痰湿体質に良いひじきと一緒に
ヒュヒューン
ドサドサッ
仙「ぺんたんよ、菜の花を採って来たぞ。」
ぺ「あ、ほんと、、もう菜の花の季節、、。」
ドサドサッ
仙「そして、海ではひじきも収穫して来た、。」
ぺ「ワカメやひじき、、、そう言えば海藻類の獲れる時期でしたねー。」
仙「そうじゃ、ぺんたんが修行をサボっておる間も、自然界は変わらず動いておる。」
ぺ「は、そうですね、、。では今日は、この菜の花とひじきで、、」
仙「春を呼ぶ薬膳じゃあ〜。」
トントン
サササッ
茹で茹で
くるくる
混ぜ混ぜ
ぺ「出来ました。菜の花とひじきの辛子和えです。」
仙「おぉ美味そうじゃ。」
パクっ
仙「美味い、和テイスト、、。」
パクっ
ぺ「ほんと、ほんのり辛子の味で、、美味しい。」
仙「ひじきは寒性で体を冷やすからのう、辛子を加えて寒性を緩和させるのは良い事じゃ。」
ぺ「低カロリーな感じで、ダイエットにも良さそう。」
菜の花とひじきの辛子和え
材料(2人分)
菜の花1/2束、生ひじき(茹でひじき)40g(乾燥ひじきの場合は半量)、塩ひとつまみ
菜の花の茹で汁大さじ1/2、醤油小さじ1、練り辛子少々
白ゴマ、かつお節
作り方
- 生ひじきは洗って、さっと茹でる。(乾燥ひじきの場合は、水で戻してから茹でる)
- 沸騰したお湯に塩ひとつまみを入れ、菜の花を茹で、冷水に取る。
- 菜の花を絞って、2㎝に切る。
- ボウルに、菜の花の茹で汁、醤油、練り辛子を入れて混ぜる。
- 4のボウルに、菜の花、ひじきを入れて和える。
- 器に盛り、白胡麻、かつお節をかける。
菜の花
[性味/帰経 ] 涼(平)、辛、甘/肝、肺、脾
[働き]⑴散血消腫 瘀血性出血、血行不良
⑵清熱解毒 乳腺の腫れ、熱感、赤み、疼痛 、皮膚の炎症や吹き出物、
の炎症や吹き出物、血行不良、毒素排出(活性酸素・コレステロール)
ひじき(海藻) 化痰類
[性味/帰経 ] 寒、苦、鹹/ 肺、脾、腎
[働き] 熱、痰、むくみ、リンパ節の腫れ、脚気
にぎにぎ
きゅっきゅ
ぺ「へへ、多めに作った菜の花とひじきの辛子和えで、おむすびを作っておこうっと、、。」
*「あさりと菜の花のパスタ」はこちら
*「菜の花と黒豆のご飯」はこちら
*「ひじきと切り干し大根の食べるスープ」はこちら
*痰湿体質に良い「里芋とわかめの蕎麦米汁」はこちら
仙人問答
ぺ「仙人、菜の花は確か、、解毒作用があるんでしたよね。」
仙「そうじゃ、皮膚の吹き出物にも良いのじゃ。それに血流改善にも良いのでな、浮腫みや、汚い水分を排出するひじきと組み合わせれば、デトックスもバッチリ。」
ぺ「汚い水分、、痰飲、ですね。」
仙「ふむ、痰飲を追い出して脂質降下、坑凝血対策、痰湿体質の人にも良い薬膳じゃな。」
ぺ「その上、ひじきは鉄分豊富、。」
仙「ウホホッ、貧血にも良い、。春に向けて肝腎を労わるのじゃ。」
ぺ「春、、そろそろ肝ウーッドの季節、、か。」
ハッ
ぺ「ところで仙人、昨日のオリンピック、女子のジャンプ見ましたか?高梨選手、すごかったですねー。」
仙「そうじゃのう、モーグルもカッコ良いしのう、。」
ぺ「はい、ドキドキワクワク!です。」
仙「それでな、ぺんたん、わしは焼きそばが食べたくなって来た、、。」
ぺ「え、焼きそば???」
仙「やたらとペヤング、ペヤング、、と言うておったじゃろ、。」
ぺ「ペヤング⁇ 」
仙「ペヤング焼きそば、じゃ。。」
タラッ
ぺ「仙人、、それ違います。ペヤングじゃなくて、デヨング、です。」
仙「デヨング?」
ぺ「はい、焼きそばじゃなくて、オランダのスピードスケート選手の名前です!!」