柿酢を濾す9月
皆様こんにちは、ぺんたんです
6月の高知旅
おじさんのお陰で全部すっ飛んじゃった!
そう思っていたけれど
ぼつぼつとブログにアップする事で
楽しかった日々を取り返せた気がした・・・
柿酢11ヶ月
昨年10月に仕込んだ柿酢を濾してみました
2021年度産は2ヶ月ぐらいで濾してしまったので
2022年度産は11ヶ月寝かせましたよ
もう1ヵ月置けば1年じゃん!と思うんですが
そろそろ柿も出始めたので容器を空けて今年の柿酢作りに備えないとね
11ヶ月ものはこんな感じです↓
まっ茶っ茶
上部は分厚い酢酸菌膜で覆われてますね
気温の高い日などは
そばを通ると
ぷ〜〜ん
と 酢の匂いが漂ってきます
柿酢がね「ここにいるよ」とアピールしてきているみたいで
よしよし
と 覗き込んでみたり
キッチンペーパーを外してみると
不思議な世界
ザルに濾し袋をセットして
ドバドバっ
ドロドロですが
直ぐにも
ポタポタ
と落ち始めます
2ヶ月で濾した時より茶色いです
味もこちらのが酸味が強い気がします
瓶に詰めて
蓋はしないで
またキッチンペーパーで覆っておきましょう
酢酸菌がイキイキできるよう今回も絞りまくって
瓶には濾した後のカスも少量入れておきました
残りのカスは
糠床へ
堆肥作りへ
と
2022年度産の
美味しい「にごり柿酢」が出来ました♪
*2022年の柿酢作り
*2021年の柿酢作り
らんまん
朝ドラ「らんまん」
遂に完結です!
思えば5年前
沈下橋を渡りたくて高知に行った時
「朝ドラに牧野富太郎を!」という会のポスターか何かがあって
私はそこに署名をしてきたのです‼︎
多くの署名が集まってこの4月に放送スタート
そして私は6月に念願の牧野植物園へ
朝ドラをこんなに一生懸命見たのは初めてで
でも、始まる前は
大丈夫かなぁ
お茶の間が不愉快にならないかなぁ
と
いくら立派な植物博士とはいえ
重婚だし
借金まみれだし
家賃払えなくて夜逃げの回数も半端ないし
でも お見事ですね、作家の長田育恵さん
牧野富太郎という人物の人生の根幹をしっかり取り入れ
余分な枝はばっさり切り落とし
「牧野万太郎物語」という素晴らしいフィクションに創り上げている
さまざまな史実、発見、研究、発表
牧野富太郎を取り巻く人たちは
どの人にスポットを当てても主役になりうる様なドラマチックな人達ばかり
専門的な植物学の世界も
視聴者にとって難しくなり過ぎないよう
貧乏生活さえもコミカルに
植物と登場人物を結びつけながら
優しく朗らかな物語が作られている
長屋の文学青年が坪内逍遥がモデルだとは最終週まで気が付かなかったけれど
(「早稲田に演劇の博物館を」というセリフで初めて気づいた)
スエコ、畑野、藤丸を始めとして全ての登場人物がとても愛おしい存在だ
長田育恵さん(早稲田大学出身)は脚本だけでなく、劇作家でもあるそうなので、彼女の舞台作品も是非観てみたい!
そして
神木隆之介さんが
文句なくすんばらしい!!!
牧野万太郎役が神木くんでよかった
緻密で繊細な演技
笑わせて頂きました
泣かせて頂きました
長田育恵さんとのコンビは最高でした♡
惜しむらくは
主題歌がこの作品、作家、主役の力量と釣り合っていない事
理解できていない事かな、、(などと偉そうに、、)
幕末から明治、大正、昭和と
日本の国の変貌も興味深く
その変貌していく時代にも揺るがず
ひたすら自身の植物研究を貫いた人
「フィールドの人」と言われている牧野博士
日本中で植物採集会を開き
多くの人に植物の知識を惜しげもなく与えた
博士は人々の心にもたくさんの種を蒔いたんですね
私も誰かの心に残るような種を撒けたら
次の世代へと受け継がれていくように種を撒けたら
そんな仕事が出来たらいいな
と思いながら
牧野植物園で買った博士の植物絵図カレンダーを見つめている
自然界便り
垣根に植えたタマスダレが満開♡
田んぼのシラサギくん
編集後記
旅の記事を書いている間も
まだまだおじさんの後始末に振り回されていて
ブログの中でるんるんと高知を楽しんでいる私と
現実の私とのギャップが
何か奇妙で
8月、9月と2ヶ月かけてアップした高知旅の記事
お付き合いくださった皆様 ありがとうございました♪
やっと
秋の気配が〜