薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

体を温めるクルミ味噌で

 

もち米は衛気を強化する

 

そわそわ  そわそわ

 

ぺ「仙人、アマノクダリノミコトと何話してるんだろう?薬膳講座の部屋に入ったっきり、、。」

 

うろうろ うろうろ

 

ぺ「なんか、落ち着かないなぁ、、。そうだ、何か作って持って行こう。」

 

ぺ「体が温まる、、おやつ、がいいかな、、。あ、そうだ、もち米があったし、、。」

 

シャッシャッ

ふつふつ こねこね

シャカシャカ 

くるくる

ヤキヤキ

 

ぺ「よし、完成!お客様用に、た〜っぷり味噌をつけて、、と。」

 

トコトコ

 

コンコン

ガチャ

ぺ「失礼しま〜す。あの、ちょっとおやつを作ったので、、。」

アマ「これは、これは、ご丁寧に、、。」

 

ぺ「くるみ味噌で五平餅です、どうぞ。」

 

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アマ「うわっっ、何ですかこれは‼︎ 味噌がついてしまっているではないですか。」

ぺ「?? え、あの、だって五平餅ですから、、味噌はつきますよ。」

アマ「嫌な言葉だ、、。」

 

ぺ「くるみ味噌なんです。くるみや、酒粕、黒砂糖が入っていて体を温める薬膳なんです。」

アマ「ほぉ、懐(ふところ)を温める役銭、、。」

 

 パクッ

 

ぺ「? それに、もち米で作ってあるので、体表を守る衛気(えき)が強化されるんです。」

アマ「素晴らしい、体面を保って益が強化、、。」

 

パクッ

ゴホッ ゴホゴホッ

 

ぺ「? あ、お茶、、がいりますね。今お茶を、、。」

アマ「そこに置いてあるペットボトルのお茶でいいですよ。私は喉が乾いている、。」

ぺ「あれは非常用のお茶で、、。」

 

ツカツカ 

キュッ クルクルッ

 

ぺ(え?自分でペットボトル開けてるし、、そんなに喉乾いてるんだ、、。)

 

ドボドボ ドボドボ

 

ぺ(自分で湯飲みに注いでる、、、味噌つけすぎたかな?)

 

クルッ

 

ぺ「あっ、せんはしないでくださいね。」

アマ(ドッキーン)「あっ、せんは、、。」

ぺ「はい、栓はしないでください、仙人の分もお茶を、、っと。」

 

 

 

胡桃味噌で五平餅

材料(2人分)

もち米1合、

胡桃味噌:麹味噌35g、酒粕10g、黒糖35g、酒大さじ3、胡桃20g、黒胡麻小さじ1

*黒糖、酒の分量は、味噌の味に合わせ加減してください。

 

 

作り方

  1. もち米を洗って、炊く。
  2. 炊き上がったら、熱いうちに軽く潰し、12等分しておく。
  3. 胡桃と、黒胡麻はそれぞれ乾煎りし、胡桃は細かく刻む。
  4. 胡桃味噌の材料をあわせる。(酒粕が溶けにくい場合は、酒と一緒にレンジにかける。)
  5. 2を竹串に刺し、オーブントースターで焼く。(くっつかないホイルを敷くと良い。)
  6. 焼けたら裏返して焼き、胡桃味噌をつけて焼く。

*胡桃味噌は、田楽や焼きおにぎり等にも使えます(^^)

 

 

 

糯米(もち米)  補気類

[性味/帰経 ] 温、甘/ 脾、胃、肺

[働き]⑴補中益気・健脾止瀉 脾胃虚弱の疲労、食少、めまい、下痢、頻尿

    ⑵固表止汗 肺気虚の自汗、風邪を引きやすい

 

胡桃肉(ことうにく、くるみ)  助陽類

[性味/帰経 ]  温、甘/肝、腎、肺、大腸

[働き]⑴補腎助陽 腎虚の腰痛、四肢無力、むくみ、冷え

    ⑵斂肺定喘 肺腎不足の吸気性呼吸困難、慢性咳、喘息

    ⑶潤腸通便 老人、虚弱者、病後の腸燥便秘

 

黒砂糖    温裏類

[性味/帰経 ]  温、甘/肝、脾、胃

[働き]⑴温中補虚     冷え、食欲不振、疲労、下痢

    ⑵緩急止痛     産後腹痛、生理痛、胃腹疼痛

    ⑶活血化瘀     生理不順

 

黒胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎

[働き]⑴滋補肝腎・養血益精 耳鳴り、頭痛、めまい、白髪、疲労

    ⑵潤燥滑腸 皮膚乾燥、腸燥便秘

 

酒粕

 [性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾

[働き]⑴消化不良、お腹の冷え、血行促進、元気不足

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「アマノクダリノミコト、随分変わった方でしたね。」

仙「そうじゃのう、。」

ぺ「何をしに見えたのですか?」

仙「ポストを探しておるそうじゃ。」

ぺ「ポスト?」

仙「全国を行脚しながら、ポストを探したり、作ったりしておるそうじゃ。」

ぺ「へぇ、郵便局にお勤めなんですかね。それにしても、なぜ、ここへ?」

仙「仙人社、じゃよ。仙人社にポストがあるか、なければ作ってはどうかと言っておったな。」

ぺ「ポストなら、田んぼのところにありますよね。」

仙「ふむ、それはもう見つけておったようじゃ。」

ぺ「でも、なぜ、仙人社のことをご存知だったんでしょう?」

仙「ウハハハハ、それは、あれじゃ、センター入試じゃ。」

ぺ「センター入試?」

仙「あの日、わしが仙人社のお守りの試供品を配布したじゃろう。あれで、仙人社を造っておることが人間界に一気に知れ渡ったのじゃ。」

ぺ「なるほど、、それで。」

仙「twitterとやらの威力はすごいようじゃ、光速、音速、twi速じゃな。」

ぺ「twi速、、(笑笑)。でも、仙人、アマノクダリノミコト、なんていうカミサマ、いましたっけ?」

仙「カミサマか何様かは知らぬが、日本に古くからおったことは確かなようじゃのう。」

ぺ「そうなんですね、、。」

仙「神(しん)は目に現れる。あやつの目の神は、、。」

ぺ「しん?神?」

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!