♪ 一緒に作ろう!〜
〜〜実践編〜〜
留学生「コンニチハー」
仙&ぺ「き、来た!」
留学生1「すみません、遅くなりました。降りる駅、マチガエテ、、ツギノ駅まで行ってしまいマシタ、。」
ぺ「アハハ、、あの、はじめまして、ぺんたんです。」
留学生1「はじめまして、私はマレーシアからの留学生です。」
留学生2「私はマレーシアに住んでいる中国人です。」
留学生3「僕は、インド人です。」
留学生4「僕は韓国人です。」
仙「ほぉ、皆、お国が違うのじゃな。」
留学生達「はい、でも、皆、同じ大学の国際コース、2年生です。」
ぺ「同じ大学の、、学部も同じ?」
マレ「いえ、私は農学部。」
中「私は工学部。」
イン「僕も工学部、。」
韓「僕は理学部、。」
ぺ「うわっ、、全員理系、。」
仙「さてさて、簡単な自己紹介も終わったところで、そろそろ始めるとするかな、。」
皆「はい!」
仙人の薬膳講座
〜 留学生さん達と一緒に ~
ぺ「では、今日はリクエストして頂いた5品のお料理を作ります。」
皆「はい。」
ぺ「材料はここに、それぞれのお料理毎に分けてあります。これがmain、これがside、soup、rice、そして薬膳茶。」
中「あ、これは中国の、、。」
ぺ「はい、枸杞子です。それに甘草、桑の葉、菊花。」
仙「さて、どなたがベジタリアンでしたかな?」
イン「はい、僕です。」
仙「おおそうか、ではインド君のmain料理は鶏肉ではなく、この高野豆腐を使うのでな、、。」
イン「?何ですか、、これ?」
仙「豆腐じゃ、豆腐。」
イン「トーフ。」
ぺ「はい、では先ず、お茶の材料、枸杞子と甘草だけ土鍋に入れて水を入れてください。それから、どなたか黒豆を炒って下さい。」
ドボドボ
シャッシャッ
ぺ「あ、お米もといで下さい。」
中「はい、私やります。」
カシャカシャ
ぺ「それからインゲンのスジを取って、。こんなカンジに、。」シュッ
韓・イン「僕たち出来ます。」
ぺ「じゃが芋の皮をむいて、里芋も、。」
マレ「はい、」
サッサッ
ぺ「わ、マレちゃん左効き、。あ、中ちゃんも左効き、。」
マレ・中「ウフフ~~」
イン「ぺんたんさん、これ、何ですか?」
ぺ「それは紹興酒、お酒よ。」
クルッ
パッ
ホワン
ぺ「ほら匂い、、。」
クンクン
イン「おぉ~~良い匂い~」
ジッ
ぺ「インド君、何才?」
イン「19歳」
ぺ「あ、ダメ、じゃあお酒飲めないわよ。」
マレ「うふふ、マレーシアは18歳から大丈夫。」
ドボドボ
ぺ「これは、こうして鶏肉に入れて下味に使うの。はい、これ、こねる・こねる・こねる、、」
ギュッギュッ
コネコネ
イン「Ahーーー?おかしい、、僕ベジタリアンなのに、僕がお肉こねてる、。」
ケラケラ
ワハハハー
ぺ「あー、しまった、ごめんごめん、。」
イン「大丈夫、こねるだけ、。」
マレ「ぺんたんさん、これは何ですか?」
ぺ「あ、これはねモズク、。」
マレ「モズク?コンニャクみたい。」
ぺ「これは海藻、seaweed、、a kind of seaweed 、。」
マレ「おぉ、seaweed。」
中「ぺんたんさん、にんじんはどうやって切りますか?」
ぺ「あ、にんじんは、、dice、main用の椎茸もdice、」
トントン
中「はい、椎茸、私大好き、、ジクは要らないっと。」
ぺ「ううん、ジクは細かく切ってスープに入れるから、。」
韓「これはどうしますか?」
ぺ「油揚げね、インド君の分はこうして上だけ切って中を広げ、、他のは半分に切って、こうして中を広げて、。」
韓「はい、」
ぺ「mainの具が出来たら、それをアゲに詰めるの。インド君のは高野豆腐と野菜ね。」
韓「はい。」
ぺ「いつもはカツオ出汁で作るけど、今日は昆布出汁、、」
韓・中・マレ「ベジタリア~~ン ♪ ♪ 」
イン ニタッ
キュッキュッ
キュッキュッ
韓「うん、これ、難しい、、。」
イン「何やってるの~?」
ジッ
韓「これベジタリアン用の具、詰めてる、、for you for you for you ‼️」
イン ニカッ
ぺ「はい、詰め終わったら、この爪楊枝でアゲの口を閉じて、。」
韓 グサッ ↑
ぺ「ひぇーーっ、呪いのわら人形みたい、、。」
スポッ
ぺ「あのね、こうやって、、縫うように、。」
クィクィ ← ← ←
グツグツ
グツグツ
ふつふつ
混ぜ混ぜ
ぺ「じゃ、ご飯を混ぜて、あと、mainはこの器につけ分けて、。」
イン「はい、僕、mainをつける、。」
ゴチャ
ボソッ
グチャゴチャ
仙「ふむ、不味そうなつけ方じゃな。」
ワハハ~~
マレ「あ、私が直します。」
サッサ
サッサ
ぺ「ではテーブルセッティングね。和紙のシートを敷いて、箸置きと、、。」
中「あ、これ、私が欲しいもの、。」
ぺ「箸置き、、欲しいのねー。」
中「はい。」
ぽん ll
ぺ「箸置きと箸は縦じゃなくて、こうして横にして、、。」==
中「横、、。」==
ぺ「それから、ご飯、隣にmain、mainの上にsoup、、ご飯の上にside、。」
皆「mainがここで、、sideがこっちで、。」
