薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

和三盆&米粉&オートミールでスノーボールクッキー

 

阿波和三盆糖を使って

 プレーン&柚子&黒胡麻

 

 

ガラガラッ

 

ぺ「皆さん、お待たせしました!」

道子「ぺんたんさん、今日はなあに?里の女子会かしら」

 

ぺ「アハハ、女子会ではないんですけど、里の女子の皆様にクリスマスのスィーツをプレゼントしようかな、、と」

ミスシュガー「えっ!スィーツ‼︎」

 

ぺ「はい、6月に四国に行った時に『阿波の和三盆糖』を買ってきたので、それを使ってプチスィーツです」

もこ「阿波の和三盆?」

 

ぺ「はい、干菓子などに使われるお砂糖なんですけど、『竹糖』と呼ばれるサトウキビを使って作られているんです」

道子「へぇ、初めて聞いたわ、」

 

ぺ「職人が時間をかけて創り出す貴重な一品で、すっごく優しくて品の良い甘味のお砂糖なんです」

ミスシュガー「うわ、そんな特別なお砂糖でスィーツを⁈」

 

ぺ「はい。和三盆糖はそのまま味わっても良し、和食に使っても良し、で、私はお正月の黒豆を煮る時にも使ってます。甘ったるくなくて本当に美味しいんです。」

もこ「うふふ、なんか楽しくなってきたわ」

 

ぺ「今日は、その和三盆糖の優しい甘みを生かした『スノーボールクッキー』を作ります!」

ミスシュガー「ヤッターーーーッ」

 

ぺ「小麦粉は使わず、米粉オートミール粉で作ります」

道子「グルテンフリーね」

 

ぺ「はい。お味は、プレーンと柚子と黒胡麻の3種類を作ってみます」

もこ「ん〜〜美味しそう〜」

 

ぺ「でも和三盆糖の風味を損なわないよう、柚子も黒胡麻も控えめに入れるんですけどね」

ミスシュガー「さぁ、作ろう、作ろう!!」

 

ぺ「はい、では下準備から~」

皆「オーーッ!」

 

ぺ「まずオートミールをバイタミックスで粉にします」

 

ウィーン

 ウィーンウィーンウィーン

 

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オートミールは粉にしておく

 

ぺ「オートミール粉と米粉を合わせて、、」

サラサラ

道子「はい、出来たわ」

 

 

ぺ「柚子は洗って皮をすりおろし、黒胡麻は乾煎りして粗めにすり潰します」

 

シュ

 シュシュ

 

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柚子は皮をすりおろし、黒胡麻は乾煎りしてする。


道子「あ〜柚子の良い香り~」

ぺ「柚子の皮にはたっぷりビタミンCが含まれてますからね、」

 

もこ「黒胡麻はこんな感じ⁈」

ぺ「はい、荒めで大丈夫!ゴマはすったほうが効能が高まります」

ごりごり

 

 

ぺ「下準備ができたので、バターと和三盆糖をボウル入れ湯煎して溶かし混ぜます」

ミスシュガー「ここは任せて‼︎」

 

とろとろ

 混ぜ混ぜ

 

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バターと和三盆をボウルに入れ、湯煎しながら混ぜる。

 

ぺ「混ざったら湯煎から下ろして、アーモンドプードルを入れます」

ザザッ

 

ぺ「それから、オートミール米粉を合わせたものを数回に分けて入れ、混ぜます」

 

ササ

  混ぜ混ぜ

サササ

 混ぜ混ぜ

 

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湯煎からおろし、アーモンドプードルをまぜ、粉類も混ぜる。

 

ミスシュガー「いい感じ~」

ぺ「混ざったら3等分して別々のボウルに入れ、一つに黒胡麻、一つに柚子を入れて混ぜ、それぞれ8等分して丸めます」

 

くるくる

 くるくる

 

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3種類に分け、それぞれ8等分して丸める。


ぺ「予熱したオーブンで焼く!」

ピッ

 ジージー

  

 

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焼き上がったら冷まし、和三盆をまぶす。


ミスシュガー「うわー焼けたーーーーッ」

ほわわわ〜


ぺ「冷めたら、仕上げに和三盆糖をまぶして完成です」

 

ころころ

 ころころ

 

 

ぺ「メリークリスマス!

『阿波和三盆糖のスノーボールクッキー』

 

 

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和三盆&米粉オートミールのスノーボールクッキー❣️



皆「わー美味しそう〜。頂きまーーーす」

 

パク

 パク

  パク

 

道子「美味しい、、ほんと優しい甘み」

ミスシュガー「ほんのり柚子の香りが~」

もこ「黒胡麻の風味も穏やか〜~」

 

皆「いや〜〜ん、美味しくて止まらない〜ーーーーッ♡♡♡」

 

もう一個

 もう一個

  もう一個


ぺ「あーーダメダメ!全部食べちゃダメ❗️1日おくともっと美味しくなるからー」

 

ピタッ

 

皆「はい❗️」

 

 

 

 

和三盆&米粉&オートミールスノーボールクッキー

 



材料

《24個分》(8個×3種類)

  • 米粉50g
  • オートミール粉50g
  • アーモンドプードル70g
  • 和三盆25g
  • 無塩バター75g
  • 胡麻小さじ1
  • 柚子皮小さじ1/2
  • 仕上げ用和三盆適宜

   

