さっぱり、新生姜と一緒に
ヒューーン
ヒュルヒュルヒューン
ピタッ
仙「お、今日も新技で着地、成功、。」
ぺ「あ、仙人、、お帰りなさい。」
仙「今日は、、ほれ、これじゃ。」
ピチピチ
ピチッピチッ
ぺ「あ、鮎、、わー跳ねてる。」
仙「川で釣って来たのじゃ、清流を泳ぐ鮎を食べれば、心も洗われる気分じゃ。」
ぺ「んー、なんか良い香り〜〜。」
仙「ふむ、鮎は香魚とも言われておる。清流で育った鮎は良い香りがするのじゃ。 」
ぺ「やっぱ、塩焼き、、ですよね。」
仙「もちろん、そうじゃ、塩焼きに限る、、しかし、じゃ。」
ぺ「しかし、、」
仙「塩焼きにした鮎をご飯に入れて、鮎ご飯に、するのじゃ。この新生姜と一緒にのう。」
パッ
ぺ「鮎ご飯、、美味しそう、、。」
仙「まず、鮎を綺麗に洗って、、塩麹をしておくのじゃ。そうして、こんがり焼く。それを炊き上がったご飯に入れて蒸らすのじゃ、こんな風に。」
ぺ「わぁ、、ご飯に鮎が、、。」
仙「蒸らし終わったら、鮎の頭と骨を取り、身を軽くほぐして、新生姜と一緒混ぜるんじゃ。」
さっくり
ぺ「仙人、内臓も一緒に混ぜますか?」
仙「もちろんじゃ、鮎はこの内臓の苦味が美味いし、、それに、内臓には栄養がたっぷりじゃ。」
ぺ「そうなんだ、。」
仙「内臓にはビタミンAがたっぷり、、その上みんな大好きEPA&DHAもた〜〜っぷりなんじゃ。」
ぺ「美味しくて、栄養たっぷり、、。なんてステキなお魚。」
トントン
仙「仕上げに大葉をのせて
パッパッ
仙「ほい完成、焼き鮎と新生姜のご飯 じゃ。」
ぺ「わ、美味しそう、。」
パクッ
ぺ「んーーーー、メチャ美味しいーー。」
仙「な、美味いじゃろう。」
ぺ「新生姜も入ってるので、臭みがないし、、程よい鮎の油、、。」
仙「ウハハハハー、これは美味くて、食べだしたら止まらんぞ、。」
ぺ「えー、ほんと、、食べ過ぎちゃいそう、、キケンーー。」
パクパク
パクパク
焼き鮎と新生姜のご飯
材料(2人分)
うるち米1合、鮎1尾、新生姜5g、昆布5g、塩麹、水、大葉2枚
作り方
- お米を研いで、昆布を入れ水加減をして30分おく。
- 鮎はぬめりを取り、洗って水気を拭き取り、塩麹をして30分おく。
- 1のお米の昆布を取り出し、炊く。
- 鮎を焼く。
- 新生姜、大葉はせん切りにする。
- ご飯が炊き上がったら、焼いた鮎を入れて蒸らす。
- 10分ほどおいて、蓋を開け、鮎の頭と骨を取り、身をほぐし、新生姜を加えてざっくり混ぜる。
- 器に盛り、大葉を添える。
うるち米 補気類
[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃
[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢
⑵除煩止渇 精神不安、イライラ、口渇
鮎
[性味/帰経 ] 温、甘/ 脾、胃
[働き]⑴水分不足、むくみ、母乳不足、ほてり
⑵消化促進、
生姜 辛温解表類
[性味/帰経 ] 微温、辛/肺、脾
[働き]⑴発汗解表 風寒表証の悪寒、無汗、身体の痛み
⑵温胃止嘔 胃の冷え・痛み、嘔吐、食欲不振
⑶温肺止咳 咳、白痰、喘息
⑷解毒 魚・蟹中毒の時に喉、舌の痺れを取る
仙人問答
ぺ「美味し過ぎ、、鮎ご飯、、。」
仙「ウハハハハー、鮎はむくみの解消にも良いしな、その上、動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病にも良いぞ。」
ぺ「こんな小さな魚なのに、、なんてお利口さん、。」
仙「免疫力を高め、ガン予防にも良い。」
ぺ「これで、夏バテにもならず、秋へと向かえますね。」
仙「ふむ、実りの秋、食欲の秋、、じゃ。」
ぺ「太らないように、気をつけよッ。」