薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

芯から体を温める 鮭ニラスープ

 

北風に負けるな

 

ヒュー ヒュー

ピューピューピューールルルルル

 

ヒュヒュ〜〜〜ン      ポテッ

 

仙「おお、外は寒いぞ、、風に吹き飛ばされそうじゃった。」

ぺ「あ、仙人、お帰りなさ〜い。」

 

トントン トントン グツグツ グツグツ

 

仙「ふんふん、何か良い匂いがしておるのう。」

ぺ「はい、今日は北風が吹いて寒いですからねぇ、スーパーあったかスープをつくっております。」

仙「どれどれ、、。」

ぺ「仙人がこの前、薬膳料理はスープや、薬膳酒、薬膳茶がとても良いとおっしゃっていたので、今日はスープにしてみました。乾姜も使ってますよ。」

仙「ほう、それは良い事じゃ。」

ぺ「それに、鮭、にら、なめこ、です。」

仙「ほぉ、鮭、ニラ、乾姜は温裏類、体を中から温める食薬じゃ。それに脾胃をいたわるキノコ類、なかなか良く考えたものじゃ。」

ぺ「よしっ!!褒められた、、。」

 

 ぺ「仙人、出来ました。鮭とニラの乾姜入りスープ です。」

 

f:id:senninlife:20161031145433j:image

 

仙「おぉ、乾姜の味がしっかりでておるのう。」

ぺ「はい、ちゃんと前もって水に浸けておきましたからね。」

ズルズル パクパク

仙「これは、あったまる、、。うんうん、うまい美味い、、。」

 

 

鮭とニラの乾姜入りスープ 

材料(2人分)

鮭2切れ、にら50g、なめこ50g、ネギ少々

水2カップ、乾姜3g、醤油小さじ1、塩小さじ1/2、紹興酒小さじ1/2

 

 

作り方

  1. 分量の水に乾姜を入れ30分浸しておく。
  2. 鮭は一口大に切り、湯通ししておく。
  3. ニラは5cmに切る。なめこはほぐす。ネギは小口切りにする。
  4. 1の鍋を火にかけ、煮たったら醤油、紹興酒、塩を入れる。
  5. 4に鮭、韮、なめこを入れる。
  6. 5が煮えたら器に盛り、ネギを乗せる。

 

 

  温裏類

[性味/帰経 ]  温、甘/ 脾、胃

[働き]⑴健脾温胃和中 胃痛、食欲不振、腹部の冷え

    ⑵補益気血 疲れ、めまい、むくみ、下痢

 

  温裏類

[性味/帰経 ]  温、辛/肝、胃、腎

[働き]⑴温陽解毒 腰膝冷痛、げっぷ、嘔吐

    ⑵下気散血 吐血、鼻出血、血尿、不正出血

    ⑶食欲増進、疲労回復 食欲不振

 

乾姜  温裏類

[性味/帰経 ]  大熱、大辛/心、肺、腎、 脾、胃

[働き]⑴温中袪寒     心腹冷痛、嘔吐、水様下痢

     ⑵回陽通脈    大汗 

 

なめこ  補気類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補気益胃 脾胃気虚の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐

    ⑵托痘止血 風疹の発疹不暢、不正出血、血便、ガンの出血

 

 

仙人問答

 

仙「鮭で脾胃を温め、なめこで脾胃の気を補う、これは昨日の腎を補う薬膳に繋がる良い薬膳であったな。」

ぺ「うわぁ嬉しいお言葉、、、脾はいつも大切にって仙人に言われてたんで、。」

仙「腎は先天の本(もと)、脾は後天の本じゃ。」

ぺ「はい、脾胃は生まれてからの根本的な営養を作り、提供するんですよね。」

仙「そうじゃ、腎は両親から受け継いだ精を貯蔵しておる、それを脾胃によって作られた後天の精から絶えず補充してもらっておるのじゃ。だから、いくら良い食事をしても、脾胃がきちんと機能しないようでは折角の営養も臓腑に行き渡らず無駄になってしまうんじゃ。」

ぺ「脾胃の調子を整えて始めて腎を補う事が出来るのですね。」

仙「脾胃の調子が良ければ、も生成される、そうすれば元気いっぱい明るく楽しくじゃ、ウハハハハ。

 yoo yoo 鮭はyoo ♪ ニラもyoo yoo 二つ合わせりゃ胃腹の冷えに良いyoo ♪♪

ぺ「久々に陰陽ラップ出ましたね。」

仙「初音ミクがコンサートをやるんだってyoo ♪ わしもやりたいyoo yoo♪

ぺ「仙人社が出来たらyoo yoo コンサートをやってみyoo ♪

仙「good idea じゃyoo yoo 仙人社のテーマソングを作ろうyoo ♪

 

yoo yoo yo yin yoo ♪♪     yoo yoo yo yin yoo ♪♪

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!