作り方

  1. 無塩バターを室温に戻しておく。
  2. オートミールはミル等で粉にし、米粉と合わせておく。
  3. 柚子は洗って水気を切り、皮をすりおろす。
  4. 黒ゴマはから入りして、荒めにすり潰す。
  5. ボウルにバターと和三盆を入れ、湯煎しながら溶かし混ぜ合わせる。
  6. 5を湯煎からおろし、アーモンドプードルを入れて混ぜる
  7. 6に、2の粉を3、4回に分けて入れ混ぜる。
  8. 7を3等分してボウルに分け、ひとつに3の柚子皮、ひとつに4の黒ゴマを入れてそれぞれ混ぜる。
  9. 8をそれぞれ8等分し丸める。
  10. オーブンを170°で予熱し、9を13分~15分焼く。
  11. 焼き上がったらオーブンから取り出し、冷ます。
  12. 11に和三盆をまぶして完成!

*1日おくと、柚子や黒ゴマのフレーバーが落ち着き更に美味しくなります。

 

 

阿波和三盆糖

 

 

 

燕麦(えんばく)(オートミール) 補気

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃

    ⑴補中益気 食欲低下、虚弱無力、自汗

    ⑵通便止血 便秘、大便不暢、吐血、血便、不正出血

 

粳米  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢

    ⑵除煩止渇      精神不安、イライラ、口渇

 

アーモンド

[性味/帰経 ]  平、甘/心、肝、肺、大腸

[働き]⑴消化吸収

    ⑵血の不足、肺・腸の乾燥

    ⑶精神不安

 

柚子   理気

[性味/帰経 ]  温、辛、苦/肺

[働き]⑴理気和中 脾胃気滞の腹脹満、嘔吐、食欲不振、消化不良

         ⑵燥湿化痰 胸苦しい、咳、多痰、喘息

 

胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎

[働き]⑴滋補肝腎・養血益精 耳鳴り、頭痛、めまい、白髪、疲労

         ⑵潤燥滑腸 皮膚乾燥、腸燥便秘

 

 

 

*薬膳クリスマスメニュー

 

・チキン

www.senninlife.com

 

 

・サーモン&ローストビーフ

www.senninlife.com

 

 

・ホワイトスープ

www.senninlife.com

 

 

・グリーンスープ

www.senninlife.com

薬膳おせち「柚子柿なます」

 

「かぶ・柚子・干し柿」で消化を促進!

〜食べ過ぎがちなお正月に〜

 

 

ヒューヒュー

 ヒューヒューヒューー

 

仙「ウホッ、冬らしい風の音じゃ」

 

ズボッ

 ズボッズボッ

 

仙「ぺんたんよ、カブが掘れたぞ、薬膳講座じゃ、皆を呼べ!」

ぺ「え?あ、はーい」

 

 

 

仙人の薬膳講座

 

 

仙「皆、12月じゃ、そろそろお節の準備をするとしよう」

皆「おせち⁈」

 

仙「ふむ、この時期はなにかと慌ただしく、薬膳講座もサボりがちじゃが、今年は皆で薬膳おせち作りじゃ」

皆「わー嬉しい〜♪」

 

仙「今、カブを掘ってきたのでな、これと、柚子、それにぺんたんが作った干し柿を使って『柿なます』を作るとしよう」

皆「はーい」

 

ウキウキ

 ワクワク〜〜♪

 

仙「今日は赤かぶを使うが、もちろん白カブでも良いぞ」

ぺ「赤色って、なんかアンチエイジング効果がありそうで、、好き♡」

 

仙「柿酢でも良いのじゃが、柿酢を作ってない人もおるじゃろうから、一般向けに柚子を使うとしよう」

皆「柚子も好きです〜〜」

 

仙「今日のポイントは、余分な調味料を使わず、食薬の五味を生かして作る!これが薬膳おせちじゃ」

皆「はーい、薬膳はうす味が基本でーす」

 

ぺ「では、まずカブを洗って切ります、スライサーを使うと綺麗に出来ますよ」

 

スラー

 スラー

  スライサー

 

 

ぺ「茎も入れて、塩をふって、混ぜて、ラップして、一晩寝かせます」

仙「塩の量はカブの重さの2%じゃ、ラップをしたら重しもしておこう」

 

ドカン

 

ぺ「あ、重しはなくても、ジッパー袋に入れて寝かせても大丈夫ですよー」

 

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カブを切って、塩をふり、ラップして一晩置く




仙「よし、これが一晩置いたものじゃ、重しをしたのでしっかり水が出ておるぞ」

 

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水気を切る

 

ぺ「はいはい、では、これをしっかりぎゅーっと絞って水気を切ります」

 

ぎゅー

 ぎゅーぎゅーぎゅーーーーッ



仙「では次は柚子を搾るのじゃ」

 

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ゆずを搾る

 

キュッ

 キュキュッ

 

皆「あ〜〜いい香り〜〜」

 

仙「あとは簡単じゃ」

ぺ「干し柿を切って、昆布を切って、柚子の皮も切って」

 

トントン

 トントン

  トトントン

 

仙「柚子果汁も入れて、全て混ぜ合わせる」

 

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カブに干し柿、ゆず果汁、昆布、柚皮を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で1日寝かせる


皆「美味しそう〜」

ゴクリ

 

仙「ウホッ、まだ食べてはならぬ」

皆「えっ⁈」

 

