火にかけ、オリーブオイルを入れかぼちゃを炒める。
- かぼちゃに火が通ったら、ベーコン、パプリカを入れ炒める。
- 塩コショウで味を整え、最後にローズマリー酢(酢に漬けたローズマリーの葉も少々)を入れる。
かぼちゃ 補気類
[性味/帰経 ] 温、甘/脾、胃
[働き]⑴補気健脾 脾気虚の疲れ、悪心、嘔吐、胃腹疼痛、下痢、便秘
仙人問答
仙「かぼちゃは体を温め、気を補って、疲労回復、便秘に良いぞ。」
ぺ「黄色で甘味で脾に帰経する、わかりやすいですね。」
仙「かぼちゃも昨日の冬瓜同様、貯蔵性が高いんじゃ。冬至にかぼちゃを食する習慣は、野菜の少ない時期の栄養補給の意味があったんじゃ。」
ぺ「なるほど、、ところで仙人、ローズマリーは集中力、記憶力を高めるハーブだそうですよ。花言葉も『記憶』だそうです。」
仙「ふむ、そうか、、。」
ぺ「受験生とかに、良さそうですね。」
仙「そうじゃな、酢は血の巡りもよくなるし、ではローズマリー酢で受験対策じゃ。」