血の巡りを良くする紅花
〜瘀血・生理痛に〜
ヒューヒュー
ハラハラ〜
ヒラヒラ〜
トコトコ
トコトコ
ぎぃ〜
ぺ「こんにちは〜」
マスター「いらっしゃいませ、ぺんたんさん。」
ざわざわ
ガヤガヤ
ぺ「賑やかですねー。」
マスター「はい、ハロウィンパーティで、また常連さんが増えたようで、ありがたい事です。」
トクトク
ぺ「マスター、、何を作ってみえるのですか?」
マスター「はい、今、紅花酒を漬けたところで、。」
ぺ「紅花酒、、血流を良くする、あの紅花、、ですよね。」
マスター「はい、これです。」
ぽん
ぺ「わぁ、、真っ赤、、ですねー。」
マスター「はい、真っ赤、です。」
ぺ「あれ?マスター、紅花はホワイトリカーじゃなくて紹興酒で漬けるのですか?」
マスター「いえ、ホワイトリカーでももちろん良いのですよ。ただ、紅花酒はあまり味も無いので、ホワイトリカーだけだとちょっと飲みづらいんですよ。それで、紹興酒とホワイトリカー、両方入れて作ってみたのです。」
ぺ「なるほど、、。色は綺麗だけど、味はあんまり、、なんですね。」
マスター「紹興酒を入れると、少し甘みも増しますし、それに、飲むだけじゃなく、料理の下味などに使えて便利なんですよ。」
ぺ「あ、そうですね、それ良いですねー、お酒飲めない方でも大丈夫だし、、。マスター、、これいつ出来上がるんですか?」
マスター「これは1週間ほど出来ますよ。」
ぺ「わ、早い。直ぐに飲めるんで、楽しみ、、。」ウフッ
マスター「寒くなって来ましたし、相変わらず女性のお客様の方が多いですからね。血の巡りを良くする薬膳酒は気に入って頂けると思いまして、。」
ぺ「はい、きっと喜ばれます。私もこの前、青梗菜を使って血の巡りが良くなる薬膳を作ったんですけど、結構、人気でしたよ。」
マスター「そうですか、では次にまた青梗菜の薬膳を作られる時、この紅花酒も入れて作ってみてください。」
ぺ「はい。」
マスター「紅花酒が出来上がったら、『紅花紅茶』にしようかと、新しいメニューを考えいてるのですよ。」
ぺ「紅花紅茶? 赤〜い薬膳ティ、、ですねー。私も飲みに来ます!」
マスター「はい、紅花酒、簡単に作れるので、ぺんたんさんも作ってみて下さい。紅花は漢方薬局や、ネットでも買えますから。」
ぺ「はい、あ、、ひらめいちゃった!」
マスター「?」
ぺ「新メニューの名前、、紅(花+茶) なんて、、どうです?」
マスター「ハハ、、それは面白いですね。使わせて頂きます。」ニコッ
マスター「それで、ぺんたんさん、今日は何になさいますか?」
ぺ「んーーこの季節と言えばやっぱり、、、」
ぺ&マスター「枇杷の葉茶!」
ぺ&マスター「ハハハ、、、」
マスター「はい、枇杷の葉茶、かしこまりました。」ニコッ
*びわ葉茶は こちら
紅花酒
材料
この割合でお好きなだけ、中華料理の下味にも使えます。
作り方
紅花(こうか)活血化瘀類
[性味/帰経 ] 温、辛、甘/肝、心
[働き]⑴活血通経 血瘀による生理不順、生理痛、産後の腹痛、出血
⑵祛瘀止痛 胸痹心痛、脇痛、打撲疼痛、塊り
酒 去風湿類
[性味/帰経 ] 温、辛、甘、苦/心、肝、肺、胃
[働き]⑴行気活血 胸痺、四肢の冷え
⑵散寒止痛 関節・筋肉の痛み、脘腹冷痛、風湿痺痛
【 紅花酒 効能 】
《 注意 》
- 妊婦には禁忌
- 生理中に飲むと出血が増えるので控える
*紅花を使った薬膳はこちら