仙「混ぜ合わせてから一晩冷蔵庫で寝かせて味を馴染ませるのじゃ」

皆「はぁーー」

 

 

ぺ「はい、こちらが一晩寝かせたものです」

仙「薬膳おせち『柚子柿なます』じゃ」

 

ぽん

 

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薬膳おせち「ゆず柿なます」


皆「綺麗〜」

皆「かぶ全体が赤く染まって〜」

 

ぺ「さぁ皆さん、召し上がってみてください」

皆「はーい、頂きまーす」

 

パク

 パクパク

 

皆「柚子の香りが〜」

皆「干し柿の甘味が〜」

皆「カブに柚子の酸味が絡んで」

皆「茎の辛みもいいわぁ」

 

仙「カブや茎の辛味・苦味、干し柿の甘味、柚子の酸味・苦味、昆布の鹹味、食薬の五味を使った薬膳じゃ」

皆「食薬の五味‼︎」

皆「ほんと、カブに塩をふった以外、何ひとつ調味料を使ってないのに、こんなに美味しい!」

 

仙「食べ過ぎ飲み過ぎになりやすい正月に、消化を良くする薬膳じゃ。皆、作っておくと良いぞ」

ぺ「冷蔵庫で1週間ほど持ちますので、29日の夜あたりから作業を始めるといいですよ」

皆「はーい!」

 

 

 

柚子柿なます   

 

《立法: 健脾消食》

 

材料

  • かぶ1個(今回のは300g)
  • 塩6g(かぶの2%)
  • 柚子果汁大さじ1.5、柚子皮適宜
  • 干し柿1〜2個(干し柿の大きさにより調節)
  • 昆布3㎝角1枚

   

 

作り方

  1. カブはスライサーで薄切りにする。茎は1㎝ぐらいに切る。
  2. 1をボウルに入れ、カブの2%の塩を加えて混ぜ、ラップをして重しをし、冷暗所で1日おく。
  3.  2のカブの水気をしっかり切る。
  4. 柚子は洗って切り(無農薬でない場合は粗塩を皮にこすりつけて洗う)、果汁を絞る。
  5. 干し柿は5mm角に切る。干し柿が硬い場合は、切った干し柿を柚子果汁につけておく。
  6. 昆布は1mm幅に切り、柚子の皮も同様に切る。
  7. ボウルに3のカブ、柚子果汁、干し柿、昆布、柚子皮を全て入れて混ぜる。(柚子果汁、干し柿の量はカブの大きさにより加減する)
  8. 保存容器に入れて冷蔵庫で一晩寝かせ、味をなじませる。
  9. 冷蔵庫で1週間ほど保存できる。

*「柿酢」を作られた方は、柚子果汁の代わりに柿酢でも出来ます。よりまろやかで美味しい「柿なます」ができます。

*余った柚子皮は干してから保存し、お吸い物、茶碗蒸し、烏龍茶等に。

*余った柚子果汁はハチミツを入れてホット柚子ドリンクに、又は柚子皮と一緒に味噌に混ぜて柚子味噌等に。

 

 

 

蕪  消食類

[性味/帰経 ]  平、辛、苦/肺、脾、胃

[働き]⑴下気寛中    消化不良、脘腹脹満、げっぷ、吐き気

         ⑵清熱利湿     多汗、ほてり、黄疸、消渇

 

柿  止咳平喘類(しがいへいぜんるい)

[性味/帰経 ] 寒、甘、渋/心、肺、大腸

[働き]⑴清熱潤肺 肺熱の咳、喀血、便秘

         ⑵生津止渇 胃熱傷陰、口渇、口内炎

         ⑶解酒熱毒 二日酔い、酒の飲み過ぎ 

 

柚子   理気

[性味/帰経 ]  温、辛、苦/肺

[働き]⑴理気和中 脾胃気滞の腹脹満、嘔吐、食欲不振、消化不良

         ⑵燥湿化痰 胸苦しい、咳、多痰、喘息

 

昆布  化痰

[性味/帰経 ]  寒、鹹/ 肝、胃、腎

[働き]⑴消痰軟堅 瘰癧(るいれき)、肝腫、脾腫、睾丸の腫大疼痛

         ⑵行水消腫 水腫、げっぷ、血便、脚気、浮腫

 

 

 

*「胡桃入り田作りおせち」はこちら

www.senninlife.com

 

 

 

 

仙人問答

 

 

ぺ「仙人、かぶの柚子柿なます、美味しかったですね」

仙「そうじゃろう、、」

 

ぺ「美味しいだけじゃなくて、薬膳効果もバッチリ!ですね」

 

仙「ふむ、かぶは消化不良やゲップを改善する」

ぺ「はい、食べ過ぎにはもってこい!」

 

仙「柿は干すことでビタミンCは少なくなるが、食物繊維が豊富になり、水の代謝も良くする。」

ぺ「干し柿は便秘やむくみを改善!ただし、食べ過ぎてはダメ!」

 

仙「柚子は気の巡りを良くし、お腹の張りを解消し体内の流れをスムーズにする」

ぺ「ビタミンCたっぷりの皮と果汁は二日酔い予防にもなり、酒の肴にもバッチリ!」

 

仙「薬膳おせちで、楽しい正月じゃ」

ぺ「はい!」

 

仙「さて、お次は山のパトロール、ウハハハハーーッ」

 

ヒューーーーン

月刊仙人life 11月号 2023

 

 

タネをとる人11

 

 

皆様こんにちは、ぺんたんです

 

紫蘇の種

エゴマの種

 

はぶ草の種

エビスグサの種

 

茱萸の赤い実

マイヤーレモンの黄色い果実

 

収穫の秋

 

 

 

 

柿酢&干し柿

 

 

 

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渋柿で柿酢 10日目

 

やっぱり今年も作りました

柿酢&干し柿

 

干し柿作りで出た皮に渋柿を追加して柿酢作り!

