赤紫蘇酢も使って
ヒュヒューン
仙「ウホホッ、、美味そうな水ナスが採れたぞ、、。」
ヒョイヒョイ
仙「この美しい紫色は、、アントシアニン、、抗酸化作用バッチリの〜〜、仙人、益々若返る〜。」
るんるん
ダラァ〜〜
ごろごろ〜〜
仙「なんじゃ、ぺんたん、覇気のない、、。」
ぺ「この暑さですよー、なんで仙人、そんなに元気なんですかぁぁぁ、。」
仙「8月じゃ、新しい月の始まりじゃ、。ダラダラなどしておれぬ、。」
ぺ「ハァ、、道子さんの所で又、『仙人様、チキンのレモンソテー、大変美味しかったです〜〜。』
なーんて言われて、すっかり調子にのっちゃってるのね〜。」
仙「ん?何か言うたか?」
ぺ「いえ、別に、、。」
仙「採れたての水ナスで薬膳を作ろう〜〜。」
ぺ「暑いんですから、、さっぱりしたのにしましょうよ〜〜。」
仙「ふむ、そうじゃな、、。では、、、。」
トントン
シャシャッ
ジューッ
トントン
ささっ
冷や〜〜ん
仙「ようし完成、ナスとトマトのマリネ じゃ。」
ムクっ
ぺ「わ、綺麗 、。」
仙「どうじゃ、美味そうじゃろう、、。」
ぺ「はい、、。」
パクッ
パクパク
ぺ「あ、紫蘇酢の味、、。」
仙「そうじゃ、赤紫蘇酢も使って、青紫蘇も使って、油で焼いた茄子とトマトのマリネじゃ。」
パクパク
パクパク
ぺ「めちゃ、美味しい、、。こうして、青紫蘇で茄子とトマトを挟んで、、」
クルっ
パクッ
ぺ「うぁわぁぁ、、美味しい〜〜。」
ナスとトマトのマリネ
材料(2人分)
ナス(小)1本、トマト(小)1個、大葉3〜4枚、赤紫蘇酢大さじ1、白胡麻、オリーブ油
作り方
- ナスは斜め切りにし、サッと水で洗ってアク抜きし、水気を切る。
- フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、温まったらナスを焼く。
- 焼けたナスをキッチンペーパー等に取り、冷ましておく。
- トマトは薄切りにする。
- 器に大葉、ナス、トマトを並べ、赤紫蘇酢をかけて、ラップをし、冷蔵庫で冷やす。
- 食べる時に白胡麻をかける。
*赤紫蘇酢の作り方はこちら
茄子 止血類
[性味/帰経 ] 涼、甘/脾、胃、大腸
[働き]⑴血熱の各種出血
⑵黄疸、水腫、むくみ
⑶食欲不振、胃腹脹満
トマト 清熱瀉火類
[性味/帰経 ] 微寒、甘/ 肝、脾、胃
[働き]⑴生津止渇 熱病による煩渇
⑵健胃消食 食欲不振、消化不良
大葉(紫蘇) 辛温解表類
[性味/帰経 ] 温、辛/肺、脾
[働き]⑴発表散寒 風寒表証の発汗、解熱、咳
⑵行気寛中 脾胃気滞の胸悶、嘔吐
⑶解魚蟹毒 蟹、海老、魚介類の中毒
白胡麻 滋陰類
[性味/帰経 ] 寒、甘/肺、脾、大腸
[働き]⑴清熱滑腸 皮膚の乾燥、筋肉の無力、痰、赤み、便秘
⑵行気通脈 頭痛、めまい、頭部瘡瘍
仙人問答
仙「ナスのアントシアニンはコレステロールの低下、抗酸化作用により高血圧、高脂血症などの生活習慣病を予防するのじゃぞ。」
ぺ「はぁ、、。」
仙「それに、茄子とトマトの組み合わせは糖尿病の予防にも良い、と言われておる。」
ぺ「はぁ、、。」
仙「ナスは、むくみや、食欲不振にも良いしな、。」
ぺ「はぁ、、。」
仙「しかし、ナスは体を冷やす作用が強いので、気を付けねばならぬぞ。」
ぺ「はぁ、、。」
仙「なんじゃ、なんじゃ、、さっきからその態度は、、。」
ぺ「だって、、どうせ、、本当の目的は別でしょう?」
仙「うほっ、、、。」
ぺ「『アントシアニンで益々若返る〜〜』とか言って見えたの、聞こえてますー。」
仙「ウハハハハ、、茄子にもアントシアニン、赤紫蘇にもアントシアニン、、老化予防のアントシアニン〜〜お目目もぱっちり、、。これで8月も絶好調ーーー。」
ひょいひょいヒョーーーイ