ぽん
ぽん
ぽん
ぽん
皆「出来た!」
ぺ「あれ、インド君のだけ並べ方違う、、。」
ワハハ~~
仙「では、皆で頂きます、じゃ。」
ぺ「でもその前に、皆で写真を、、。」
パシャッ
マレ「あー、私のスマホでも撮ってくださ~い。」
ぺ「はい。」
・・・
ぺ「え?これ、、無音?」
マレ「ウフフ、マレーシアで買ったiPhone ~♡」
皆「頂きまーす。」
パク
パクパク
イン「おー、sticky 。」
ぺ「そうね、今日はsticky な食材が多いわね、。」
マレ「これ美味しい、、アゲ、。」
ぺ「ラザ?」
マレ「ラザ?あー、『Lazat 』ね。」
中「何?」
マレ「マレーシア語、、『美味しい』。ぺんたんさん、マレーシア語勉強しましたか?」
ぺ「はい、マレーシアの留学生がゲストって聞いてたので、。サムサム、、とか。」
マレ「ん〜、『Sama-sama』 。」
中「何?」
マレ「『you’re welcome. 』ぺんたんさん、いつマレーシア語勉強しましたか?」
ぺ「えへへ、、昨日、、、ハハハ〜〜。」
イン「これ、何ですか?」
ぺ「これは里芋、、。こっちのはじゃが芋。」
韓「じゃが芋、、さといも、、。」
イン「サト、、。」
サササッ(iPhone で検索・・・)
イン「漢字はどれですか?」
チラッ
『さとういも』
ぺ「あ、違う『さとういも』じゃなくて『さといも』。」
イン「お、さといも、。」
ぺ「漢字はこれ、、里芋。」
イン「はい、。」
ピュッ(検索)
イン「oh,『taro』 ,.」
わいわい
ガヤガヤ
○x△z*#“$?・・・
ぺ「みんな、英語ペラペラねぇ、、はやくて全然分からない・・???」
マレ「私達の国際コースは全部英語、。」
ぺ「日本語の勉強は?」
イン「1年生の時だけ。」
中「私は今もとってます。今度2級を受けます。」
仙「それは感心感心、。」
ぺ「日本人の学生とも遊ぶ?」
韓「いえ、日本人の学生とは全く別のコース。」
ぺ「じゃあ、日本人の友達は出来ないの?」
イン「はい。」
ぺ「サークルとか、、入ったら?」
皆「時間がな~い。勉強、とても忙しい、。」
ぺ「そうなんだ、日本の大学生は勉強しないのに、。」
皆「はい、その通りです!」
ゲラゲラ
ワハハ~~
[ Menu ]
[Rice ]:Rape blossoms and black bean rice (veg) : Remove swelling by increasing the blood circulations
[Main dish ]:Shinoda-style chicken dumpling : Recovery from exhaustion by supplying blood and qi
[Side dish ]:Sauce-dressed dishes with new potatoes and peas (veg): Improve qi
[Soup ]:Soup with mozuku and taros (veg) : Prevent high blood pressure by improving the circulations of water in your body
[Tea ]:Tea (桑菊枸杞茶)(veg): Ingredient (Mulberry leaves, Chrysanthemum flower, Lycium chinense), Improve hey fever and itching of eyes and sore throat
*Welcome to 仙人の里① はこちら
仙人問答
ぺ「仙人、今日はとても楽しかったですね。」
仙「そうじゃのう、皆、良い子達ばかりじゃ。」
ぺ「里芋、モズク、高野豆腐、ツルムラサキ、、食べ慣れない食材も多かったのに、みんな頑張って食べてましたね。」
仙「ふむ、薬膳と言うよりは、日本の食材に親しんでもらう良い機会になったのう。」
ぺ「はい、確かに『薬膳講座』と言うより、単なる『調理実習』みたいでしたが、それも大事な事ですネ。」
仙「4年間、日本で勉強して、楽しんで、しかし留学生だけのコミュニティではなく、もっと普通の日本人との交流が増えて行くと良いのう。」
ぺ「はい、本当にそうですね。」
ゴソゴソ
サッササッサ
ぺ「仙人、、里芋とか高野豆腐とか、中途半端に残ってますから、、これで煮物でも作りますねー。」
仙「そうじゃのう、、。」
ぺ「今日の食材の中で、この『里芋』、、これが一番不人気でしたね。モズクやツルムラサキは普通に食べてたけど、、。」
グツグツ
グツグツ
仙「中ちゃんは里芋だけ残しておったし、インド君もてこずっておったな。」
ぺ「sticky なのが原因? ん〜、美味しい〜〜。」
パクッ
パクパク
ぺ「留学生の皆様、、仙人の里へお越し頂き ありがとうございました ♪
またのお越しをお待ちしております (^_−)−☆ 」
Terima kasih
謝謝
Dhanyavaad