今回はオール渋柿で作ります

 

  • 毎日かき混ぜながら様子を見る
  • 10日ほど経つと、昨年同様、柿は発酵してどんどん柔らかくなっていくのだけれど、少し様子が違う
  • 昨年まではどろどろになっていた柿酢、今年は水分が出て透明の液体が上部に上がってくる
  • 柿は崩れているけれど、ボソボソしてカップ麺に入っているフリーズドライのたまごのような感じ
  • 液体と分離していて、柿の色も薄め
  • 液体をなめてみると 甘い!

 

どんな柿酢が出来るかな?

 

 

*柿酢の作り方

www.senninlife.com

 

 

 

 

 

干し柿は昨年作って美味しかった「ひらたね柿」に

今年新たに「蜂屋柿」を追加して作りました

蜂屋柿はサイズも2種類大&小

小の方は柿酢作りにも使ってます

 

おひさまと風の力を借りながら

毎朝優しく愛情込めて揉みました♪

色とりどりの干し柿たち

お味の違いは⁈

 

 

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蜂屋柿大&小・ひらたね柿

 

 

干し柿の作り方

www.senninlife.com

 

 

 

 

金木犀のその後

 

 

10月に漬けた桂花酒

ぷかぷかとリカーの上部に浮かんでいた花びらが

1ヶ月経ちリカーの下に沈みました

少し味を見てみます

白ワインを少し入れたので甘みもあり

金木犀の花の香りが豊か〜な薬膳酒

就寝前にお湯で割って飲めばリラックス出来そうです♪

 

 

桂花酒&桂花蜜

 

 

 

そして昨年作っておいた「桂花蜜」

3ヵ月経ったところで味見

うーん、、

半年経ったところで味見

まだまだ、、、、、

 

枇杷シロップなんか1年ぐらいの熟成じゃ全然で

2年、3年とおくと ググっと濃厚で美味な枇杷シロップが出来上がりますからね

 

桂花蜜もまずは1年しっかり寝かせて

いざ!

パンケーキに‼︎

 

口の中にパーっと金木犀の香りが広がり

絶品❗️

美味しすぎる〜〜♡♡♡

 

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桂花蜜でパンケーキ



 

 

*桂花酒の作り方

www.senninlife.com

 

 

 

*桂花蜜の作り方

www.senninlife.com

 

 

 

 

 

薬草園便り

 

 

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マイヤーレモン&レモン酒

 

マイヤーレモン

今年は20個以上収穫できました!

虫喰いさんやら、見た目のよろしくないものはレモン酒に

綺麗どころはプレゼントに♡

蜂蜜に漬けてマイヤーレモンシロップ

カルパッチョソーダにも♪

 

 

 

 

 

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茱萸の実

茱萸の実はこれだけ

この赤い実

渋いんですよーーッ

さすが収渋類!

 

 

茱萸サンシュユ) 収渋類

[性味/帰経 ] 微温、酸、甘/肝・腎

[働き]⑴補益肝腎 肝腎虚損のめまい、腰膝だるさ、勃起不全

    ⑵収斂固渋 遺精、滑精、頻尿、尿失禁、多汗

    ⑶収斂止血 不正出血、月経過多

  

 *薬膳素材辞典より

 

 

 

 

 

 

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蘇子酒(紫蘇の種)

 

薬酒の中で一番一番いちばーーーーん手間のかかる「蘇子酒」

今年も漬けました!

咳に効きます‼︎

 

 

www.senninlife.com





 

 

編集後記

 

 

収穫したタネ

部屋の中で

フルイにかけて選別していた

 

カーペットを撫でてみると

あちこちに

プツプツした手触り

紫蘇のタネ

エゴマのタネ

飛び散って

カーペットに埋もれている

 

日当たりの良いところに埋もれているタネを見つけて

水をやってみた

 

数日後

驚いたことに

カーペットから小さな小さな芽が

あっちにも

こっちにも

 

日当たりの良いカーペットの上に

畑が出来上がった

 

 

 

 

・・・

 

そんな事になったら

面白いな

タネとりびとは空想する

 

 

 

 

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エゴマにてんとう虫

 

 

 

 

二日酔いにも風邪予防にも「柿の糠漬け」

 

柿は発酵させるべし!

