血流を良くする紅花酢で、冷え、生理痛も改善
パタパタ
パタパタ
仙「なんじゃぺんたん、忙しそうじゃのう。」
ぺ「はい、明日は雛祭りですからねー。」
仙「おお、そうじゃ、そうじゃ。」
ぺ「ぺんたんはちょっと女子力をアップしようかと、、。」
仙「ほぉほぉ、、それはそうじゃ、そういう必要があるしのう、ウハハハハー。」
ジッ
ぺ「女子力アップと言えば、やはり紅花ですよね。」
仙「ふむふむ、そうじゃのう、。」
ぺ「だから、紅花で雛祭りのちらし寿司を作るんです。」
仙「おぉ、それは良い考えじゃ。では薬膳講座の皆も呼べ、女子限定じゃ。」
ぺ「え、あ、はい。」
仙人の薬膳講座 《女子限定♡》
ざわざわ
ガヤガヤ
仙「里の美しい女子の皆よ、今日は良く集まってくれたのう。」
女子達「はーい。」
仙「明日は雛祭り、今日は皆で女子力アップのちらし寿司を作るとしよう。」
ワイワイ
ウキウキ
ぺ「では、今日は冷えや瘀血、生理痛など、女性に多いトラブルを解決する紅花を使ってお寿司を作ります。」
仙「ふむ、先ずはこうして紅花を酢に漬けておくのじゃ。」
パラパラ
ぽちゃぽちゃ
ぺ「はい、それからその酢にお砂糖と塩を入れて混ぜ、紅花ごと一緒にお米に入れて炊きます。」
仙「茹でた椎茸と、花型に抜いたにんじんの残りも一緒にな。」
![[f:id:hatenablog:20170217161727j:plain:title=:alt=]](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/senninlife/20180223/20180223180915.jpg)


ぺ「炊いている間に、菜の花を茹でます。」
ぽこぽこ
仙「錦糸卵も焼いておくぞ。」
シュシュッ
ぺ「菜の花は茎の部分は5ミリ程に切って、葉の部分は2センチぐらいの大きめに。」
トントン
トントン
仙「卵も美しく切るぞ。」
トトトトン
ぺ「炊き上がったすし飯に、えびと菜の花、花型にんじんを盛り付けて、錦糸卵を添えて、、。」
仙「ほい、出来上がり、海老と菜の花のちらし寿司 じゃ。」
女子達「わぁ〜綺麗、、美味しそうー。」
女子達「すし飯の色が、、面白ーい。」
ぺ「さあどうぞ、召し上がって下さい。」
女子達「頂きまーす。」
パクパク
女子達「美味しい、、紅花酢もクセがないわねー。」
仙「血流を良くする紅花と、同じく血の巡りを良くし解毒作用のある菜の花、そして体を温める海老、これで女性に多い冷え性、瘀血、生理痛を改善して、お肌もツヤツヤ、女子力アップ間違いなし!じゃ。」
女子達「イェーイ‼️」るんるん
紅花酢で海老と菜の花のちらし寿司
材料(4人分)
うるち米2合、むきエビ80g、菜の花1/2束、にんじん小1/2本、干し椎茸2枚
椎茸戻し汁350ml 、塩小さじ1/2
紅花酢: 紅花3g、米酢大さじ4、砂糖大さじ2、塩小さじ1
錦糸卵: 卵2個、みりん小さじ1、酒小さじ2
作り方
- お米は洗ってざるに上げておく。紅花は分量の酢に浸けておく。椎茸は戻す。
- 椎茸は薄切り、にんじんは輪切りにして型で抜く。にんじんの切れ端は適度な大きさに切る。
- 椎茸の戻し汁に水を入れて350ml にし、塩小さじ1/2を入れて、にんじん、椎茸、海老を茹でる。
- お米に合わせ紅花酢を入れて(紅花ごと)、3の椎茸と切れ端のにんじんを入れて炊く。(花型のにんじんと海老は入れない。)
- 菜の花を塩茹でし冷水に取り、水気を切って、茎は細かく、葉は大きめに切る。
- 錦糸卵を焼き、細切りにする。
- 炊き上がったすし飯に、海老、花型にんじん、菜の花を混ぜ、錦糸卵を飾る。
紅花(こうか)活血化瘀類
[性味/帰経 ] 温、辛、甘/肝、心
[働き]⑴活血通経 血瘀による生理不順、生理痛、産後の腹痛、出血
⑵祛瘀止痛 胸痹心痛、脇痛、打撲疼痛、塊り
海老 助陽類
[性味/帰経 ] 温、甘/肝、腎、 脾、肺
[働き]⑴補腎壮陽 勃起不全、腰膝軟、骨痛、冷え
⑵温陽開胃 胃痛、食欲不振
⑶托毒通乳 口瘡、癰瘡腫毒、母乳分泌不足
菜の花
[性味/帰経 ] 涼(平)、辛、甘/肝、肺、脾
[働き]⑴散血消腫 瘀血性出血、血行不良
⑵清熱解毒 乳腺の腫れ、熱感、赤み、疼痛 、皮膚の炎症や吹き出物、
にんじん 養血類
[性味/帰経 ] 平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝
[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下
⑵斂肺止咳 咳、咳痰
[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃
[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢
⑵除煩止渇 精神不安、イライラ、口渇
仙人問答
ぺ「仙人、今日のちらし寿司、めちゃ美味しかったですねー。食べ過ぎてしまった。」
ゲフッ
仙「明日の雛祭りに皆も作ってくれると良いのう。」
ぺ「はい、女子力アップ、、フフ、、良い響き〜」バサバサ
仙「紅花は、紅花酒も良いが、アルコールが苦手な人は紅茶に入れて飲むと良いのう。」
ぺ「あ、そうですね。それに以前スープも作りましたよ。」パサパサ
仙「そうじゃ、スープも良いな。紅花は体を温めるので、同じく体を温める海老や、紅茶と相性が良いのじゃ。一緒に使えば更に血流がよくなるからのう。」
バッサバッサ
仙「むむ、ぺんたんよ、まつ毛が増えておるぞ。」
ぺ「ふふ、女子力アップの為、マツエクしてみました。」パチパチ
仙「ゲホっ」
ぺ「春の陽気と紅花のちらし寿司でなんだか暖かくなって気分も上々⤴️」
仙「ふむむむ、、。」
ぺ「この陽気に誘われて、、ぺんたんちょっとお出かけしてきまーす。」
仙「そうか。」
ぺ「あーー、なんだか恋の予感♡」Winkパチッ
仙「あーなんだか恋の悪寒」ぶるっ
*紅花を使った薬膳はこちら