マスター、昔話を語る
シャシャシャ
シャワシャワシャワ
ぺ「ふぅぅ、、セミシャワー、、」
ギラギラ
ギラギラ
トコトコ
ダラダラ
タッタタッタ
タタ
ぎぃ〜
ぺ「こんにちは~~」
マスター「いらっしゃいませ、、ぺんたんさん。今日も暑いですね、さ、こちらへどうぞ。」
ぺ「はい、もう、汗だく、、。お店の中は涼しくて気持ち良いです。」
サラサラ〜
マスター「はい、冷たいおしぼりをどうぞ。あれ?ぺんたんさん、少し日に焼けたような、、。」
ぺ「あ、ありがとうございます。えぇ、仙人と海へ泳ぎに、、。」
マスター「それは、楽しそうだ、。」
ササ
スーーッ
ぺ「わぁ、生き返る、。あ、そうだ外の犬にもお水をあげなきゃ、。」
マスター「はい、今持っていきますよ。」
ぺ「すみません、。」
シーン
キョロキョロ
ぺ「あれ、、あの、、マスター、、今日、、お客さんは???」」
マスター「ハハ、、実は今日はちょっとお休みを頂いて、、。連休も終わったので、夏休みに入る前にひと息ついておこうかと思って、臨時休業なんです。」
ぺ「えーーーっ⁉️やだ、、ごめんなさい、。そうですよね、夏休みになったら又大忙しですものね、じゃ、私、帰ります。」
マスター「ハハ、大丈夫ですよぺんたんさん、今から、美味し~いコーヒーを淹れますから、どうぞ飲んでいって下さい。」
ぺ「え、あの、、良いんですか?」
マスター「はい、もちろん。今、豆を挽きますから、。」
ゴリゴリ
ゴリゴリ
ぺ「そう言えば、、このお店でコーヒーを頂いた事、、ないですね。」
マスター「そうですよ、メニューにないですからね。」
ぺ「薬膳カフェ、、ですものね。」
マスター「はい、今は、ここで薬膳カフェ、、をね。」
ぺ「今は、、?」
マスター「はい、この里に来る前は、町で普通のカフェをやっていました。」
ぺ「そうなんですか、普通のカフェ、。」
マスター「はい、ですから、僕、普通のカフェメニューもなんでも作れるのですよ。」
ぺ「えーー、マスターが、?」
マスター「はい、コーヒーはもちろん、チョコレートパフェやプリンアラモード、、サンドイッチにホットドッグ、、色々、。」
ぺ「うふふ、なんだか楽しそう、。」
ササッ
マスター「では、コーヒーを淹れますね。」
ぺ「あ、ちょっと待ってください、マスター、。私、メモします、。あの、里のお友達のはむすた母娘(id:micyam-ucyan)さんに、『美味しいコーヒーの淹れ方教えて』って、頼まれてたとこなんです。」
マスター「そうですか、では、今日はこのゴールドフィルターを使って、淹れますね。」
フツフツ
フツフツ
マスター「豆が挽きあがったら、こうしてフィルターに入れ、真ん中をくぼませます。
ぺ「はい、。」
マスター「お湯は80~90℃、僕は苦味が少ないコーヒーが好きなので80℃で、、少し高いところから、細く細く、真ん中へ注ぎます。」
ぺ「はい。」
マスター「豆が膨らんでフィルターの端まで行き渡るまで、真ん中に注ぎます。」
ぺ「はい。」
マスター「豆が膨らんで端まで行き渡ったら、ゆっくりと円を描きながら中央から外へお湯を注ぎます。」
ぺ「はい、。」
マスター「外までいったら、又中央へ向かって注ぎ、一旦止めます。」
ぺ「はい。」
マスター「お湯が全て落ちきる前に2度目のお湯を注ぎます。今度は中央から直ぐに外へ向かって円を描きながら、、1回目と同じように、。」
ぺ「はい。」
マスター「外から又、中央へ、、。はい、これで、出来上がり、です。」
ほわほわ〜
ぺ「わぁ、、良い香り~~。」
マスター「お待たせ致しました。本日のコーヒーはキリマンジャロ、、です、どうぞ。」
ぺ「頂きます。」
ごく
ごく
ぺ「あ~~優しい味、、、程よい酸味で、、とっても美味しいです、幸せ~~♡」
ニッコリ
マスター「ありがとうございます。苦めがお好きな方は90℃ぐらいのお湯で淹れられると良いのですが、。」
ぺ「へぇ、そうなんですか、、。でも私、これくらいの優しい苦さ、、が良いです。」
マスター「ハハ、それは良かった。あ、でも、もしアイスコーヒーを淹れられるなら、お湯は熱め、98℃ぐらいがおススメですよ。」
ぺ「はい、わかりました、ありがとうございます。」
コーヒー
6杯分
豆60g、水5カップ
珈琲
[性味/帰経 ] 温、甘、苦 / 肺、肝、胃、脾、心
[働き]⑴昇陽益気 眠気、やる気がない
⑵利水排尿 動悸、尿の出が悪い
*1日に3杯以下
マスター「ところでぺんたんさん、、お腹、、空いてませんか?」
ぺ「え?」
マスター「なんだか、以前のカフェを思い出して懐かしくなってしまったので、、懐かしついでにもうひとつ、、。」
ぺ「もうひとつ?」
マスター「はい、懐かしのナポリタン、、作ります。」
ぺ「わっ、、嬉しい、。」
トントン
パカッ
シャシャシャッ
マスター「こうして卵を割って、泡立て器で牛乳と混ぜて、エッグミルクを作るのです。」
ぺ「エッグミルク?」
マスター「はい、鉄板ナポリタンの下に敷いてある卵です。」
ぺ「へぇ、、あれってエッグミルクって言うんですか、。そっか、、牛乳で、、通りで普通の卵よりふわっとしてるなぁって、、。」
マスター「はい、鉄板を火にかけて温め、油を引いてエッグミルクを流し入れ、焼いている間にフライパンでナポリタンを作ります。」
シャッシャッ
シャッシャッ
マスター「そうして、出来上がったナポリタンを焼けたエッグミルクの上にのせ、最後にグリンピースを3粒のせて、。」
パラッ
マスター「はい、完成、、懐かしのナポリタン です。どうぞ。」
ぺ「わっ、わわわぁ~~、これが『懐かしのナポリタン』、、めちゃくちゃ美味しそう、、頂きまーーす。」
くるくるッ
パクッ
くるくるッ
パクパクッ
ぺ「美味しい、、マスター、、とーーーっても美味しいです、。」
マスター「そうですか、、では僕も一緒に、、頂きます。」
くるくるッ
パクッ
マスター「ほんとだ、美味しい、、。」
ニコッ
エッグミルク
2人分
卵2個、牛乳300cc
ナポリタン
麺、玉ねぎ、ピーマン、赤ウィンナー4本、グリンピース6粒
ぺ「はむすた母娘さん、遅くなりましたが、お約束のコーヒーの淹れ方、マスターに教わりましたので、参考にして頂ければと思います。」(^^)v
*はむすた母娘さんのブログはこちら