 

ヒュー

 ヒューーーッ

 

ぺ「風が冷たい、、急に冬っぽくなってきたような、、」

 

ほわほわ

 ぐつぐつ

 

ぺ「ん?どこからともなく良い匂い〜〜」

 

仙「ウホホッ、冬大根の季節じゃ、とろとろの里芋もたっぷり〜」

ぺ「仙人、いい香りがすると思ったら、、」

 

仙「おでんの季節じゃのう、ぺんたんよ」

ぺ「そうですねー、大根&里芋love ♡」

 

グビっ

仙「おでんには日本酒、欠かせんのう」

 

グビグビっ

 グビグビグビッ

 

ぺ「ふっ」

 

仙「なんじゃ、、」

ぺ「そうくるだろうと思って、、」

 

仙「そうくるだろうと思って⁈」

ぺ「作ったんですよ、昨日」

 

仙「何を?」

ぺ「はい、こちら解酒作用バッチリ!の『柿の糠漬け』」

 

仙「ほぉ」

 

するする

 トントン

 

ぐぐぐっ

 

 

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柿の皮を剥いて半分に切り、糠床に入れて糠をしっかり被せる

 

ぺ「1日漬けておいたので、出来上がりです」

仙「ウホッ」

 

ぽん

ぺ「柿の糠漬け、召し上がれ」



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二日酔い、風邪予防に「柿の糠漬け」



パクッ

仙「お、これはうまい!柿の甘みと糠の酸味、見事じゃ」

 

ぺ「オマケでホワイトアスパラガスも漬けました」

ぽん

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アスパラガスの糠漬けも一緒に

 

パクッ

仙「アスパラガス、シャキシャキじゃ、うまい!」

 

 


柿の糠漬け

材料

  • 糠床

   

作り方

  1. 柿は洗ってヘタをとり皮を剥き、半分に切る。(柿は固めのものを使う)
  2.  糠床に漬ける(皮も)(ヘタは干して薬膳茶に)。
  3.  1日漬けたら取り出して、適当な大きさに切る。
  4.  (アスパラガスを漬ける場合は、漬ける前に塩で板ずりする)

 

 

 

柿の塩麹漬け

材料

  • 柿(100g)に塩麹小さじ1の割合

 

作り方

  1. 柿の皮を剥き適当な大きさに切って、塩麹と一緒にジッパー袋に入れて混ぜ、空気を抜き一晩おく。

 

 

 

柿  止咳平喘類(しがいへいぜんるい)

[性味/帰経 ] 寒、甘、渋/心、肺、大腸

[働き]⑴清熱潤肺 肺熱の咳、喀血、便秘

         ⑵生津止渇 胃熱傷陰、口渇、口内炎

         ⑶解酒熱毒 二日酔い、酒の飲み過ぎ 

 

アスパラガス  滋陰類

[性味/帰経 ]  微温、甘、苦/肺、心、肝、腎

[働き]⑴滋陰生津止渇  発熱、喉の渇き、便秘

         ⑵潤燥止咳  空咳、痰、結核の咳、肺膿

         ⑶殺虫止痒  皮膚の痒み、乾癬

 

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「柿はビタミンCが豊富で風邪予防や二日酔いに良いと言われてますが、『柿酢』を作ってみたら更にその効能がアップする事がわかったので、柿を発酵させれば良いと思って、作ってみたんですよ」

仙「ほお、それは素晴らしい、発酵させれば柿の体を冷やす作用が変化するからのう」

 

ぺ「はい、冷え性の人でも大丈夫!」

仙「糠床がなければ、塩麹で漬けてもよいのう」

 

ぺ「はい、塩麹バージョンの作り方も書いておきました!」

仙「よしよし、塩麹に漬けて半日~1日おけば柿が発酵するのでな」

 

ぺ「柿は肺を潤す作用があるので、乾燥して咳が出やすくなるこの時期にはピッタリ、風邪予防です!」

仙「ふむ、アスパラガスも潤す作用があるので一緒に食べればウルウル潤い、お肌もしっとり」

 

ぺ「デリケートな『肺』を気遣いたいこの季節、乾燥を嫌う肺にとって潤いは大切〜」

 

 

パクッ

仙「ウホッ、風邪予防に解酒作用。『柿の糠漬け』は最強の酒の薬膳つまみじゃ、ウハハハハーッ」

 

グビグビ

 グビーーーーッ

 

 

 

*柿と白菜の浅漬け

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*柿酢の作り方はこちら

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干し柿の作り方はこちら

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*柿のへたの使い方はこちら

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月刊仙人life 10月号 2023

 

 

復帰の10

 

 

皆様こんにちは、ぺんたんです

 

居座っていた夏

どうにか秋にバトンは渡された

 

 

 

 

健康の森の薬草園

 

 

気持ちの良い日が続いたので久しぶりに「あいち健康の森、薬草園」を訪れました

時々来ていたんだけで

コロナやらなんやらですっかり足は遠ざかり

 

薬草園といっても、牧野植物園内にある「薬草植物区」とは全く違っていて

単なる公園、、

公園のあちこちにチョコチョコと薬草やら木が植えてある程度

ハーブ類は沢山あるけどそれ以外は特に、、

入園料がかかるわけでもないのでジョギングやウォーキングコースとして利用している人が多い

 

何年かぶりなので、どうかな?何か新たな薬草が?

 

展示室(1室しかない)のガラスケース内には

『牧野植物園さんからお借りしてます。貴重なものですのでぜひご覧下さい』と

牧野富太郎さんが作られた植物の標本やら、書物やら

壁には牧野博士の年表も貼られていて

ああ、そうか、ここも薬草園だった・・・と再確認

 

いつものハーブが沢山植えてあるコースに向かって

ここでのお楽しみは「カレープラント」

この「カレープラント」というハーブは本当にカレーの香りがするんです

んんん?どこからかカレーの匂いが?と思ってキョロキョロするとこのハーブ

でも、カレー料理には使わないんだそうで

 

ハーブ園を通り過ぎ

あれ、ところどころ、見かけぬ立札が!

