養命酒工場の7月
皆さま、こんにちは、ぺんたんです。
「目から鱗という感じです」
私が送った膨大な資料と超長文のメールに対してのクーちゃんからの返信だった
「早速、和朝食を取り入れてみます」と書かれていてとても嬉しい気持ちになった
ブログも読んでくださり
「1日30品目とか植物性タンパク質とか植物性繊維ももちろんバランスも十分考えているつもりでしたが陰と陽の食物には驚きばかりです‼️
スーパーへ行って頭の中はそればかりで選んでいます。」
真剣に前向きに自身の不調に取り組もうとしてみえる
費やしがいのある時間なら
私は惜しまず自分の時間を差し出そう
養命酒工場見学へ
7月のお休みに長野県の駒ヶ根にある『養命酒健康の森』に行ってきました
工場見学ができると言うことで、以前から行ってみたいなぁ〜なんて思っていたのですが、コロナで見学は中止、、
やっと再開されたとの情報を聞きつけ、早速予約してGOー
養命酒工場はとても綺麗な建物で、中に入るとこんなベンチが
全てが養命酒瓶のデザインで統一されてます♪
工場見学は人数制限と時間短縮で、1時間10人ほど、となっており
始めに簡単な紹介ビデオを観た後、早速、養命酒の試飲です
ゴクリ
「甘っッ!」
慌てて水をごくり
隣の女性は
「結構強い〜〜ッ」と
水をゴクリ
その後、養命酒に入っている14種類の生薬の説明、製法など
さて、養命酒の原酒ですが、なんと『みりん』です!
国産のもち米と駒ヶ根の水で作られていると、、通りで甘いはず・・・
14種類の生薬をこのアルコールに浸漬し、薬効成分を抽出
アルコール度数は14%
そして完成した養命酒を飲むと、
ほらほら、生薬の薬効成分がアルコールに誘導され胃腸に吸収されていくよ
そしたら、血管が広がって血の流れが良くなって、体の隅々にまで薬効成分が行き渡るんだ
という事らしい
私の作る薬酒も同じなり♪
この養命酒の14種類の生薬の中に「クロモジ」が入っているんだけど、これは中医学では扱わない生薬
どうやら「クロモジ」は日本固有の香木らしい
爪楊枝に使われるあの「クロモジ」ですよ
工場見学を終えて、外にあるハーブガーデンに〜
養命酒に使われる14種類の薬草が見たくてね
これまで色んな薬草園に出かけたけれど、どこもほぼ似たようなもので、
雑草が生い茂ってるような感じです、お花畑とは違う
そんな中
大雑把に植えられた他の薬草たちとは違い、大仰に囲われて特別扱いされている薬草が…
小さな人参の芽が見えます
人参は植えてから収穫までに5年ほどの年月がかかるんです
その上、土の栄養分を全て吸収してしまうので連作はできません!
高額なのも納得です 年月ほど貴重なものはないですから
工場見学の時に「国産の生薬を増やしたくて」などと説明してみえたので
『佐久の人参』もその取り組みの一環なのかも
使う時は感謝の気持ちを込めてありがたく使わせて頂きましょう
最後にお土産ショップへ〜
ここには生薬の見本がズラーーーッと置いてあって面白かったですよ
綺麗な瓶に入ったジンも置いてあって
「ふぅん、ジンかぁ〜」と思って通り過ぎた瞬間
「試飲、いかがですか?」と声をかけられてしまった
「試飲♡」
「こちらのジンにはクロモジを始めとして18種類のボタニカルが入っておりまして、、」
???
さっきまで『生薬』だったのに、突然『ボタニカル』に変わった❗️www
「こちらのタイプは11種類のボタニカルが入っております」
ボタニカルの言葉に引き寄せられて、試飲したのがこちら↓
*11種類のボタニカル入りクラフトジン『香の雫』(アルコール度数37%)
*18種類のボタニカル入りクラフトジン『香の森』(アルコール度数47%)
どちらもクロモジの香りが素晴らしいーーッ
「香の雫」はキリリスッキリ辛口
「香の森」は圧倒的な香り+キリリとした味の中に甘みも感じられる
これは イケる❣️
ジンというお酒も、元々はヨーロッパの方で「薬用酒」として誕生したものだそうだ
それがとっても美味しかったので「ジン」として飲み続けられているんだとか
ボタニカル入りのクラフトジン
養命酒、なかなかやるなッ
帰りに寄った道の駅で「クロモジの枝」を発見→購入→クロモジ酒漬けちゃった♪
*佐久の人参のお話
窓辺のレタス
窓辺にあると便利な葉っぱ
レタス、パセリ、ルッコラ・・・
終わりそうになったら、切って水につけておく
日本は食糧の自給率が低いそうだから
来たるべき食糧難に向けて自給率を上げておく(笑)
自然界便り
月桃の花
今年も咲きました♡
薬草園便り
薬草園ではマイヤーレモンの実が♪
昨年は全部虫にやられて1個も収穫出来ませんでしたが
今年は今のところ5個育っております
月桃も一株、薬草園にお引越しさせました
さて、どうかな、、
編集後記
8月がやって来る
じっちゃん1がこの世に誕生した月でもあり、この世から去った月でもある
トンカツとマグロの刺身が大好物で
お供は必ずビールか日本酒
周りからどんなに注意されても
「大丈夫だ、自分の体は自分が一番わかってる!」と言って
食べ続け 飲み続け
ある日突然、脳出血で倒れ半身不随となった
倒れる前のジッちゃん1の食生活がどんなだったのか、はっきりは知らない
ただ、バッちゃん1はいつも怒っていた
「ジッちゃんは野菜を食べないし、私の作った酢の物や豆は食べないで、勝手にトンカツや刺身を買ってきて、」
私が薬膳の勉強を始めたのはジッちゃん1が鬼籍に入ってからだ
もっと早く薬膳に出会っていれば、、とも思うけれど、全く人の言うことを聴かないジッちゃん1だったから結果は同じかも
「あなたの体はあなたの食べた物で出来ている」
こんなセリフがあったけれど
クーちゃんの冷えの原因を探りながら
今一度、このセリフを噛み締めた
自分自身の心身の陰陽と
自分の摂っている食事の陰陽
このバランスを冷静に見つめて
免疫力を上げていく
" 薬膳は未病を治す "
*クーちゃんのお話はこちら(食の陰陽)
*「未病」のお話はこちら