一喜一憂の 8月
皆様こんにちは、ぺんたんです。
お盆休みも家にこもってひたすら仕事をしておりました。
毎年恒例の事なのでさほど気にもなりませんが、
あちこちから聞こえて来る花火の音に耳を傾けながら、、
家中を走り回るヤモリに驚かされながら、、
次から次へと起こってくる様々な問題に振り回されながら、、
一喜一憂・・・
陰陽入り乱れての8月、、を振り返って、。
スポットライト
ジャーン!
スポットライトを浴びて主役登場、、。
そう、私の人生の主役は私。
仙人と言う師匠に導かれ、五行レンジャーに助けられながら、邪気と戦う勇者ぺんたん!
憎っくき邪気を打ちのめす、、、
いえいえ邪気と戦わなくて良いように、ひたすら防御策を講じているのです。
強勢な邪気と強壮な正気が戦う、これを中医学では実証と言い、この戦いはそれはそれは激しいものとなります。戦いは1度始まってしまったら止める事が出来ませんからね。戦わなくて良いように予防する、これが真の薬膳の道、と言う訳です。
でも、ちょっと待って、。スポットライトから外れて脇役にまわってみる。
主役は邪気。
甘い汁を吸い尽くすため、あの手この手と策を講じ、必死に美味しい獲物を追い続けてきた。そしてやっと、遂に、今まさにその時!と思ったところへ邪魔が入る。ぺんたんとその師匠率いる五行レンジャー。
「なんて奴!人の計画を台無しにする、許せない奴、、そう言えばあの時も邪魔された。田んぼのババに騙されておびき寄せられ、、仲間は、風寒邪気はやられてしまった。えーい、憎っくきぺんたんめ、積年の恨み晴らしてくれようぞ‼︎」
これが、私、、脇役の私。
なんて言うんでしょうね、最近思うのは、一方向からしか物事を見れない人って、危険な気がするのですよ。自分は常に正義だと思っている、、そして敵は敵でしかない。
そんな人間にならない為にも、物事をいつも同じ方向からばかり見ていては、ダメだなぁ、と思っちゃいます。ひとつの方向からしか物事を見る事が出来ないと、誰かの気持ちや状況をおもんぱかる事は出来ないから、マルチアングルで、あっちからも、こっちからも、グルグルと角度を変えて、距離も変えて「あれ、こんな風にも見えるのねー。」とか「ややッ、こんなところにこんな物が潜んでいたとは、。」などの発見を楽しみたいものです。
そうして、自分の人生とはいえ、主役でいるのが辛くなった時、主役でいる事に疲れた時には、さっさとスポットライトから外れ、脇役に、いえ脇役どころかその他大勢に、、烏合の集に、紛れ混んでしまえば、超楽ちん、、ひと息ひと息、、。
題名をつけるとすれば無題だが 名札をつければ渡辺のわたし
と言う事で、今月はちょっと視点を変えて、トッコちゃん目線で、、。
トッコの夏休み日記
【 7月20日 木よう日】
きょうで、がっこうがおわりました。
おうちにかえったら、おかあさんが、いまがわさんのおうちにパンケーキをもって行くといったので、いっしょに行きました。
いまがわさんのいえについたら、たくさんの人がいて、でんわもいっぱいかかってきて、おじさんはいそがしそうでした。
いまがわさんのおじさんは、まえは、まりであそんでくれたけど、きょうはだめでした。
つまらないので、セナちゃんのいえに行くことにしました。
おそとに出たら、そらがとてもきれいなので、みていたら、いまがわさんのいえのやねの上を、とうもろこしのヒゲがとんで行きました。
【8月13日 日よう日】
おかあさんが、きょうは、しんだおばあちゃんがかえってくる日だといいました。
それで、おばあちゃんがかえってくるときにつかう、うまをナスで作りました。
ナスにわりばしをさして、作りました。
そうしたら、にゃおーんというなきごえがきこえ、くろねこやまとがやってきました。
おにもつをもらいにおかあさんといっしょに、おみせに行きました。
くろねこやまとの人がドアをあけたら、おばあちゃんがおりてきました。
「これが1ばん、早くて、べんり。」とおばあちゃんはいって、いえにはいって行きました。
おばあちゃんは、おぶつだんにおいてあった白ナスをみつけて、「わたしはナスが大きらいなんだよ。」といって、白ナスをぽーんとおそらになげました。
白ナスはクルクルっとまわって、きえてしまいました。
【8月27日 日よう日 】
きょうは、さとのおまつりに行きました。
そこで、みやざわけんじのせいたんさいがありました。
「ちゅうもんのおおいりょうり店」で食べられそうになって、「ぎんがてつどう」にものりました。
ひろばであつまって、みんなで「星めぐりのうた」をうたいました。
わたしは、このうたはしらなかったけど、おもしろいうたなので、すぐにおぼえました。
「あかい目だまのさそり、ひろげたわしのつばさ、あおい目だまの小いぬ、ひかりのヘビのとぐろ、オリオンはたかくうたい、つゆとしもとをおとす。」といううたです。
このうたをうたったら、ほんとうにヘビのとぐろのようにおそらがひかって、雨がふりだしました。
お父さんとおかあさんとわたしの3人で、はしっておうちヘかえりました。
そうしたら、わしのつばさが、わたしとおかあさんの上にきて、雨からまもってくれました。
・・・ ・・・ ・・・
自然界便り
シルクツリーの花が咲きました。
右下に見えるのが蕾です。この蕾がパッと開いて、こんなに鮮やかに咲くのです。
編集後記
雨が少なく、作物の育ちはいまひとつ、、ゴーヤも昨年程は実らず、で、ガッカリだった8月。
そうかと思えば雨ばかりの地域もあったようで、、バランスの悪い8月でした。
陰陽入り乱れての私の8月も、まだまだ先が見えず、、9月になったら、何とか落ち着いて〜〜と願うばかりです。
こんな時は何か歌でも読みましょう、、と、
ご紹介した歌は私の好きな歌人、斉藤斎藤さんの《渡辺のわたし》です。
「斉藤さんだぞッ!」の方ではありません(笑)
今月も訪れて下さった皆様、コメント、ブクマ、スターを下さった皆様、読者になって下さった皆様、本当にありがとうございます。
夏休みも今日で終わり、、
大人の私達も新学期のつもりで、「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」を迎える事としましょう。