牧野富太郎博士が学名を、、」などと書かれています

へぇ、、朝ドラの影響ってすごい!

嬉しい変化ですねー

 

良い香りが漂ってきて〜〜〜

あーーやっぱり金木犀

 

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金木犀

金木犀も牧野博士が学名を命名したんですね

知らなかった!

 

 

金木犀の薬酒はこちら

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そしてなんと!

以前は植っていなかったローゼルが!

我が家とおんなじルビー色のローゼル

そしてもう一つ珍しい白いローゼルもありました

ネームプレートには「ローゼル白」と書かれています

 

ローゼル白、、って

なんだかあまりにも味気ない

そこで

私、ぺんたんが「ホワイトローゼル命名いたしました(笑)



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ホワイトローゼル

 

ほとんど人も見かけない公園ですが

急に何人かの人がドヤドヤと歩いてきて

向かった先を見ると

そこにはまとめて沢山植えられてる「ローゼルコーナー」が

皆、一斉にローゼルを摘み始めました

 

「ここでもローゼル摘み⁈」

以前『公園で薬草園』を作った時に開催したローゼル摘みを思い出します♪

 

ローゼル摘みが終わって、みなさんが去った後ちょっとローゼルコーナーに立ち寄ってみました

ルビー色のローゼルは見事に摘みとられ

でもホワイトローゼルはまる残り!

やっぱりね、、でもちょっとかわいそう

 

ローゼルコーナーの辺りを歩いてみると

 

あれ?

 

エビスグサに

はぶ草に

月桃まで、、

 

なに?

ここは「勝手に薬草園」⁇

 

 

しばらくぶりに訪れた「健康の森、薬草園」の中に

「勝手に薬草園」のそっくりさんが出来上がってました(笑)

 

 

 

 

 

 

おいしい給食season 3

 

 

「おいしい給食season3」始まりましたーーー!!!

と言っても

私はseason1もseason2も観ていない

たまたまAmazon primeで「劇場版おいしい給食」を観てハマりました!

 

給食をこよなく愛する中学校教師のお話

毎回、いろんな給食が登場し、それをいかに最大限美味しくいただくか、、という非常に楽しいドラマです

ストーリーには、かくし味やスパイスもバッチリ!

30分番組というのも魅力♡

 

Amazon primeでも最新話が配信されてます、BS12では土曜日夜に放送中!

 

甘利田先生が給食前に校歌に合わせて踊る姿が最高❗️

 

 

必見です!!!!!!

 

 

oishi-kyushoku3.com

 

 

 

 

 

自然界便り

 

 

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ハンガーにカマキリ

 

洗濯物を取り入れて

夜になって気がついたんですが

ハンガーにカマキリが乗っかてて

外に出すために捕まえようとしたら

鎌を振りかざしてきました!

 

 

 

 

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モロヘイヤの種

 


プランターで育てている「モロヘイヤ」
小さなお花が咲いた後

鞘が育ってきました

種ができます

でもね

モロヘイヤの鞘と種には毒があるそうで

「食べちゃダメです!」と農林水産省が言ってます

気をつけましょう

www.maff.go.jp

 

 

 

 

 

 

薬草園便り

 

 

 

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マイヤーレモン

 

「勝手に薬草園」では

マイヤーレモンが少しずつ色づいてきました

 

 

 

 

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枇杷の花の蕾

 

そして枇杷の花の蕾もほころび始めました♪



 

 

 

編集後記

 

夏からのバトンを受け取って現れたのは

彼女

 

結婚し

子供を産み

もう一人産み

私の住む世界から遠ざかっていた彼女が

10年ぶりに復帰した

 

いつもイライラして

トゲトゲしていた彼女が

生き生きと

ニコニコと

楽しそうで

嬉しそうで

木漏れ日の中で輝いている

 

そんな10月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠れない夜に「桂花酒」(金木犀)

冷えにも、咳にも

 

そよそよ

 そよそよ〜

 

ぺ「あ〜〜気持ちの良い風〜」

 

ぺ「ん?どこからか良い香りが、、」

 

キョロキョロ

 キョロキョロ

 

ぺ「あ、、金木犀!」

 

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金木犀

 

ぺ「綺麗〜、そうだちょっとお花を摘んで、、今年もマスターに、、」

 

そそ

 そそそッ

  そらそらそそそッ

 

ぎぃ〜

 

ぺ「マスター、、こんにちはーーッ」

マスター「いらっしゃいませ、ぺんたんさん、、あれ?何かいい香りがしますね」

 

ぺ「はい、金木犀が咲いてて、、いっぱい摘んできましたよ、どうぞ」

マスター「これは、、嬉しいプレゼントです、ありがとうございます」

 

ぺ「へへ、マスターまた綺麗な薬膳茶を作ってくれるかなぁ、、なんて」

マスター「そうですね、実は僕も先日少しだけ金木犀を摘んで干しておいたんです」

 

ぺ「あ、そうなんですか」

マスター「ぺんたんさんがいっぱい摘んできてくれたので、これと合わせて『桂花酒』を作ってみます」

 

ぺ「桂花酒!うわぁそれ絶対いいですね!」

マスター「桂花酒は陰干ししたものを使っても良いですし、フレッシュ金木犀でも作れます」

 

ぺ「うふふふ、、」

マスター「今回はミックスで漬けてみますね」

 

ぽん

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桂花、ドライ&フレッシュ


マスター「フレッシュ金木犀を粗めのザルに入れてふるい」

 

