柿は発酵させるべし!
ヒュー
ヒューーーッ
ぺ「風が冷たい、、急に冬っぽくなってきたような、、」
ほわほわ
ぐつぐつ
ぺ「ん?どこからともなく良い匂い〜〜」
仙「ウホホッ、冬大根の季節じゃ、とろとろの里芋もたっぷり〜」
ぺ「仙人、いい香りがすると思ったら、、」
仙「おでんの季節じゃのう、ぺんたんよ」
ぺ「そうですねー、大根&里芋love ♡」
グビっ
仙「おでんには日本酒、欠かせんのう」
グビグビっ
グビグビグビッ
ぺ「ふっ」
仙「なんじゃ、、」
ぺ「そうくるだろうと思って、、」
仙「そうくるだろうと思って⁈」
ぺ「作ったんですよ、昨日」
仙「何を?」
ぺ「はい、こちら解酒作用バッチリ!の『柿の糠漬け』」
仙「ほぉ」
するする
トントン
ぐぐぐっ
ぺ「1日漬けておいたので、出来上がりです」
仙「ウホッ」
ぽん
ぺ「柿の糠漬け、召し上がれ」
パクッ
仙「お、これはうまい!柿の甘みと糠の酸味、見事じゃ」
ぺ「オマケでホワイトアスパラガスも漬けました」
ぽん
パクッ
仙「アスパラガス、シャキシャキじゃ、うまい!」
柿の糠漬け
材料
- 柿
- 糠床
作り方
- 柿は洗ってヘタをとり皮を剥き、半分に切る。(柿は固めのものを使う)
- 糠床に漬ける(皮も)(ヘタは干して薬膳茶に)。
- 1日漬けたら取り出して、適当な大きさに切る。
- (アスパラガスを漬ける場合は、漬ける前に塩で板ずりする)
柿の塩麹漬け
材料
- 柿(100g)に塩麹小さじ1の割合
作り方
- 柿の皮を剥き適当な大きさに切って、塩麹と一緒にジッパー袋に入れて混ぜ、空気を抜き一晩おく。
柿 止咳平喘類(しがいへいぜんるい)
[性味/帰経 ] 寒、甘、渋/心、肺、大腸
[働き]⑴清熱潤肺 肺熱の咳、喀血、便秘
⑵生津止渇 胃熱傷陰、口渇、口内炎
⑶解酒熱毒 二日酔い、酒の飲み過ぎ
アスパラガス 滋陰類
[性味/帰経 ] 微温、甘、苦/肺、心、肝、腎
[働き]⑴滋陰生津止渇 発熱、喉の渇き、便秘
⑵潤燥止咳 空咳、痰、結核の咳、肺膿
⑶殺虫止痒 皮膚の痒み、乾癬
仙人問答
ぺ「柿はビタミンCが豊富で風邪予防や二日酔いに良いと言われてますが、『柿酢』を作ってみたら更にその効能がアップする事がわかったので、柿を発酵させれば良いと思って、作ってみたんですよ」
仙「ほお、それは素晴らしい、発酵させれば柿の体を冷やす作用が変化するからのう」
ぺ「はい、冷え性の人でも大丈夫!」
仙「糠床がなければ、塩麹で漬けてもよいのう」
ぺ「はい、塩麹バージョンの作り方も書いておきました!」
仙「よしよし、塩麹に漬けて半日~1日おけば柿が発酵するのでな」
ぺ「柿は肺を潤す作用があるので、乾燥して咳が出やすくなるこの時期にはピッタリ、風邪予防です!」
仙「ふむ、アスパラガスも潤す作用があるので一緒に食べればウルウル潤い、お肌もしっとり」
ぺ「デリケートな『肺』を気遣いたいこの季節、乾燥を嫌う肺にとって潤いは大切〜」
パクッ
仙「ウホッ、風邪予防に解酒作用。『柿の糠漬け』は最強の酒の薬膳つまみじゃ、ウハハハハーッ」
グビグビ
グビーーーーッ
*柿と白菜の浅漬け
*柿酢の作り方はこちら
*干し柿の作り方はこちら
*柿のへたの使い方はこちら