彦星に逢えたかな?
ギラギラギラ、、ジリジリジリ、、
ミーンミーン、、サヤサヤサヤ、、、 サ ン セッ ト
キラキラ キラキラ
ぎぃ〜
ぺ「今晩は、まだいいですか?」
マスター「ぺんたんさん、いらっしゃいませ、どうぞ。」
ぺ「夜まで営業して見えるんですね。」
マスター「ええ、日によって違うんですが。」
ぺ「毎日暑いですよね。夜になったら少しは涼しいかと思って、お散歩に来たんです。」(まさか、昼寝しすぎたなんて言えないし、。)
マスター「女性の1人歩きは危ないですよ、気をつけてください。」
ぺ「あ、はい。」(マスター、心配してくれた、うれしっ!)
マスター「何を召し上がりますか?」
ぺ「えーと、何にしようかしら?」
マスター「夜は、お酒も置いてあるんですよ。」
ぺ「え、そうなんですか? 百薬の長だぁ。」
マスター「え?」
ぺ「あ、いえ何でもありません。」
マスター「宜しければメニューをどうぞ。」
menu
薬膳酒
なつめ酒
桂花酒
ぺ「どれがいいのか、よくわかりません。オススメはありますか?」
マスター「そうですね。この時期なら、なつめ酒か枸杞酒が良いですよ。」
ぺ「では、枸杞酒で。」
マスター「かしこまりました。」
ぺ「今夜は星が見えるかしら?」
カチャカチャ カチャカチャ トク トク トク
マスター「外にもテーブルがあるんですよ。そちらで召し上がりますか?」
ぺ「わ、素敵、じゃ外のテーブルにします。」
ぎぃ〜
マスター「ではこちらにどうぞ。枸杞酒です、2年ものですよ。」
ぺ (え?2つ?) 「綺麗なお酒〜」
マスター「夏の暑い時期には、赤い色のものが良いですからね。」
ぺ「あ、そうでした。赤い色の食薬は心に帰経する、、。」
マスター「今夜は僕も一緒に頂こうかな?」ニッコリ
ぺ (ズキューン)「え、あ、それで、、もちろんです、どうぞ。」ドキドキ ドキドキ
マスター「お味はいかがですか?」
ぺ「は、はい、美味しいです。」(もう味なんかわかんない)
マスター「星が綺麗ですね。」
ぺ「はい、本当に。」ドッキドッキ ドッキドッキ
ぺ 「ゴクッゴクッ」(あーだめだぁ、心ファイヤーの音が凄いことになってるー、枸杞酒よ、早く心に帰経してー❣️)
材料:枸杞子100g リカー(度の強いものが良い)1000cc
作り方:枸杞子をきれいに拭いて、熱湯消毒した瓶に入れ、リカーを注ぐ。密封して1ヶ月以上おく。
飲み方:1日20mlを目安に飲む。水やお湯で割って飲んでも良い。また、少量の蜂蜜を加えても良い。
効能:虚弱を補い、精気を益し、冷風を除去。めまい、多涙を止め、精神不安、不眠を癒す。血液を補い体を丈夫にする。