パラパラ

 パラパラ

 

マスター「サッと洗って」

 

ササッ

 

マスター「キッチンペーパー等で水気をしっかり切って、暫く乾かしておきます」

ぺ「あー〜金木犀の香りが、、たまらないわー」

 

マスター「下処理が済んだら、後は消毒した瓶に入れてリカーを注ぐだけです」

ぺ「どんな味になるのかなぁ〜」

 

マスター「リカーだけでなく白ワインも一緒に入れてみますね、グッと飲みやすく美味しくなりますよ」

ぺ「わ、それ素敵!」

 

マスター「氷砂糖を入れても良いのですが、後で他の薬酒とブレンドする場合もあるので、やめておきましょう」

ぺ「はい」

 

ドボドボ

 キュッ

 

マスター「はい、『桂花酒』です」

 

ぽん

 

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冷え・咳・不眠に良い「桂花酒」

 

ぺ「わぁ、キラキラしてる」

マスター「見てるだけでも楽しい薬膳酒ですね」

 

ぺ「ほんと、、あ、でも効能もちゃんとあって、冷え・咳なんかに良いんですよね」

マスター「はい、それに桂花は『心』にも帰経するので『龍眼肉酒』とブレンドして飲めば『不安・不眠』にも良いのです」

 

ぺ「へぇ、、不眠にも、、」

マスター「物悲しい秋の夜にはぴったりかもしれませんね」

ぺ「物悲しい秋、、」

 

マスター「他にも『山芋酒』とブレンドすれば『腰痛・咳・喘息・頻尿』にも良いのですよ

ぺ「山芋!丁度収穫の時期ですから、漬けておくとgoodですねー」

 

マスター「はい」

ぺ「効能たっぷりの『桂花酒』、、早く飲みたい!」

 

 

 

 

桂花酒(金木犀)

 

《立法: 温中散寒、理気止痛》

 

材料

  • 金木犀フレッシュ125g前後(ドライ25g前後)
  • 白ワイン300~500、ホワイトリカー700~500(両方で1ℓ)
  • 氷砂糖50~100g(お好みで)

*フレッシュ金木犀:リカー=1:8ぐらいの割合

   

作り方

  1. 金木犀の花(5分咲き程度)を摘み、荒めのザルに入れてふるいゴミ、虫を落とす。サッと水で洗って陰干しする。
  2. フレッシュで使う場合は1の水気が切れたら、熱湯消毒した瓶に入れる。ドライで使う場合は1を3~4日陰干してから瓶に入れる。
  3. リカーを注ぐ(ホワイトリカーのみの場合は1ℓ、白ワインを混ぜる場合はリカーと白ワイン合わせて1ℓにする)(氷砂糖はお好みで)
  4. 蓋をして冷暗所で3週間~1ヶ月ほどおく。(ドライで作った場合は3ヶ月以上おく)(1日1回揺する)
  5. 4を濾して細瓶に移し冷暗所で保存する。
  6. 濾した後の金木犀は布袋に入れてお風呂に入れる。

 

 

 

【桂花山芋酒】

効能:咳、喘息、腰痛、頻尿

《作り方・服用》

  • 桂花酒:山芋酒=1:6+桂花蜜少々(なければ蜂蜜)でブレンド酒を作り、細瓶に保存する。
  • 1日に2〜3回、20〜30mlお湯で割って服用(毎日決まった時間に)

 

 

【桂花龍眼肉酒】

効能:不安、不眠

《作り方・服用》

  • 桂花酒:龍眼肉酒=1:4でブレンド酒を作り、細瓶に保存する。
  • 就寝前に30mlお湯で割って服用

 

 

 

*龍眼肉酒はこちら

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*山芋酒はこちら

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*桂花蜜はこちら

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桂花(けいか)  温裏類

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/心、脾、肝、胃

[働き]⑴温中散寒 脘腹冷え、疼痛、歯痛、風湿痺痛

         ⑵化痰止咳 咳・喘息

         ⑶芳香除臭 口臭

 

酒  祛風湿類

[性味/帰経 ] 温、辛、甘、苦/ 心、肝、肺、胃

[働き]⑴行気活血 胸痺、四肢の冷え

    ⑵散寒止痛 関節・筋肉の痛み、脘腹冷痛、風湿痺痛

 

新米で便通を良くする「さつまいも発芽玄米ご飯」

 

秋の味覚で脾胃を整える!

 

 

バタバタ

 バタバターーッ

 

ぺ「仙人、仙人〜〜〜」

仙「なんじゃ、ぺんたん」

 

ぺ「ほらこれ、見てくださいよ」

仙「玄米か、、」

ぺ「はい、穫れ穫れの新米です、しかも完全無農薬有機栽培!」

仙「ほぉそれは素晴らしい!」

ぺ「福井のお米なんだそうです、友人が送ってくれました!」

 

仙「よし、ではその新米で秋の薬膳じゃ、皆を呼べ!」

ぺ「はい!」

 

 

 

仙人の薬膳講座

 

 

仙「皆、久しぶりじゃのう」

皆「はい、仙人様、お久しぶりです」

 

仙「この夏は暑かったからのう、皆も疲れた事じゃろう」

皆「はい、ほんとに、、」

 

仙「今日は新米が届いたのでな、これとさつまいもを使って秋の薬膳を作るとしよう」

皆「はーい」

 

