薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

月刊仙人life 4月号 2020


 

 

月刊?季刊?仙人life

 

 

 

皆さま、こんにちは、ぺんたんです。

2020年初の月刊仙人lifeであります。

 

気がつけば

桜も散り

樹々の新芽が眩しい季節です

 

必死に仕事に取り組んだ3ヶ月

そして見事に散った

そんな4ヶ月を振り返って・・・

 

 

 

 

2月の始めに

 

 

昨年末に私がいつもお世話になっている中医学研究科の先生より「名古屋校へ講義にいきますよ。」というとても有難いメールを頂きました。

私が薬膳師の勉強をしていた頃は、この学校は東京校しかなく、私は通信コースで勉強をしていました。でもその後、薬膳人気が高まって、大阪校、福岡校、そして3年ほど前に名古屋校もでき、今年は広島校も開校される予定だそうです。と言っても、研究科は東京校しか開講されていないので、私は相変わらず通信コースで勉強を続けているのです。そして、わからない事はなんでもメールで先生に質問をさせて頂いているのです。その先生が私の質問への回答の末尾に上記のような嬉しいメッセージを書いてくださったんですね♪

 

名古屋校には常任の中医学の先生と、薬膳料理実習の先生がみえます。そこにマイティーチャーが数回のみスペシャル講義をしにみえるというのです。

おぉ、これは、もしかして、私が名古屋校に行って先生に直接質問させて頂けるという事かしら?と、もう、天にも昇る気持ちです。

「午前中は講義がありますが、午後からは調理実習になりますので、お話する時間がありますよ。」と、お優しい言葉を頂き、先生が見える日にスケジュールをあわせ、いざ、名古屋校へ!

と、マイティーチャーから「その日は丁度、来期の方の授業見学の日なんです。宜しければ、受講生、見学者の皆さんの前で、少しお話頂きたいのですが、。」と、、大丈夫かしら?

 

名古屋校と言っても私の家からは1時間半近くかかり、、結構な距離です。田舎暮らしは辛いですね(涙)

昨年末に収穫した秋ウコンと秋ウコン酒を手土産にいざ!

お世話になっているマイティーチャーとはもちろん初顔合わせ、中医学の先生も料理の先生も、そしてもちろん受講生の皆さんもお初にお目にかかる方ばかり、。

そんな中、到着するや否や「早速ですが、皆さんの前でお話しを、、。」と言われ、促されて教室の前に立ったものの、あら?何を話せばいいの⁇

ってことで、ちゃっかり「薬膳でセルフケア!めざせ仙人life 」のブログと「TABICA 薬膳酒ワークショップ」のQRコードを埋めこんだ名刺を配らせて頂きました。

で、結局、「薬膳酒のワークショップやってまーす」とか、「薬膳師の試験難しいですよー」とか、ほとんど何の役にも立たない話をして、おしまい(笑)

 

そして、受講生と見学者の皆さんは調理実習へ、私はマイティーチャーと別室で薬膳茶を飲みながら、楽しいお話しタイム〜〜♪ ♪

やはりメールだと上手く質問出来ず、何度も聞き直すのもどうかな~と、わからないまま放置してあるものも沢山あるので、研究科に入ってからの大雑把な質問を色々お聞きし、僅かながらも、理解できた様な気がしました。

 

そして、お話しタイム終了後、教室に戻ってみると、なんと「少しですけど、どうぞ。」と私の分も薬膳料理を準備してくださっていて、、感激❗️

先生方、受講生の皆さん、見学者の皆さんと楽しく薬膳料理を頂きました。

この日の薬膳料理実習は 『 皮膚疾患に良い薬膳 』です。

うふふ、薬膳茶の中、わかります?ちっちゃい根っこ、、私が持って行った秋ウコンです。早速使って頂けて嬉しい。

 

 

 

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皮膚疾患に良い薬膳

 

 

【 皮膚疾患に良い薬膳 】

  • 黒米ご飯
  • きゅうりとゆり根の和え物
  • 無花果と豚肉の蒸し物
  • 紫蘇寒天のところてん風
  • なつめ龍眼肉茶(秋ウコン入り)

 

 

先生、名古屋校の皆さん、ご馳走さまでした。そして楽しいひと時をありがとうございました。

 

 

 

 

自然界便り 

 

 

 

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茱萸の花

 

3月の半ばに、山茱萸(サンシュユ)の花が咲きました。

今年も実がなるかしら?

 

 

こちらは昨年の12月半ばに収穫した山茱萸の実です。

 

 

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茱萸の実

 

 

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種を抜いて干し、中薬を作る

 

 

収穫して、サッと湯通し、種を抜いて干します。

これで中薬『山茱萸』の出来上がり、酸っぱくてクランベリーに似た味がします。

茱萸の実には頻尿を改善する効果があるんですけど、種は利尿作用があるとの事。

面白いですね、実と種では効能が逆なんですから。



 

茱萸サンシュユ) 収渋類

[性味/帰経 ] 微温、酸、甘/肝・腎

[働き]⑴補益肝腎 肝腎虚損のめまい、腰膝だるさ、勃起不全

    ⑵収斂固渋 遺精、滑精、頻尿、尿失禁、多汗

    ⑶収斂止血 不正出血、月経過多

  

 *薬膳素材辞典より

 

 

 

 

 

 

  編集後記

 

 

桜は咲いても、春は来ない、、

人の心も暗くなり、騒がしさに不安は増すばかり、

警戒する事、防御する事、

こんな時こそ冷静な判断が求められる。

 

中医学の経典『黄帝内経』に記された疫病に対する二つの原則

  • 『気を増す』正気を高め、防御能力を増す事
  • 『感染源を避ける』

 

 

解ってはいるけれど、不安が募れば色々なものにすがりたくなるのが世の常で

巷ではコロナ封じとして「アマビエ様」なるものが流行っているとか

 

それならば・・・

年明けから冬眠状態のブログだったにも関わらず、お越しくださった皆様、新しく読者になってくださった皆様、ブクマ、スター、コメントをくださった皆様、

皆様に感謝の気持ちを込めまして

 

 

ぽん

 

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古代中国の神獣「白沢」

 

 

 

白沢(はくたく)」を!

 

古代中国の想像上の神獣です。

6本の角、9個の目を持ち、人の言葉を理解し、病魔を防ぐと信じられてきた「白沢」

江戸時代にコレラが大流行した時には、「白沢」の絵が売り出され、人々はこれを身につけていたそうですよ。

 

 

 

さて、そんなこんなの人間界のドタバタをよそに、玄関先には今年もスワローズがやってきた様です。

アンド、、庭先にはお蛇様の姿も〜〜〜

 

そして私は、今年も変わらず、薬草たちのタネを撒こう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!