初めまして、国際薬膳師のぺんたんです。
この度、わたくしぺんたんは、仙人に弟子入りする事を心に決めました。
というのも、
中医薬膳学を勉強中に、大変興味深い記事を見つけたからです。
人々は山の南に住み、新鮮な空気を吸うと同時に、天地の精気によって作られた露を飲んで長寿となり、少なくとも800歳まで生きることができた。
「山海経」の中の一節だそうですが、
中医学の経典、「黄帝内経」の黄帝は110歳まで生きたという伝説があるそうです。
でもそれは決して長寿ではなく、彼の生まれた故郷では、上記のように800歳までも人々は生きたと書かれています。
中医学では「未病」と言って、医療よりも予防を重要視します。
毎日の食生活に、上手に薬膳の知識を取り入れ、
目指すは仙人のような健康長寿です!
薬膳というと、漢方薬のイメージもあるかと思います。
もちろん、中薬と言って多くの漢方薬も含まれてはいます。
けれど、普通の人に必要な薬膳料理は、近所のスーパーに売ってるような食材で十分事足ります。
どの食材を何と組み合わせて、あるいは単独で、どのような時に使うか、
また、どう調理するか、、。
体調や体質、精神的ストレス、季節、気候に合わせて食材を選び、毎日を健康に明るく過ごす、、。
これが、薬膳の目的です。
薬膳学の食材の分類は独特です。
まず大きく分けて、食薬と中薬です。
食薬とは、食用と薬用、両方に使える食材です。
中薬は、中医薬理論に基づいた自然な薬剤です。
そしてこの食薬と中薬がさらに、解表類、清熱類、去湿類、温裏類、、等々に分類されるのですが、それはまたブログの中で追々書いていきます。
では、これより私は仙人の元に弟子入りし、修行を積んでいきたいと思います。
未熟ながらも、日常に取り入れやすい薬膳メニューを考案し、提供していきたいとも思っております。
それでは、いざ師匠、仙人の元へ!
めざせ!仙人life
仙人問答
ぺ「仙人、本日より弟子にして頂くぺんたんです。宜しくお願い申し上げます。」
仙「弟子など要らぬ。」
ぺ「仙人、なんとお呼びすれば良いのでしょうか?」
仙「名など要らぬ。」
「天人相応〜」
仙人は両手を大きく広げ天を仰ぎ、そしてその掌を、ぺんたんの頭上にかざした。
一滴の露がぺんたんの頭を濡らした。
始まりの予感、、。