ざわざわ

 わいわい

 

仙「疲れた脾胃を整え、便通を良くする『さつまいも発芽玄米ご飯』じゃ」

皆「美味しそう、、」

 

ぺ「それでは、作っていきます」

皆「久しぶりだから、ウキウキするわ」

 

ぺ「新米玄米で発芽玄米が作ってありますので、それを使います」

皆「発芽玄米!美味しいわよねー」

 

ぺ「さつまいもは洗って皮ごと角切りにします」

 

トントン

 トントン

 

ぺ「陳皮も細かく切っておきます」

仙「みかんも美味しい季節じゃからのう、食べ終わったみかんの皮は捨てずに陳皮にするのじゃぞ」

皆「はーい」

 

ぺ「炊飯器に発芽玄米とさつまいもと塩麹を入れて炊きます」

 

ぷしゅー

 ぷくぷく

  ぷくぷく

 

ぺ「はい!炊き上がったら陳皮を入れて蒸らしましょう」

 

パラパラ

 

ほわ

 ほわわわ〜

 

ぺ「ご飯を混ぜて、、最後に炒った黒胡麻をかけて完成です!」

仙「脾胃を整え、便通を良くする『さつまいも発芽玄米ご飯』

 

ぽん

 

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便通を良くする「さつま芋発芽玄米ご飯」

 

パク

 パクパクッ

 

皆「美味しい〜」

皆「新米とさつまいもの甘みが、、」

皆「塩麹とのバランスもバッチリ」

皆「陳皮も良いアクセントですぅ〜」

皆「食べ過ぎちゃいそうーーー」

 

 

 

 

さつまいも発芽玄米ご飯

 

《 立法: 補気行気通便 》

 

材料: (2人分)

  • 発芽玄米1合、水
  • さつまいも70g
  • 塩麹小さじ1/2
  • 陳皮2g
  • 胡麻適宜

   

作り方

  1. 発芽玄米はさっと洗って分量の水に浸しておく。
  2. さつまいもは皮ごと1cmの角切りにする。陳皮は5mmほどの長さに切っておく。
  3. 炊飯器に発芽玄米、さつまいも、塩麹を入れて炊く。
  4. 炊き上がったら陳皮を入れ、10分ほど蒸らす。
  5. 4を混ぜて器に盛り、煎った黒胡麻をかける

 

 

穀芽(発芽玄米) 消食類

[性味/帰経 ]  平、甘/脾、胃

[働き]⑴消食和中 糧食類の食べ過ぎによる消化不良、腹脹、吐き気、下痢

         ⑵健脾和胃 食欲不振、少食、ゲップ

         ⑶断乳 回乳、授乳を中止する時

 

薩摩芋  補気

[性味/帰経 ]平、甘/ 肺、脾、腎、肝

[働き]⑴益気健脾 脾胃虚弱、無気力、疲れ、食欲不振

         ⑵和胃調中 吐き気、げっぷ、消渇

         ⑶潤腸通便 便秘

         ⑷退黄通乳 黄疸、母乳が少ない

 

 橘皮(きっぴ)陳皮、橘紅(きっこう) 理気

[性味/帰経 ]  温、辛、苦/脾、肺

[働き]⑴理気和中 脾胃気滞の腹脹満、嘔吐、食欲不振、下痢

         ⑵燥湿化痰 胸苦しい、咳、多痰、喘息

 

胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎

[働き]⑴滋補肝腎・養血益精 耳鳴り、頭痛、めまい、白髪、疲労

         ⑵潤燥滑腸 皮膚乾燥、腸燥便秘

 

*薬膳素材辞典より

 

 

 *発芽玄米の作り方

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*陳皮の作り方

www.senninlife.com

 

 

塩麹の作り方

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仙人問答

 

ぺ「仙人、久しぶりの薬膳講座、盛況でしたね」

仙「ふむ、新米にさつまいも、陳皮、旬のもので作る薬膳は心にも良いのう」

 

ぺ「はい、あ〜〜秋が来たなぁって」

仙「夏の疲れを補気の新米、さつまいもでしっかり補って脾胃を整える」

 

ぺ「脾胃を整え、消化を良くして便通を良くする」

仙「『気』が不足すると、巡らせる力が落ちて便秘にもなりやすいからの」

 

ぺ「気虚便秘ですね、体力不足の人やお年寄りなど、、気をつけないと」

仙「『気』を補って、少しだけ『気』を巡らせる『理気』の食薬を一緒に使う」

 

ぺ「陳皮、、ですね」

仙「そうじゃ、しかしあまり多く使ってはダメじゃ、『気』を動かしすぎて消耗してしまうからの」

 

ぺ「はい!ところで仙人、発芽玄米は玄米よりも栄養豊富で、、」

仙「ふむ、穀芽や麦芽は、穀類・麺類などのでんぷんの多いものの消化を良くするのじゃ」

 

ぺ「穀芽や麦芽が、、」

仙「炭水化物の食べ過ぎには『穀芽・麦芽』、油物や肉類の食べ過ぎには『山楂子』じゃ」

 

ぺ「はい!消化を良くする穀芽、麦芽、山楂子、上手に使い分けます!」

 

仙「では、美味しい無農薬有機栽培玄米を作ってくれた福井の方と、それを送ってくれた友人に感謝の気持ちを込めて」

 

仙&ぺ「さつまいもご飯、おかわり、頂きまーーーす!!!」

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!